富良野西岳

2016.05.29(日) 日帰り

今年度初登山です。職場の仲間と中1の長男のいつもの4人で、富良野西岳に行きました。いつもなら土曜日に行きますが、訳あって日曜日の開催となりました。 初めての山ですが、余り下調べをせず、脚ならしがてらにと思い、沢沿いから登りスキー場から下山しました。 登りですが、沢の水の量はかなりあります。たまたま前日に雨が降ったのが原因かと思いましたが、年中水量があるみたいです。頂上での常連さんに聞きました。因みに沢の横断は15回位はあります。登山靴とスパッツでは絶対濡れます。我々は最初の一回目で完全浸水しました。因みに頂上で出会った方たちはみんな長靴にスパッツでした。 途中まではいい感じに登りますが、沢から離れると、分かりにくい場所がありました。また雪が残っていて、雪渓を登ったり、横断したりする所がありました。また、他の山よりピンクリボンが少なく感じ、迷う所があったのでかなり不安でした。夏山ガイドには登り3.5時間とありましたが、我々は一時、道に迷った時間も含め5時間掛かりました。頂上では5人グループの方たちに会いました。この日は誰にも会っていなかったので安心しました。景色も良く来た甲斐がありました。下りはスキー場コースで2.5時間とありました。頂上からもルートが見えていたので安心していましたが、雪が残っていたので、またもやルートを見失いコースを逸脱してしまいました。沢の方に向かっていたので、来た道を帰るのは体力的にも厳しかったので、深い笹やぶをかき分け何とかコースに戻ることが出来ました。大分体力的にも厳しくなっていましたが、スキー場に出た時は安心しました。 最後の下り、我々にとってはスキー場の砂利をひたすら下るのも厳しかったけど、駐車場が見えた時は嬉しかった。 結果論になりますが、今回は天候にも恵まれて気温も 暖かく靴が濡れても大丈夫でしたが、気温が低い時に濡れながら登ると大変だと思いました。また、急な斜面での雪渓があったので正直アイゼンが必要と思いました。 高さは1331mと高さ的にはそうでもありませんが、真下は崖になっており高度感があります。また正面に十勝岳など様々な山があるのでとても良い山でした。これから登る方たちは、きちんとコースがわかると思いますが、今回の我々は準備の甘さによりこう言った結果になったと思います。 この日は他にも数名いたそうでしたが、沢の水量を見て断念したみたいです。 また機会があれば、きちんと対策を考えて景色を堪能して美味しい昼食を食べたいと思います。