活動データ
タイム
04:15
距離
5.5km
のぼり
647m
くだり
646m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先日の晴天から一転し、今日は曇天模様。登山中に雨が降り出さないことを祈りつつ、高千穂峰へ向かった。 高千穂河原から鳥居をくぐり抜け古宮址に参ってから登山道を進む。20分と経たない内に木々に覆われた道から砂礫に覆われた殺伐とした風景へと変わった。 ここからが大変だった。新燃岳の噴火の際に飛んできたという砂礫に足を取られて思うように登れないのだ。その困難を乗り越え馬の背へと出る辺りから尋常ない強さの風が容赦なく吹きつけるため、軽自動車一台分ほどの幅の道を進むことに少し恐怖感を覚えたほどだった。 御鉢の頂上付近まで登ったあとは一旦下った上で今度は高千穂峰への最後の登りが始まる。ここもまた急斜面な上に足場が悪くバランスを崩さないかヒヤヒヤしながら登らなければならなかった。 やっとの思いで着いた山頂からは、辺り一面雲が張っており桜島は霞み掛かり、開聞岳は見ることができなかった。韓国岳も山頂付近は傘を被っており、やはり昨日韓国岳を登っておいて正解だったと思わずにはいられなかった。 そして待望の天の逆鉾を遂に見ることができたのだが、想像より少し小さく感じた。実のところいつ頃からあるのかよく分からないが、何れにせよここが天孫降臨の地であり日本発祥の場所であることを知っていると歴史の浪漫に心が躍る。第一このようなものが突き刺さっている山が他にあるだろうか。それだけでも十分特別感を味わえる山だった。 帰りは往路を下るだけだが、想像と違い下りの方が楽だった。もう少し転けるものだと思っていたのだが、体を横向きにして滑るように降りれば案外難なく下りられた。 最後に行きとは別の、自然散策路の方から下ることにしたのだが、そこで小鳥を見ることができた。声は聞こえても姿を見かけることは今までなかったので、思いきって別の道を選んでいて良かったと思った。何の鳥か分からなかったが、頭部(嘴?)付近はオレンジ色のような明るい色で背中から羽にかけては鶯に似た色で、腹の部分は白かった気がする。目の付近は黒かったような…ビジターセンターでは一番それに近い鳥としてヤイロチョウかと思ったが、鳴き声が違うような…。でもまあ良いものを見れたし何でも良いか 笑 登山を終えテント場に戻る頃、小雨が降ってきた。その後一時して止んだようだが、さて、明日の朝まで保ってくれるといいのだが果たして…
活動の装備
- ファイントラック(finetrack)スキンメッシュT
- モンベル(mont-bell)ストームクルーザー ジャケット Men's
- モンベル(mont-bell)ストームクルーザー パンツ Men's
- ライペン(RIPEN)スーパーライトツェルト2(2~3人用)
- トランギア(trangia)アルコールバーナー
- ソト(SOTO)フィールドホッパー
- その他(Other)チタニウムヘキサゴンウッドストーブ薪ストーブコンロ焚き火台キャンプ用品
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