平成最後に槍来った

2019.04.27(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 29
休憩時間
9
距離
10.1 km
のぼり / くだり
268 / 152 m
DAY 2
合計時間
13 時間 29
休憩時間
3 時間 39
距離
18.8 km
のぼり / くだり
1774 / 1773 m
44
49
18
7
3 4
1 47
2
1
19
50
8
40
46

活動詳細

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2020.04.30追記 1年前のこの頃は令和元年を待ち侘びて 日本中が盛り上がっていた。 1年後の5/1をコロナに怯え、山に行けず 家に篭ることになるとは予想もしていなかった。 今はガマンの時。 再び遥かな頂に立つことを待ち侘びて精進しよう。 2019.04本文 平成最後のメモリアルにどこへ登るか? ほとんど考えることもなく、槍ヶ岳を選択。 初日は上高地〜ババ平、 2日目は槍ヶ岳までピストン。 3日目に下山と計画したが、しかし天候が思わしくない。 天気予報は土曜は低温かつ荒天の予報。 月曜は午後から崩れ、ピンポイントで日曜だけ終日好天。 この天候で22kgを荷揚げしてババ平に向かうのは 自分のフィジカルを考えると無謀。 とはいえ、横尾にテントを張り、槍ヶ岳ピストンも コースタイムで13時間。 悩んだ挙句、横尾をベースキャンプにする事とした。 27日 終日 雪 28日 終日 晴れ 29日 晴れのち曇り 初日は3時間弱の行程。遅めのバスであかんだなを出発。 昼頃、横尾に到着し、風除けのアイスブロックを積みながら整地してテント設営。翌日の長丁場に向け体力温存。 2日目。5時に出発。 ピストンなので装備も5kg程度に軽量化。 ババ平までは予定通りのペースだった。 前には槍沢ロッジから先行した大勢の登山者が見える。 どうやら、しんがりのようだ。 先に進むと長い急登。 ここでかなりの時間がかかり、心が折れかけたが、 登り切ると槍の姿が目の前に見え、パワーをチャージして、再度、前に進むことができた。 槍ヶ岳山荘に荷物をデポして、アックス一丁とアイゼンのみで山頂に向かったが、時間も昼を過ぎて、 ところどころのシャーベットになりかけの雪に、硬いアイス。 それが上にいる登山者が蹴り込んで剥がれ、氷の塊がボロボロ落ちて来る。 岩も浮石が所々あり、なかなかスリリングな状況。 結局、予定を2時間超過して山頂に立つことができた。 遅めの時間であったこともあり、先行者は下山していて山頂には2人だけしかいなかった。 ここまで結構疲労が蓄積していて登頂の喜びというより、ここから降りることへの緊張感の方が勝っていたように思う。 なんとか山荘まで無事下りてきたところで14時を過ぎ、横尾まで戻れるのか、それともここに泊まるという選択肢もあるのではないかと考えたが、予定通り下山した。 途中の急登はシリセードで時間を稼いでババ平までは快調に下山したが、その先は思いのほかキツく 最後の1時間くらいはチョットマズイな・・・と思いながら、なんとか横尾まで帰着。 もう動けません_| ̄|○ 3日目。(ログが何故かない)あとは上高地まで移動するだけ。 十分の睡眠をとったので幸い足の疲れも取れ問題なし・・・ではなかった。起きると顔が腫れてめちゃくちゃ痛い。 携帯で写してみたら真っ赤か! しまった、昨日日焼け止めをしていなかった。 何度、この失敗をしているのか。 ということで、赤ら顔で令和を迎えることになりそうです。 今回の計画の正しい答えは、 初日に横尾テン泊。 2日目はそのままテン泊装備を残置し、槍ヶ岳山荘に宿泊。 3日目に下山し、横尾でテン泊装備を引き上げて上高地 というスケジュールだったようだ。 無人のテント設営代を払うのは惜しいですが、一番に考えるのは体のことということを勉強した山行でした。 ※28日の朝、槍沢を登り始めた時、救助ヘリが 山頂方向に何度も飛んではホバリングを繰り 返します。後から登ってきた方の話では昨夜 槍ヶ岳山荘を目指すも届かずビバークした方が お亡くなりになったとのこと。 (下山した人に聞いた?) 槍沢ロッジで休憩した時に会った方は昨日、 槍ヶ岳を目指したが暴風雪でホワイトアウトし 殺生ヒュッテで諦めて降りたが、後から登って 行った人がいたことを心配していた。 判断一つが分かれ目。ご冥福をお祈りします。 良くも悪くもこれまでの総集編的な経験で、 やりきれた(槍来れた)感があった平成最後の山行でした。 令和も安全に楽しく登ります。

活動の装備

  • その他(Other)
    小川テント ザ・ビッグ・ベアーズ フェルカド ウインディライト1
  • その他(Other)
    Dolomite Steinbock SU Gtx
  • サーマレスト(THERMAREST)
    Zライトソル
  • モンベル(mont-bell)
    U.L. コンフォートシステム エアパッド 150
  • モンベル(mont-bell)
    ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインダウンハガーサーマルシーツ
  • モンベル(mont-bell)
    スーパーメリノウールタイツ
  • モンベル(mont-bell)
    サポーテックタイツ Men's
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインダウンハガー650
  • ファイントラック(finetrack)
    スキンメッシュロングスリーブ
  • その他(Other)
    SRT ハンドウォーマー オイルカイロ
  • パタゴニア(patagonia)
    Men's Mixed Guide Hoody
  • モンベル(mont-bell)
    ジェットボイル PCS FLASH
  • スント(SUUNTO)
    SUUNTO CORE

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