活動データ
タイム
07:03
距離
27.4km
のぼり
2489m
くだり
2460m
活動詳細
すべて見る久し振りの東河内山域です。 ワクワク度合いと緊張感がやっぱり違ってきます。 GWだから、人の居ない所に行こうって言っても極端過ぎるかもしれませんね。 このムタケ尾根は、東河内から無岳山へ直登するのですが、悪路と急登というのが例の永野氏の書籍でイメージ出来ていました。 吊橋から .1615までは、尾根に乗っかり耐えるはずがやけに踏み跡が明確で綺麗に整えられた緩い道を進むので、逆に「絶対におかしい」ってすぐに気が付き、リカバリー出来ました。山道を戻り10分くらいロスかな。 筑波大学の演習林になっているので、それに引き込まれたのかもしれない。楽勝な道は有り得ないです。 引き続き急登を進むとガレの縁に出ます。 南側の眺望に恵まれた場所ですが、ここから最後の一踏ん張りが必要。 無岳山の山頂は広くて、三角点のすぐ近くまでガレが進んでいて、このまま崩落すると三角点が落ちてしまわないか心配になってきます。 山頂からは、東側が広く開けていて山伏から北の白峰南嶺の稜線が正面に楽しめます。あ〜あの辺で迷ったなとか帰路キツかったよな〜とかしみじみ眺めました。 ここで朝食を取り、稜線の南側にある毛無山に進むって手もありましたが、木陰の間から雪を冠した南アルプス南部の名峰が見え隠れしている事から、赤崩ノ頭を目指す事にしました。ここは数年前のGWに訪れて大眺望を楽しめた場所です。 https://yamap.com/activities/823422 稜線を北上すると「ヤッタゼ」小屋が見えてきます。この小屋は一部界隈では名物だよね。 稜線から赤崩ノ頭へ最短ルートで行くには斜度がありすぎるし、雪の踏み抜きもあるので、等高線が緩い所を選んで進みました。当然都合の良い道なんてありません。迷いの森です。コンパスやGPSが無いと難しいと思います。 大規模崩壊地からの眺望に関しては、写真をご覧下さい。 青空では無かったけど、それでも特等席ですよね。白いあちら側にも楽しんでいる方々がいそうです。 油断したのか池ノ平までの間は、ルートミスがありました。朝のミスと違って何とかなるとは思ったので、そのまま進んで修正しましたが。 色々ありましたが、無事に下山出来ましたし、今年の急登シリーズの開幕としても良かったんじゃないかな。
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