至仏山(期間限定の逆回り)

2019.04.27(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 6
休憩時間
1 時間 15
距離
11.5 km
のぼり / くだり
923 / 920 m

活動詳細

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鳩待峠に向かう道路の冬季通行規制が解除される4月下旬からGW最終日までの間だけ、普段は登り専用の山の鼻~山頂を下ることができる、しかもソリで滑り降りることも可能と知り、アマゾンでヒップスライダー(子供用の簡易なソリ)を購入して、至仏山に行ってきました。 天気予報はかんばしくなかったのですが、GW中に行けそうなのはこの日だけだったので、天気によっては登らないことも念頭に、祈るような気持ちで出発。午前2時頃に鳩待峠の駐車場に到着し、しんしんと降る雪を恨めしげに見ながら、軽く飲んで寝ました。 翌朝、6時20分頃に目を覚ますと、多少青空も見える空模様。 意気揚々と出かけましたが、だんだんと天気は悪く… 小至仏山の巻き道との分岐のところで、少し先行して巻き道に進みかけていた後輩が「バックカントリースキーで進んだらしき跡はあるけど消えかかってて不明瞭だし、右側が谷でトラバースに不安を感じる」とのこと。 そこで、小至仏山頂に向かう道はトレースもリボンなどの目印も全く無い状態でしたが、YAMAPの地図を頼りに、軽アイゼンで悪戦苦闘しながら斜度がきつめの尾根を登り始めました。 そのうち、後輩とともに巻き道から直登して来た方が12本爪でガシガシと先行。これが心強かった… さらに少し行くと、岩場に到着。そこからは登山道がようやく分かる状況になりました。 そうこうするうちに、小至仏山に到着。そそくさと山頂標識だけ写メに撮りました。 その後の至仏山に至る道は、先が見通せない上に、風が強く、なかなかの厳しさでしたが、先行者の存在が心強かったのと、足元のルートははっきりしていましたので、あまり不安を感じること無く、歩を進めることができました。 ようやく至仏山の山頂に着くと、そこは風も比較的穏やかでほっこり。そのうち、スキーやスノボの方々も含め十数名が登ってこられたので、「えらい天気ですね」などと雑談もしつつ、40分程滞在しました。 山の鼻に降りるルートは、最初、どこを歩いて行けばよいのか分からない状況でしたので、ここでもYAMAPのGPSを頼りに行くと、木道に到着。 思い返せば、この木道が一番キツかったかも。両側に遮るものが全くないので、先程の登り以上の風が吹き荒れ、身体が持っていかれるのではないかと思うことも。 慎重に慎重に降りていきました。 このツラい区間を乗り切ると、目の前には、開けた雪の斜面。高度が下がってきたからか、風も弱くなってきました。いよいよソリの出番です‼ これは、本当に楽しかった♪ 色々試しましたが、ザックを担いでいると、これが雪に接触してブレーキとなり前に進みにくいので、前に抱えると良いようです。そして、上半身を後ろに倒すとスピードが出て、起こすとスピードが緩む… おじさん2人がギャハギャハ言いながらソリをする光景は傍から見るといかがなものかと思いますので、周りに人が全くいなくて幸いでしたが、久しぶりに童心に返りました。 その後の山の鼻~鳩待峠の間は地味にしんどかったし、昨年登った燧ケ岳などが見れなかったのは心残りですが、とにもかくにも所期の目的は達成して、無事に帰ることができました。

メンバー

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