音羽山を越えて又兵衛桜を見に行こう!

2019.04.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 49
休憩時間
54
距離
6.7 km
のぼり / くだり
696 / 542 m
54
46
1 29

活動詳細

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 大宇陀の又兵衛桜は、滝桜とも呼ばれる枝垂れ桜の古木で、樹齢300年と言われています。シーズンの来訪者が5〜6万人(なら旅ネット参照)という、凄い桜なんです。  この又兵衛桜を、桜井方面から、音羽山を越えて見に行くYAMAP Eventsのpersさん企画が去年からあったのですが、去年は開花が早すぎて、おまけにぼくも急用でドタキャンとなっていました。今年の又兵衛桜に向けて再びプラン「アベンジャーズ:今度こそ満開を狙って」をたてていただきましたので、喜んで参加させていただきました。  集合は桜井駅、朝8時。15名が集まりました。ここから談山神社行きのバスに乗って、下居(おりい)のバス停で下車し、ここからまず音羽山観音寺をめざして舗装路を登っていきます。なかなか勾配のきつい林道でした。やがて音羽観音さん。YAMAPで何度もお目にかかったかわいい人形さんにも会えました。ここからは、山道となって山頂を目指しました。途中見晴らしの良い展望台を経由しました。金剛・葛城が黄砂の空の下、霞んで見えていました。音羽山山頂は、再び植林帯の中。見晴らしは全くありません。ところで、滋賀県民にとって音羽山は京滋境の593m峰がまず思い浮かびます。新幹線の音羽山トンネルがくぐってる山です。でも、ここは奈良の音羽山。関係はなさそうです。  さて、いよいよ又兵衛桜に会いに東へと下ります。さっきより踏み跡はだいぶ薄くなりますが、それでも道標もあって、心配するような道ではありません。途中一瞬林道に出て、またすぐ山道に入るところだけ要注意です。その後、ほんとに林道に出て、あとは山里をのどかに下っていきました。このあたり、春の里山に咲く花々が咲き乱れ、ついつい写真に夢中に。ミヤマカタバミ、タンポポ、キランソウ、コハコベ、ヒメウズ、キュウリグサ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ・・・、きりがないですね。で、そのころからちらちらと又兵衛桜が見えてきました。さすがの風格、すごい車の数、やっぱりスターでした。この桜については、ボキャ難のぼくの口では語りつくせませんので、写真をじっくりと。

