細久手宿～御嵩宿…東海自然歩道・中山道

東海自然歩道・恵那コース、前回の続きです。 この辺りは、ずっと中山道と重複しているので、良く整備されています。 細久手を少しすぎ、平岩の北、開元院に車を置いてスタートしました。 途中、石畳、一里塚、井戸の跡、神社、石仏など名所・旧跡がたくさんありました。 特に印象的なのは、和泉式部の廟所（墓地）です。 なぜ平安時代の有名な歌人の墓地がこんな田舎にあるのかといぶかしみましたが、 由来書きを読むと、「気ままな歌人が、気の向くまま旅をしていたら、 ここで病に冒され、そのまま没した」とありました。 京都から遠く離れたこんなところまで来るなんて、気ままにもほどがあるというものです。 また、少し離れたところには、隠れキリシタンの残した聖母マリア像があるそうです。 不思議で面白い旅路でした。