鍋尻山のフクジュソウ、小鍋尻山、地蔵山

2016.03.27(日) 10:17 - 2016.03.27(日) 14:09
Ryozenzan (Shiga, Gifu, Mie)
鈴鹿山脈北部の鍋尻山は、その特徴的な形や石灰地形の山として知られ、また春にはフクジュソウの山としても知る人ぞ知る状態の山です。この辺でフクジュソウの山といえば、藤原岳と霊仙山の両横綱がいますからね。 自分にとっては3度目、久々に鍋尻に登りますが、実はフクジュソウの季節は初めて。それで、せっかくなので、西内氏のガイド本(鈴鹿の山・万能ガイド)を見て、フクジュソウ見るならこのルート(29番)かな?と、保月から東尾根から登るルートで登ってみることにしました。また、これだけでは消化不良なので、ついでに周辺の二山、小鍋尻山と地蔵山にも足を延ばしました。途中までは快適な山旅でしたが、西内氏も指摘していたように巡視路が最後のほうで、大きく荒れており、踏み後も消え、しかたなく谷に下ってしまいました。ここで、大きな勘違いをして、地図も見ずにどんどんと谷を下ってしまい、登りなおす羽目に。まあ、地図は定期的にしっかり確認しましょう!ってことを久々に教わりました。

写真

鍋尻山の登山口、保月集落跡の駐車場です。ここは学校の跡だとか。前の建物はトイレとして開放していただいています。なお、ここまでの車の道のりは、道があまりに細いので、かなり疲れます。

鍋尻山の登山口、保月集落跡の駐車場です。ここは学校の跡だとか。前の建物はトイレとして開放していただいています。なお、ここまでの車の道のりは、道があまりに細いので、かなり疲れます。

ここが登山口の入口。

ここが登山口の入口。

歴史を感じさせる溝道です。昔は生活道だったんですねぇ。

歴史を感じさせる溝道です。昔は生活道だったんですねぇ。

ここを一般登山道は左に曲がりますが、今日は東尾根を上るため、直進します。

ここを一般登山道は左に曲がりますが、今日は東尾根を上るため、直進します。

さっそく、フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)がお出迎えしてくれました。ここはまだ数株です。

さっそく、フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)がお出迎えしてくれました。ここはまだ数株です。

