活動データ
タイム
40:39
距離
141.6km
のぼり
7475m
くだり
7473m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る”Ultimate ” つまりは究極ですわね。何をもって究極とするかは人それぞれやと思います。 今の僕にとって、2晩寝んと奈良盆地をぐるり一周ひとつなぎの130kmを超える旅やなんてゆーのは、”Ultimate ” 以外の何モノでもありませんでした。 そんなクレイジーな試みを20人近い人達と一緒に楽しんできました。 単独時と異なり、終始周りに人がいてくれる安心感が常にありました。また、初めての道、土地であるにも関わらず、ナビゲーションに殆ど気をつかわず、前に進むことに集中できました。メンタル、フィジカルともにサポートしてもろて、助かりましたわぁ。 更に、要所でエイドステーションをボランティアスタッフの方々に準備していただき、本当に助かりました。YTT Ultimate にかける強い思い、そしてみんなを完走させたいという願いに後押ししてもらえました!! ・葛城山登りで、足2本攣ったあ。開始後10kmぐらいやったので、出鼻をくじかれる的に焦りました。適切に処置していただいたおかげで、最終的にことなきを得ました。 脱ぐべきところで上着を脱がずに汗をかき過ぎたこと要因であると推測します。 ・ダイトレ初めて走った。噂に聞いた通り、階段の連続でした。明るいときにもう一度走ってみたいと思いました。 ・日本のカッパドキアとも言われる、屯鶴峯近辺の地形がおもしろかったです。そして、後から夜中に行くのは怖いとこやと聞いて、知らぬが仏的にビビリました。やっぱし、次行くなら明るい時ですわね。 ・朝護孫子寺や生駒山宝山寺のように立派な山寺に、僕の身の回りの山寺の雰囲気との違いを見た。当たり前の話ではあり、どっちがええとかええくないという話ではないのですが、色々なものを自分の目で見ておくべきだと感じました。 ・奈良市街地横断ツラかったぁ。なんだかんだで起伏が連続しており、奈良マラソンがシンドいといわれるのをさもありなんと思った。 ・若草山から南下する東縦ルートの記憶がブツ切れで、希薄です。ホントに二晩目つらかった!! ”僕という意識”と脳みそが必ずしも同一のものではない、ということが自分の体で自覚できました。っというのも ”僕”は「前に進むのだ、足を動かし続けるのだ」と考えて実行しようとしているのですが、 脳みそは寝たがって、”僕が今見ている夜の山道の風景は夢の中の景色である” と思わせようとしてくるのです。(僕が今、リアルタイムで見ている感覚ではなく、変なフィルターかまして誰かが見ている風景を僕が見ているような感覚の視覚にしよーのです) 脳みそは情報処理のシステムでしかなくて、疲労でパフォーマンスが落ちてくると勝手なことしてくることを感じる、やんなんてゆーのは、そこそこの極限状態やないと体験できへんと思う。 お猿さんに、別の知的生命体が寄生してhuman being に進化したという設定のSFを思い出してしまいました。 ・幻覚みるみる!!脳みそが好き放題やるわけですから、”もうええわっ!!”というぐらい見ました。 夜間に先行する方の背中のザックの反射テープが白く光るのが、文字に見えてきて、最初は ultimate direction が配置的に大きく IC って見えるなぁ、程度のもんやったのですが、 ”ひよこ よろしく” とかおもしろくなってもたり、文字が踊りだしたり、と収集がつかなくなってしまいました。 先行するみなさんがトイレのような建物に入ってくなぁ、と思ってたらそんなとこに建物はないといった、山の中、道わきに建物や灯が見えるけど、そこまで行くと何もないことがよくありました。 ・夜が明けてからは、地面に落ちている枝等が直角にクロスしていると、全部バーベキューの網や将棋盤のように見えて難儀しました。 結局脳みそがいつも通りのパフォーマンスを発揮せず、視覚処理に異常をきたしとんちゃうか、と思えました。 そんなこんなで、しまいには、”もーこういうものなのだ、気にするだけしんどいのだ”と考えることにしました。 ・筋肉解し、グレート!! 最終盤音羽三山ルート登りあたりで、足の疲労、痛みでまともに下れなくなり、同行の皆さんから遅れるようになってしまいました。みかねた方に指圧等でマッサージしていただきました。そしたらこれがまた、ビックリするぐらいに動けるようになったんですわ。 北斗の拳的にゆーたら、あれですわ、ケンシロウが修羅の国で元斗皇拳のファルコの刹活孔という秘孔をついたんを思い出してしまいました。 こんだけのヴォリュームでだらだら書き散らかすということは、コイツほんまに楽しんできやがったな、とお察し下さい。
動画
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