朝明→お金峠→コリカキバ→銚子ヶ口→イブネ→朝明 日帰り

2019.05.03(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 23
休憩時間
1 時間 38
距離
17.0 km
のぼり / くだり
1564 / 1571 m
1 17
1 51
2 5
17
17
8
10
1 23
1 33
50

活動詳細

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先日の霊仙山の山行からアドレナリンが出っぱなしなのかわからないが もう一発ヒリヒリする山行がやりたくなった。 今回は危ないやつではなく長いやつで 数年前にやってペース配分を間違えて最後は日が暮れそうになってベソかきながら大急ぎで下山したコース。 朝明渓谷からお金明神に向かってお金峠を越えてコリカキバへ下降。北谷尻谷を歩いて銚子ヶ口まで登ってイブネ経由でぐると周回して途中前回立ち寄れなかった水舟ノ池に行って帰ってくるというやつ。帰りはイブネ北端から小峠へ下りるなど近道をする予定だがやっぱり長い・・・10時間くらいでまとめたいところだがバリエーションルートなので時間が読めない。前回の山行を参考にペース配分に気をつけてとりあえず歩いてみる事にした。 朝明を5時半にスタート。GWなのに車が多くないのはなぜか?時間が早いか? まずはいつもの道を中峠まで途中写真を撮りたくなるが最低限で済まし黙々と歩く。さすがに大瀞の渓谷美は写真に収めたいのでGoProを駆使して数枚撮った。 が、良くなかったので削除、先に進む。 黙々と歩いたのでお金明神には3時間くらいで着いた。 お金明神さまには抜かり無くお祈りしてお金峠から下降。 ここからはぐっと踏み跡が薄くなるので迷わないように。 といっても基本的に谷を詰めて尾根を上がるだけなのだが。 お金峠からの下降は容赦ない傾斜である。転ばないように細心の注意を払いながら歩く。 川に突き当たったらそこは下谷尻。コリカキバ。 この周辺はテント泊するには最高の場所である。一度やってみたい。 ここから北谷尻谷を歩く。前回はひたすら川沿いを歩いたが今回は少し離れたところに道を見つけたのでそちらを歩いた。川の岩の上を歩くよりは安全だがその分アップダウンが生じるのでどっちもどっちだった。 何度か徒渉しながら踏み跡を辿っているとピンクのテープがこれでもかと貼ってあった。銚子ヶ口への登り口だ。これなら誰も迷わんが拍子抜けでもあった。 鈴鹿最深部でもあるこの場所でこのテープの数はないだろう・・・ しかし、おかげで道をはずすことなく銚子ヶ口まで登りきる事ができた。 銚子ヶ口まで5時間半。いいペースである。 縦走路を歩き、お目当ての水舟ノ池を目指す。 池は縦走路から離れ植林の中を一旦急降下しなければならない。 この後の行程を考えると面倒ではあったが林の中を下りる。 日陰なのでひんやりと涼しい空気が気持ちよい。 尾根をひたすら下りた。池の位置を確認せずにドン突きまで下りたら随分と行き過ぎていた。痛恨のミス。 気を取り直して登り返して水舟ノ池着。 ぼく好みの寂しい雰囲気の何時間でもぼーっとできるいい池だった。 昼ご飯を食べてそこに居合わせた登山者とお話して再出発。時間は12時過ぎ。 後は縦走路をゆるふわな感じで歩いていけば終了だと思ったらここからが辛かった。 前回は日暮れも迫って焦ってバタバタ歩いたためこの辺の記憶が全く残ってなかった。こんなにきつい道だったか? こんなにもアップダウンがあったか? クラシ手前のあの登りはなんなんだ?吐きそうになったぞ。吐かないけど。 なんとか携帯食やらアミノ系のゼリーやらなんやらでごまかしてイブネ着。 テーブルランドの気持ちよいこの場所を楽しむ体力はもう残ってなかった。 この時点でスタートから8時間を越えていた。帰りを考えるとぞっとする。 14時過ぎ。イブネ北端から近道で下りる。 小峠まで35分。愛知川までイブネ北端から1時間で下りて来た。凄い。 ヘトヘトで最後の歩き。 根の平峠までのゆるやかな道でさえ辛い。師の教えで、きつくてもきつい顔はしちゃいかんと言うのがあるのであくまで顔は涼しく装って歩いた。 結局11時間かけてゴールしたのだが、近道して時短を心がけて行動したのに全然遅かった。なんでだろう、とりあえず考える体力は残ってない。おつかれさまでした。帰りは長島スパーランド帰りの渋滞に巻き込まれてしまった。チーン。

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