活動データ
タイム
12:41
距離
44.3km
のぼり
3330m
くだり
3300m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る折角の連休、色々と家の用事もあってそんなに遠出はできないけど、普段の週末ではできないチャレンジを何か一つは…と、考えてて、出した答えが、憧れの「六甲全山縦走」。 事前リサーチでトータル50㎞!?同コースの縦走大会が歩きで標準14時間!?しかも五岳山どころでないアップダウンが幾つもあるぜよ…。 過去最長でも下道歩きを入れて30㎞ちょいしか経験のない(大川山の縦走。あの時は最後、足を引きずりながらゴールしたよな…)自分に完走できるか、甚だ心配でしたが、讃岐の山中を一人コツコツ歩いてきた力試しも兼ねてトライしてきました。 想定スケジュールでは、6時スタート、12時間歩いて18時着、日暮れまでに帰るプランを立ててましたが、実際は自宅出発が遅れて、須磨浦公園スタートが7時と既に1時間遅れ💦 前半は距離に不安もあったので全て歩きに徹しました(トレランの方に抜かされる度、ウズウズしましたけど…)。鉢伏山、鉄拐山、栂尾山、横尾山、高取山と順調に超えてきましたが、10㎞過ぎて長田区の市街地を抜けたあたりから足取りが重くなり、徐々に登りが辛くなりました。菊水山、鍋蓋山ではトレラン以外の登山者にも結構な数の方に道を譲ったと思います。 その後もピークの度に、靴を脱いで足マッサージ(ランシューは脱ぎやすくていい)の小休止を挟み、周りの方の流れに遅れまいと踏ん張りつつ、摩耶山の急登を登りきる。23㎞地点、ここまで7時間が経過。時間も14時過ぎ。 "まだ半分くらい残ってるはず、これは明らかに時間がかかりすぎ" 日暮れまでのゴールに黄色信号💦とピッチを上げることに。 摩耶山を下った直後に始まるロングロング舗装道歩きは、競歩の大会で失格にならない程度の早歩きで攻めました😆 六甲ガーデンテラスなどの賑わいゾーンも時間がないのでスルー、六甲山最高点を目指して車道の脇を突き抜けるアップダウン道を越えるうちに、疲労感が麻痺し出したようで、身体が自然と駆け足に。 スタートから33㎞、10時間弱かけてやっとこさ六甲山最高点に到着🏔 楽しみにしてた山頂奥の絶景スポットにはドライブで立ち寄ったと思われる、若い外国人カップルが密着してイチャイチャしてる😫 片や汗だくで全身ボロボロのオッサンが一人、自撮り棒で寂しい記念撮影…(笑) カップルさんからはクスクス声が漏れ聞こえる…。何やねん😭 モタモタしてる暇は無いので、気を取り直してリスタート。全行程のピークを超えたことで、俄然力が湧いてきて、そこから先は更に早走りが増える。 日暮れ後のソロ山中歩きの経験は皆無なので、それだけは避けたいと、宝塚までのGPS地図を気にしながら、進む進む。 幸いにも後半の山中にかけては快適な道が続いたのもあって、近畿自然歩道からはリッジ30を背負っ て一人トレラン大会(笑)。それでも日没までに下山は達成できず、山中から抜けた塩尾寺のところでやむなくヘッドライト装着😭 その後、暗闇の舗装道を恐る恐る下ってると、カーブを曲がった先に、 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! いきなり宝塚の夜景がズドーンと目前に🤩🤩🤩 最後の最後でご褒美が待ってました! 夜の閑静な住宅街をヘッドライトを付けたオッサンがノロノロ下る。(硬いアスファルトの下り坂、足に堪えます(笑) 無事、阪急宝塚駅に到着したのが19時半すぎ。 トータル時間12時間41分、距離は43㎞?(これでコース合ってる!?) 当初想定してた12時間以内のゴールとはなりませんでしたが、無事一人縦走ミッション完了🤘 平成最後にやり切った。悔いはございません 😚 【行程】 4時過ぎ 自宅発 (高速片道 約2時間10分) 6時30分過ぎ 須磨浦公園 到着 公園内駐車場利用 6時55分 公園内からスタート 19時37分 阪急宝塚駅 ゴール 阪急:宝塚→三宮 JR:三ノ宮→須摩 山陽電鉄:須摩→須磨浦公園 21時30分過ぎ 須磨浦公園発 0時過ぎ 自宅着 【装備】 ・ザック トレラン用ザックを持ってないので、普段使いの リッジ30を使用 ・行動時の服装 長袖ロンT、半パン、加圧タイツ、ハット ハーフソックス、ランニングシューズ、タオル ・その他装備(ザックの中) フリース、通気性のある薄手ジャージ、レインウ エア、山用ソックス、ヘッドライト、タオル1枚 着替えロンT、山用長ズボン、ニットキャップ、 グローブ(冬用、夏用)、モバイルバッテリー ミラーレスカメラ ・食料 ペットボトル500ml×3、ゼリー2、おにぎり2、 惣菜パン1 【縦走を終えて】 シューズは登山靴orランニングシューズで悩みましたが、距離に不安もあったので今回は思い切ってランシューに。結果、これが大正解。岩場や足場の悪い急傾斜の山道エリアもありますが、中盤以降アスファルト道が多いし、総じてランシューの方が足の負担は少ないと思います。普段山道では履かない靴で中盤以降足の甲や踵に痛みも出ましたが、それでもランシューを選んで良かった。登山靴は重いしラストまでは多分足が持たなかったはず。 ただ、雨天なら中盤以降の山道下りは泥ベチャ間違いなし。ランシューはおススメできません。というか、歩きたくない。 今回は天気にも恵まれて、スタート時の服装のままラストまで歩きました。プラスしたのは日没後のヘッドライトだけ。 前日の瓶ヶ森の悪天候が頭に残ってて、ニットキャップやら冬用グローブやら必要以上の装備を詰め込んで歩きましたが、明らかに無駄な荷物が多かった。周りも大きなザックを背負って歩く人の割合は意外と少なめで、次チャレンジする時はトレラン用ザックで行きたいと思います。 食料、ドリンクは持参したもの全て消化しました。普段2〜3時間で登る山なら、水分補給は500ml1本程度ですが、コース前半は日陰も少なくアップダウンが続くのでこの時期でも暑かった。飲み物の減りも早かった。今回は運良く昼から曇って気温もそれほど上がらなかったので助かりましたが、これから気温が上がる夏場にこのコースは過酷だと思います。 須磨浦公園に併設されてる駐車場。朝入口の料金表の「1日最大1200円」が目に入って、ここなら時間も気にせず山歩きできるな、と駐車場所に決めました。 帰りの精算時に表示された金額に😳! 3400円?! 料金表を見返すと「1200円の設定は平日のみ‥‥」 やってもうた_| ̄|○ il||li 次回来る時は、別の駐車場を確保しようと思います。 ※連休が始まる前の当初の予定では、初日27日にガッツリ瓶ヶ森縦走路を登って1日休養を取り、29日に六甲山でしたが、瓶ヶ森が消化不良、更には神戸の天気が29日午後から雨だったので、前倒しで28日に変更。この選択が良かった。この日は風もなく27日と違ってコンディションも最高でした。
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