古い道の跡をたどって進みます。

古い道の跡をたどって進みます。

石灰岩に樹が直接生えています。

石灰岩に樹が直接生えています。

なんとなく道の形が残っているような気がします。

なんとなく道の形が残っているような気がします。

これは、ジンチョウゲ科のオニシバリのようです。

これは、ジンチョウゲ科のオニシバリのようです。

尾根に突き当たります。この尾根の下部がフクジュソウがいっぱい。

尾根に突き当たります。この尾根の下部がフクジュソウがいっぱい。

ちょうどきれいに咲いています。

ちょうどきれいに咲いています。

尾根の斜面に無造作に咲いています。踏まないように慎重に登ります。

尾根の斜面に無造作に咲いています。踏まないように慎重に登ります。

ヤマネコノメソウも咲いてました。

ヤマネコノメソウも咲いてました。

尾根の頂点を目指して・・・

尾根の頂点を目指して・・・

ほぼ尾根に登りつきました。あとは尾根芯を外さぬように登るだけ。

ほぼ尾根に登りつきました。あとは尾根芯を外さぬように登るだけ。

右手に、眺望が広がります。手前がコザト830mで、右奥がソノド926mです。どちらも鈴鹿独特のカタカナの山で、名山です。

右手に、眺望が広がります。手前がコザト830mで、右奥がソノド926mです。どちらも鈴鹿独特のカタカナの山で、名山です。

そしてその左には、霊仙山。ちょっと望遠で覗いてみましょう。

そしてその左には、霊仙山。ちょっと望遠で覗いてみましょう。

霊仙山の西南稜と「近江展望」を展望します。ちょうど15~16人の団体さんが登っていますね。

霊仙山の西南稜と「近江展望」を展望します。ちょうど15~16人の団体さんが登っていますね。

こちらは最高峰。ここにも二、三人が立っています。

こちらは最高峰。ここにも二、三人が立っています。

登っている尾根の様子です。杉の倒木がちらほら。植林地がだんだんと、下降しているのがよくわかります。霊仙山の杉峠も、昔は杉林でしたが、今は草原です。

登っている尾根の様子です。杉の倒木がちらほら。植林地がだんだんと、下降しているのがよくわかります。霊仙山の杉峠も、昔は杉林でしたが、今は草原です。

ザラノ808mです。これも不思議な名前ですね。

ザラノ808mです。これも不思議な名前ですね。

石灰岩が斜面からにょきっと生えているような、カレンフェルトが増えてきました。

石灰岩が斜面からにょきっと生えているような、カレンフェルトが増えてきました。

また、岩のない尾根に。冬枯れの木々がなんともきれいでした。

また、岩のない尾根に。冬枯れの木々がなんともきれいでした。

カレンフェルトの群れが行く手をふさぐように立ちはだかっていますが、何とか通れる隙間がありました。

カレンフェルトの群れが行く手をふさぐように立ちはだかっていますが、何とか通れる隙間がありました。

山頂到着です。まずは三角点にごあいさつ。今日が3回目ですね。三等で、点名は「鍋尻」。標高は838.2mです。

山頂到着です。まずは三角点にごあいさつ。今日が3回目ですね。三等で、点名は「鍋尻」。標高は838.2mです。

三角点を中心に開けた山頂。ここで、お昼にしました。さすがにフクジュソウの季節。数グループの10名ほどにお会いしました。

三角点を中心に開けた山頂。ここで、お昼にしました。さすがにフクジュソウの季節。数グループの10名ほどにお会いしました。

山頂を後に、通常コースで保月に下ります。あの先が、眺望のすごいポイントです。しばらくは山々の眺望を。

山頂を後に、通常コースで保月に下ります。あの先が、眺望のすごいポイントです。しばらくは山々の眺望を。

烏帽子岳。鈴鹿北部。標高は870mです。

烏帽子岳。鈴鹿北部。標高は870mです。

三国岳。伊勢-美濃-近江の三国境にあります。標高は911m。右は焼尾山922m。

三国岳。伊勢-美濃-近江の三国境にあります。標高は911m。右は焼尾山922m。

御池岳。いわずと知れた鈴鹿の盟主です。標高1247m。左手には藤原岳の一角、鉄塔の立つ冷川谷の頭、別名・頭蛇ヶ平。右には鉄塔の右、茶野といわれる台状のピーク。

御池岳。いわずと知れた鈴鹿の盟主です。標高1247m。左手には藤原岳の一角、鉄塔の立つ冷川谷の頭、別名・頭蛇ヶ平。右には鉄塔の右、茶野といわれる台状のピーク。

高室山818m(後方)と、このあと登る地蔵山757m(手前)。なお、最後方には、日本コバや綿向山など、鈴鹿中南部の山々。

高室山818m(後方)と、このあと登る地蔵山757m(手前)。なお、最後方には、日本コバや綿向山など、鈴鹿中南部の山々。

右後方に、鈴鹿第二の高峰・雨乞岳1238m。その左は平らなイブネ1160mです。もっとも手前は、ザラノの山頂部です。

右後方に、鈴鹿第二の高峰・雨乞岳1238m。その左は平らなイブネ1160mです。もっとも手前は、ザラノの山頂部です。

