活動データ
タイム
09:14
距離
19.9km
のぼり
1773m
くだり
1568m
活動詳細
すべて見る川苔山、ヤビツ峠からの塔ノ岳に続く、久しぶりの厳しめの単独行です。 コース定数44(ヤマケイのヤマタイムによる) https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=363 東日原BSから稲村岩尾根コース、蜂谷BSからの浅間尾根コースの急坂を避けて、奥多摩駅から石尾根経由で山頂に向かい、帰りは倉戸山を経て倉戸口BSに戻ってくるコースを選択しました。 行きは奥多摩駅7:37着の青梅線。この電車は前の4車両(10~7号車)しか奥多摩駅に行かないので、注意が必要ですね(切り離しする青梅駅で後方車両の人がたくさん移動してきていました)。 さて、今回のルート選定にあたってはこのサイトも参考にしました。 https://kurashi-no.jp/I0022899 今回、活動時間は9時間超、距離は20㎞超、累積高低差は上り2491m、下り2307mと相当ハードな山行になり、上りでへばって山頂手前では下ってくる人に「あとどのくらいですか…」と何人も聞いてしまいました。さらに、上り順行では私以外に4人しか登山者に会わず、下りはほぼ全行程で一人でした。GWなのに…!。 石尾根を登っているときに、山頂から下ってきたベテランの女性お二人組に「このルートを駅から登ってきたの?、えーそれは大変ねぇ、普通は下りで使うけど」と言われたのと、山頂で東日原BSから登ってこられた会社のお友達男女グループの方々がそれほどはキツそうにしていなかった(でも、バスは待ちと満員で大変だったと言っていた)ので、奥多摩駅からの石尾根ルートを日帰りでチョイスするのはそれなりの覚悟が必要だったんだな、と予習不足を感じました。 あとで調べたら、コース定数44は、雲取山の鴨沢ピストンよりも高い値でした。 道理で、、、(>_<) また、上りでスタミナを使ってしまったので、下りで3つの「恐怖」がありました。 ①怪我で身動きがとれなくなる恐怖… 下り始めてしばらくして、鬼門の右足の、今日は太ももが攣ってしまい、その後膝の裏が痛くて曲げられなくなりました。スマホの電波もつながらないし、誰一人通らないし、このまま身動きとれなくなったらどうしよう、、、と頭を抱えました。もう仕方がないのでバファリンで痛みを散らして急な下りや階段状のところは一歩ずつ降りてきました。 ②道迷いの恐怖… 下りの途中、榧ノ木山を過ぎたあたりで落ち葉と倒木が続く谷のようなところで道をロストしてしまいました。右膝のせいで足を引きずりながらでしたが、YAMAPのGPS地図ではオンコースだったのに明らかにおかしな感じ。ヤマレコのGPS地図もオンにしていたので念のため確認したところ、ルートより右(西側)にずれていたため、落ち葉こぎ?してオンルートに戻れました。一時はGPS地図を使っているのに完全に道に迷ったかと青くなりました…。地図とコンパスは持っていましたが、複数のGPSアプリをオンにしておくのも有りかもしれません。 ③日暮れの恐怖… コースが長く、下りは足を引きずりながらだったのでだんだん暗くなってきて心細くなりました。特に16時を過ぎるとどんどん暗くなってきました。ヘッドライトを持っていたし、ここまでくれば踏み跡もしっかりしているので大丈夫、、、と心を奮い立たせました。 単独行の難しさはわかっていたつもりですが、特に右膝が完治するまではやめといたほうが無難かもしれないな、と…。でも、おかげさまでどんな感じで山に登りたいかもわかりかけてきたので、有意義な山行でした。
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