快適! 扇山小屋泊

2019.04.28(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 33
休憩時間
1 時間 30
距離
11.0 km
のぼり / くだり
846 / 688 m
19
6
2 4
14
DAY 2
合計時間
3 時間 24
休憩時間
23
距離
9.1 km
のぼり / くだり
507 / 662 m
12
21

活動詳細

すべて見る

【4/28】 当初は上の小屋谷を遡行する予定だったが、仕事の連絡が入り私は戻らないといけない可能性が出てきたため、急遽計画を変更。KIとKSをそごう谷の入渓点に降ろし、私は白岩山登山口で待機。幸い戻らなくてすんだが、連絡は維持する必要があり、合流地点の扇山山小屋に向け霧立越の古道を歩くこととした。 3年前の正月、息子とふたりで同じルートを歩いたが、当時と比べてかなりすっきりした感じになっていた。スズタケが枯れ、雨が少なかったせいで乾燥気味な上に、稜線の樹木にはまだ新緑の葉が付いていないせいかなと思っていたが、後にその理由を教えられることになる。 スズタケがほとんど枯れているおかげで、登山道を外れてもさほど歩きにくくなるわけでもなく、連絡(携帯電話)が取り易いように、適当に尾根筋を選んで歩いた(尾根の西側の方が📶は良好だった)。独りだとついつい歩が速くなってしまい、思ったより早く小屋に着いてしまった。 小屋には宮崎からきたという、犬を連れた男性が食事の準備をしていた。泊まりで、石堂屋から向坂山、扇山を回ってきて、この後は松木に下山するということだったが、水場を探すが大変だったようで、彼も山が乾燥していると感じていた。 一休みした後、扇山に登って小山に戻ってくると、小雨が降り始めたので、薪集めはそこそこにして、ストーブに火を起こす。火が入ったとたん、小屋に生気が戻ったように感じた。 小雨のなか沢を上がって来るK夫婦は冷えきっていることが予測されたので、小屋を暖めるために薪を集めに行く。しかし、小屋には鉈はあったものの鋸がなかったため、薪作りの効率が今一つ上がらない。何とか2~3時間分の薪を作り、部屋全体が温もり、眠気を催してきた頃、ふたりが一晩分以上の薪を引き摺って現れた。 小屋には、ホンマ製作所の時計型薪ストーブ(約五千円)が設置されていて、ヤカン、鍋、フライパン、焼網、トングなどもあるので、一通りの調理が可能だ。 飯盒で炊き上げたご飯は格別で、漬物だけでも十分充実した夕食となった。その後も雨が降り続いていたが、ストーブのおかげで暖かくカラッとした快適な一夜を過ごすことができた。 【4/29】 外は依然小雨というか霧雨が続いていたが、乾燥した部屋でゆっくり準備をし、小屋をキレイに磨き上げて、出発。 小雨の中、昨日来た道を引き返しただけだが、今朝は潤いに満ちた感じで、喉の乾きもなく、ほぼ休まずに、白岩峠(本来は日肥峠というらしい)まで戻って来た。 登山口に下りる手前で、篭を担いだ紳士とあったのだが、物怖じしない KIが声をかけ、霧立越周辺のブナ林が枯れている理由を教えていただいた。非常に興味深い話しだったので、このサイト(http://www.kiritachi.net/document-bunahabachi.html)一読してみて下さい。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。