北アルプス何度見てもいい。 戻る 次へ

『つぎはぎ日本一周』七尾~海老江海浜公園の写真

2019.05.02(木) 14:46

北アルプス何度見てもいい。

この写真を含む活動日記

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82.0 km

2246 m

『つぎはぎ日本一周』七尾~海老江海浜公園

能登半島南部 (石川, 富山)

2019.05.02(木) 日帰り

 道の駅 能登食彩市場 で車中泊。この日もゆっくりと眠る。ネットで調べてみると近くに市が準備した臨時の広い駐車場があったのでそこへ移動、これから数日駐車することになるので、できるだけ迷惑をかけないためだ。  ここからビアンキでスタートするが、連泊することと、帰りは電車は人が多く、輪行はできないと判断して、輪行バックは持って行かずに、ロードバイクをゴール地点の駅まで車でとりに行くことにした。その分あいたスペースにスペアのチューブなどを入れてることにしたのだ。  スタートして少しすると、お尻に冷たい感覚が・・・昨日までの雨の中の旅で、サドルが劣化した部分のひびから水がしみ込んでいて、そこから水が出ていたのだ。人が見たらまるでおもらしをしたようにお尻の部分が濡れているのだろうなあ~などと考えながら、まあ、自分は見えないし、自転車に乗っている分には大丈夫なので、ハンカチを一枚あてるだけで、そのまま進む。当分濡れた感覚があったが、昼頃には乾いた。  この日は久々の晴天、しっかりソーラーパネルに活躍してもらう。バックパックに取り付けて充電しながら進む。これが本当に重宝した。モバイルバッテリーが満充電になり、その夜にスマホなどに充電できるのだ。  最初は、県道246号線で北上し、鵜浦方面に向かう。この辺りも幹線道路からは随分はなれていて、のんびりした雰囲気の中景色を楽しみながらゆっくりと進む。ちょうどこの時期、田んぼに水がはってあり、景色を一層引き立たせてくれている。海岸線の景色もいい感じで、ところどころで、景色を撮影する。雨のため使えなかったデジイチα65をこの日はしっかり活用。  アップダウンのある海岸線の道をすぎ、富山県に入る。ついにここまで来たか~と感慨深い。  氷見漁港手前の海岸線で、立山連峰の綺麗さに、ロードバイクをヘルメットを添えて自立させて写真を撮っていると、ロードバイクが倒れて一段下の段まで落ちてしまった。その後、ロードバイクに乗りこぎだすと、なにやら妙な音がして進まない。後輪に何かツタのようなものが絡まっているように見えた。よく見るとなんとスポーク。ニップルのところが壊れて片方が外れてしまっていた。とりあえず壊れたスポークをとり、なんとか走れるようにはしたものの、このままあと何日か走り続けることができるか不安になった。旅もここで、終わりか~と思いながら、ここでも、スマホを活用。音声でこの辺りの自転車屋を検索すると、ラッキーなことに、2~300mのところに「かわもとサイクル」があった。連休中でお休みの可能性もあったのでまずは電話をしてみた。事情を説明すると修理OKとのこと。助かった~。店の様子だと、お休みのところわざわざ開けてくれたのかも。しっかりと修理をしてくれ、きちんと走行できるかどうか、少し行った道の駅までついてきてくれた。すごく親切なサイクルショップ。感謝、感謝。壊れたのが、町中でよかった。これが山の中や人家が近くにないところだったら、大変だった。いろいろ幸運が重なってありがたかった。これで、無事旅が続けられる。  行く先々、北アルプスの雄大な景色に見守られ、気持ちよく進むことができた。唐島が見える海岸や義経岩というところも綺麗だった。新湊大橋は、エレベーターで自転車も上り、専用の通路を押して歩くようになっていた。こういう作りも面白い、ただ、残念だったのが、せっかく高いところを通るのに、外が見えない作りになっていた。もし、見えたら北アルプスも見え、もっと気持ちよかっただろう。  新湊大橋から下りて少しいったところに海老江海浜公園があった。北アルプスの雲がすべて消え、全体がはっきり見えるようになった。その景色がすごく綺麗だったので、随分と長いをしてしまった。ここにはトイレもあったし、他の人もキャンプしてたので、本日のテン泊はここにすることにして、ちょっとゆっくりした。トイレまでちょっと距離があったのだが、ロードバイクのおかげで、スムーズに行き来できた。