左後方に見えているのが釈迦ヶ岳1092m。右に猫岳1058m。右端には天狗堂988mの山頂部が。

左後方に見えているのが釈迦ヶ岳1092m。右に猫岳1058m。右端には天狗堂988mの山頂部が。

笙ヶ岳908m。養老山地の盟主です。

笙ヶ岳908m。養老山地の盟主です。

保月に向けて下りる途中の岩場にもフクジュソウは咲いています。でも、群生度はだいぶ寂しいです。

保月に向けて下りる途中の岩場にもフクジュソウは咲いています。でも、群生度はだいぶ寂しいです。

トウゴクサバノオ(キンポウゲ科シロカネソウ属)です。小さな花。

トウゴクサバノオ(キンポウゲ科シロカネソウ属)です。小さな花。

さて、保月に降りてからこんどは小鍋尻に登ります。車道を少し西に戻り、お地蔵さんの祠まで来たら、杉林の中の右手の尾根にとりつきます。

さて、保月に降りてからこんどは小鍋尻に登ります。車道を少し西に戻り、お地蔵さんの祠まで来たら、杉林の中の右手の尾根にとりつきます。

5分も登れば小鍋尻山の山頂です。標高は675m。でも、何もありませんでした。

5分も登れば小鍋尻山の山頂です。標高は675m。でも、何もありませんでした。

お地蔵さんまで戻ってきました。今度はちゃんとご挨拶しました。「保月の乳地蔵」として有名なお地蔵さんです。

お地蔵さんまで戻ってきました。今度はちゃんとご挨拶しました。「保月の乳地蔵」として有名なお地蔵さんです。

周囲にはお地蔵さんを守るように3本の巨大な杉が植えられています。背後の杉は、樹齢400年、樹高37メートル、樹幹周囲7.3メートルだそうです。

周囲にはお地蔵さんを守るように3本の巨大な杉が植えられています。背後の杉は、樹齢400年、樹高37メートル、樹幹周囲7.3メートルだそうです。

今度は、地蔵山を目指し、乳地蔵の右脇から尾根にとりつきます。

今度は、地蔵山を目指し、乳地蔵の右脇から尾根にとりつきます。

尾根の途中から、左手に先ほど登った鍋尻山が見え隠れします。

尾根の途中から、左手に先ほど登った鍋尻山が見え隠れします。

もう山頂が見えてきました。

もう山頂が見えてきました。

ここが地蔵山・山頂。標高は757m。でも、何もありませんでした。

ここが地蔵山・山頂。標高は757m。でも、何もありませんでした。

そのまま引き返すのも芸がないので、西内氏の鈴鹿万能ガイドに出ている通りに、尾根を南西に下ります。

そのまま引き返すのも芸がないので、西内氏の鈴鹿万能ガイドに出ている通りに、尾根を南西に下ります。

やがて杉植林となります。

やがて杉植林となります。

「火の用心」が出てきたら、巡視路を左折。

「火の用心」が出てきたら、巡視路を左折。

巡視路を進みます。

巡視路を進みます。

巡視路なのに、大荒れです。階段の残骸が見えています。

巡視路なのに、大荒れです。階段の残骸が見えています。

この辺も崩壊があったようで、心もとない道でした。

この辺も崩壊があったようで、心もとない道でした。

3つ目、最後の鉄塔に出ました。

3つ目、最後の鉄塔に出ました。

この先で、赤いテープに導かれて小さな尾根に乗りましたが、これが間違いで道は消えました。仕方なく、谷に下りました。ええ加減なテープは付けないでほしいものですねぇ。

この先で、赤いテープに導かれて小さな尾根に乗りましたが、これが間違いで道は消えました。仕方なく、谷に下りました。ええ加減なテープは付けないでほしいものですねぇ。

ふつう、集落は谷を下ったところにあるので、何も考えずにこの谷を、どんどん下ってから、ちょっと待てよ、と地図を見て、保月の集落は下っちゃダメというのに気づきました。このままでは、アサハギ谷に降りてしまうところでした。

ふつう、集落は谷を下ったところにあるので、何も考えずにこの谷を、どんどん下ってから、ちょっと待てよ、と地図を見て、保月の集落は下っちゃダメというのに気づきました。このままでは、アサハギ谷に降りてしまうところでした。

谷を登りなおして、集落の端にある墓地まで来ました。ヤレヤレ。

谷を登りなおして、集落の端にある墓地まで来ました。ヤレヤレ。

集落が見えてきました。

集落が見えてきました。

なんと、集落内にもフクジュソウは結構咲いているではありませんか。

なんと、集落内にもフクジュソウは結構咲いているではありませんか。

ここは大した群生地です。集落内にこんな群生地があるとは・・・。ということで、フクジュソウ見るだけなら、鍋尻山に登らなくてもいいようです^^

ここは大した群生地です。集落内にこんな群生地があるとは・・・。ということで、フクジュソウ見るだけなら、鍋尻山に登らなくてもいいようです^^

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