雪山(台湾)2019-05-01~03

2019.05.01(水) 3 DAYS

活動データ

タイム

14:50

距離

19.2km

のぼり

2059m

くだり

2036m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 15
休憩時間
0
距離
1.7 km
のぼり / くだり
358 / 6 m
DAY 2
合計時間
12 時間 42
休憩時間
2 時間 5
距離
15.8 km
のぼり / くだり
1695 / 1672 m
4 17
3 37
DAY 3
合計時間
51
休憩時間
0
距離
1.6 km
のぼり / くだり
2 / 334 m

活動詳細

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(玉山からの続き)台湾4日目は雪山登山口への移動日。東埔(トンポ)温泉で朝御飯を食べたあとマイクロバスで8時出発。天気は雨ですが台湾最大の湖である日月潭にも立ち寄ることになりました。コンビニに立ち寄ってビールやおやつを買い込み観光気分。途中でバスの運転手さんが茶葉卵を参加者全員に2個ずつごちそうしてくれました。椎茸とお茶で煮込んだゆで卵でおでんの卵みたいに味が染み込んでおいしかったです。日月潭では近くのお寺にお参りしておみくじを引くと「節制しなさい」とのお告げがありました。この旅が終わったらしばらくはおとなしくしたいと思います。お昼は仁愛郷という町のレストランでチョウザメ料理を頂きました。臭みのない白身で美味しかったです。このあと合歓山の道路も経由して雨でなければ眺望が良いそうですが今回は残念でした。キャベツ畑が多い梨山を経由し登山口のある武陵に着いたのは午後4時頃でした。ここで台湾では有名らしい男性ガイドの谷さんが合流。しきりにバスにあった長傘を持っていくように勧められましたが折り畳み傘を持っていたので辞退。後で傘が大活躍することになるとは思いもしなかったです。登山口から宿のシチカ山荘まで2時間と聞いてきたのでヘッドライトの着用指示もなく大丈夫かと思いながら行くと1時間程度で着いてしまいました。標高2400mにある小屋は排雲山荘のように綺麗ではないですが質素なつくりでした。この日は高校生の旅行が重なり小屋は満員状態。学生らが翌日に5km上にある小ぶりな369山荘に宿泊することになったので外国人の私たちは369山荘に宿泊できなくなったのです。晩御飯はポーターさんらが作ってくれた野菜の炒め物、猪肉ソーセージ、筍のサラダなどを頂きました。この食事が街のレストランより味が濃いので疲れた体には美味しく感じました。ガイドの李さんが令和1日目おめでとうございます!と言ってくれたのが印象的でした。翌朝は2時起床でおかゆを食べて3時出発。高校生たちは既に先行して2時に出発していました。また玉山の下山で苦しんでいたOさんは雪山登頂をあきらめてここで待機することになりました。雨具を着て小雨に濡れながら登っていて皆が傘を使うので折り畳み傘を使うと上半身が濡れずフードも不要で暑くない。長帳場ではこれがかなり有効であることがわかりました。2時間ほど登っていって途中の展望台で休憩しているとIさんが雨なので下りると言い出した。下るにもどちらかのガイド付かなければならないので3km先の369山荘まで行って待機することになりました。登りを再開するとガスが少し切れてきて、6時前に東峰についたら少し展望もでてきました。石楠花も道沿い咲いていて雨で下がっていたテンションも少しずつ回復。ここから高校生のグループを追い抜き始め、朝日も一瞬だけさしてくれました。7時前には標高3200mにある369山荘に到着し2回目の朝食のサンドイッチとミルクティーを頂きました。サンドイッチは猪肉ソーセージにチーズやトマトなどをセルフで挟んで作るスタイル。ガイドの谷さんこの辺りのポーターのリーダーらしく高校生がたべるラーメンを作るのに忙しそうでした。7時半には再出発。雪山山頂を目指します。Iさんは369山荘で待機なのでメンバーは5名とガイド2名となりました。やがて黒森林という樹林帯に入るとまるで南アルプスを彷彿とさせるような雰囲気で標高は3500mを超えていますが大木が生い茂り不思議な感じでした。標高3700mを超えて樹林帯を抜けると今度はシャクナゲのお花畑が出迎えてくれました。玉山よりも小振りですが雨の中みずみずしい姿をみせてくれました。その後、頂上手前で最後の休憩をとり、ガスが無ければここで広大なカールが見えるはずですが残念。出発前に雷が鳴り少しペースを上げて行くことになりましたがガイドの李さんがこれ以上ペースが速くなるとついていけないのでここで待機ということに。出発直前に小鳥が出てきて李さんが金翼白眉(キンバネガビチョウ)と教えてくれました。ガイドの谷さんを先頭に5名で最後の登りです。空気も薄く風が強くなってきて岩場もガレて苦しかったですが10時ごろには雪山に登頂。展望は全くないので記念写真の撮影のみ。ガイドの谷さんが玉山(yu-shan)がこの方向に見えるんだよと言っているのですが、皆、李さん(Lee-san)が待っているのはこっちだと話がかみ合わない面白い一場面もありました。止まってると寒いので速く下りたいところですが谷さんがトイレと煙草タイムで5分だけ待ってくれと。英語が通じないのでこれもなかなか意思疎通が取りづらかったです現地語は少し覚えて行ったほうが良いですね。下山はますますペースアップして李さんに合流。雨もますます強くなります。目が死んでいる登り途中の高校生グループと何度もすれ違い、小屋直前には野生のヤギも出迎えてくれました。369山荘には12時半ごろ到着しお昼にラーメンを頂きました。ポーターや小屋番の女性たちが長渕剛の乾杯を中国語で楽しそうに合唱していたので一緒に歌いました。13時過ぎにはIさんも合流して再出発。雨で登山道が川のようになるなか、水たまりは一部でくるぶしまで突っ込む深さとなっていました。16時前にはシチカ山荘に到着しましたがガイドの李さんはやや遅れて到着。小屋は空いていたので寝床は1段目を皆で広々と使っていましたが、晩御飯を食べて寝ていると夜中1時ごろに20名近くのパーティが上がってきたようで2段目に大勢が寝ていました。翌日雪山に弾丸で登るようです。朝食後8時に出発。ガイドの谷さんが登山道の水切りの溝を掘るので皆で手伝いながらの下山となりました。雪山登山口には9時前に到着し今回の山行は終了となりました。この後、バスに乗り込み宜蘭のレストランで昼食を食べて礁渓温泉に宿泊。夕食後には夜市に繰り出し、臭豆腐やピータンなども食べて楽しみました。その翌日には台北に移動し、足つぼマッサージやお茶の試飲、中正記念堂の待官交替見学、鼎泰豊本店で小籠包をたべ、マンゴーアイスやらタピオカミルクティーを飲み食いしお土産を買って忙しく観光しました。台湾6泊7日の山旅はこれにて終了。長いようですが内容が濃くてあっという間だったように今では感じます。ガイドの李さんがおススメしていた南湖大山や合歓山、離島の緑島などにも機会があれば行ってみたいと思います。台湾は5月は梅雨なので4月ごろが良いようですが、亜熱帯で雨が多いので傘が便利です。

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