音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 下居(おりい)のバス停です。ここで下車しました。
下居(おりい)のバス停です。ここで下車しました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 談山神社行きのバスでした。
談山神社行きのバスでした。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 バス停でいきなり枝垂桜。なんてきれいなところなんでしょう!
バス停でいきなり枝垂桜。なんてきれいなところなんでしょう!
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 川を渡って、さらにここを右に入って、音羽観音寺を目指します。
川を渡って、さらにここを右に入って、音羽観音寺を目指します。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 音羽山十七夜の丁石の一丁目です。これが十七になるまで登ると、音羽山観音さんでした。
音羽山十七夜の丁石の一丁目です。これが十七になるまで登ると、音羽山観音さんでした。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 このしだれも良いですねぇ。
このしだれも良いですねぇ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 シデコブシ(モクレン科モクレン属)も満開!
シデコブシ(モクレン科モクレン属)も満開!
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 こっちはモクレン(モクレン科モクレン属)
こっちはモクレン(モクレン科モクレン属)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 今日は15人の大所帯です。
今日は15人の大所帯です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 七丁目まで登ってきました。
七丁目まで登ってきました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 舗装路ですが、あまりにきついので、真ん中に階段を付けてくれてます。
舗装路ですが、あまりにきついので、真ん中に階段を付けてくれてます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ヤマルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)よく見るとなかなかきれいな形をした紫の花です。
ヤマルリソウ(ムラサキ科ルリソウ属)よく見るとなかなかきれいな形をした紫の花です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 音羽山観音さんに到着。ここで大休憩です。
音羽山観音さんに到着。ここで大休憩です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 YAMAPでおなじみのかわいい人形さんたちに会えました。
YAMAPでおなじみのかわいい人形さんたちに会えました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ワサビ(アブラナ科ワサビ属)が咲き始めていました。
ワサビ(アブラナ科ワサビ属)が咲き始めていました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 観音さんを右に進み、この大銀杏の脇を通って、いよいよ登山道に。
観音さんを右に進み、この大銀杏の脇を通って、いよいよ登山道に。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 徐々に見晴らしがよくなってきます。
徐々に見晴らしがよくなってきます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここで分岐しますが、どちらでも山頂に行きます。展望の良い「万葉展望台」経由をとりました。
ここで分岐しますが、どちらでも山頂に行きます。展望の良い「万葉展望台」経由をとりました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 金剛山(左)と大和葛城山が見えてきました。
金剛山(左)と大和葛城山が見えてきました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 二上山、かすんでます。そう、今日は黄砂が飛んできてます。
二上山、かすんでます。そう、今日は黄砂が飛んできてます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 これは、畝傍山ですね。
これは、畝傍山ですね。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ナワシログミ(グミ科グミ属)カングミの名で盆栽に使われるグミです。秋の終わりに花が咲いて、だいぶ実が大きくなってきましたね。まだ食べられない・・・
ナワシログミ(グミ科グミ属)カングミの名で盆栽に使われるグミです。秋の終わりに花が咲いて、だいぶ実が大きくなってきましたね。まだ食べられない・・・
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 このあと、再び植林帯に戻って登ると、音羽山の山頂に到着です。三等三角点「音羽」、標高851.4mがあります。標石の角が落ちて、ちょっとかわいそうな状態ですね。点の記によると、設置は明治36年。平成21年にICタグが付けられていますが、現況は「柱石き損」。
このあと、再び植林帯に戻って登ると、音羽山の山頂に到着です。三等三角点「音羽」、標高851.4mがあります。標石の角が落ちて、ちょっとかわいそうな状態ですね。点の記によると、設置は明治36年。平成21年にICタグが付けられていますが、現況は「柱石き損」。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 山頂を後に、南に少しだけ稜線を進みます。
山頂を後に、南に少しだけ稜線を進みます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ちょっとした急登の途中で、経ヶ塚、熊ヶ岳方面(直進)と分かれて、左折します。道標に「又兵衛桜」がはいってて、ちょっとびっくり。
ちょっとした急登の途中で、経ヶ塚、熊ヶ岳方面(直進)と分かれて、左折します。道標に「又兵衛桜」がはいってて、ちょっとびっくり。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 どんどん下ります。
どんどん下ります。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ご神木のような杉がありました。この下でいったん舗装された林道に出ますが、それを進まず、右下に下る山道で下ります。
ご神木のような杉がありました。この下でいったん舗装された林道に出ますが、それを進まず、右下に下る山道で下ります。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)
ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ここにも。葉は、ハート形が三枚です。
ここにも。葉は、ハート形が三枚です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 簡易舗装の林道に出ました。
簡易舗装の林道に出ました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 立派なタンポポの花。在来種のカンサイタンポポ(キク科タンポポ属)のようです。
立派なタンポポの花。在来種のカンサイタンポポ(キク科タンポポ属)のようです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 キランソウ(シソ科キランソウ属)ジゴクノカマノフタとも呼ばれる花で、葉の毛が特徴的です。花はよく見るとひょうきんな顔。
キランソウ(シソ科キランソウ属)ジゴクノカマノフタとも呼ばれる花で、葉の毛が特徴的です。花はよく見るとひょうきんな顔。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 コハコベ(ナデシコ科ハコベ属)春の七草のひとつ、ハコベです。子供のころ、プライパンで焼いて食べてみたことあります。味は・・・。
コハコベ(ナデシコ科ハコベ属)春の七草のひとつ、ハコベです。子供のころ、プライパンで焼いて食べてみたことあります。味は・・・。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ヒメウズ(キンポウゲ科 ヒメウズ属)少し前までは、オダマキ属に分類されてたんですが。オダマキを縮小して、矩を外した姿。
ヒメウズ(キンポウゲ科 ヒメウズ属)少し前までは、オダマキ属に分類されてたんですが。オダマキを縮小して、矩を外した姿。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 遠くに、見えてきました。又兵衛桜です。
遠くに、見えてきました。又兵衛桜です。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 レンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)周囲まで黄色くなるほどいっぱい咲いてました。
レンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)周囲まで黄色くなるほどいっぱい咲いてました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 土筆です。なつかしいですねぇ。
土筆です。なつかしいですねぇ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ホトケノザ(シソ科オドリコウソウ属)左後ろにはヒメオドリコソウ。
ホトケノザ(シソ科オドリコウソウ属)左後ろにはヒメオドリコソウ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ヒメオドリコソウ(シソ科オドリコウソウ属)このオドリコソウ属の二種が、一緒に咲いてました。ちょっと珍しいかも。
ヒメオドリコソウ(シソ科オドリコウソウ属)このオドリコソウ属の二種が、一緒に咲いてました。ちょっと珍しいかも。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)
オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 キュウリグサ(ムラサキ科ワスレナグサ属)ちっちゃいけど、一つずつはかわいい花です。超小型ワスレナグサ。
キュウリグサ(ムラサキ科ワスレナグサ属)ちっちゃいけど、一つずつはかわいい花です。超小型ワスレナグサ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 白花のヒメオドリコソウ(シソ科オドリコウソウ属)お初にお目にかかります!シロバナヒメオドリコソウという品種だそうです。
白花のヒメオドリコソウ(シソ科オドリコウソウ属)お初にお目にかかります!シロバナヒメオドリコソウという品種だそうです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 さあ、近づいてきました。又兵衛桜周囲の公園にも花がいっぱい。
さあ、近づいてきました。又兵衛桜周囲の公園にも花がいっぱい。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 いよいよ又兵衛桜です。100円の協力金をお払いして、さらに近づきます。
いよいよ又兵衛桜です。100円の協力金をお払いして、さらに近づきます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 みごとに満開ですねぇ。
みごとに満開ですねぇ。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 石垣の先端に立っていたんだ・・・
石垣の先端に立っていたんだ・・・
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 みみずくもビックリ、又兵衛桜。
みみずくもビックリ、又兵衛桜。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 空も青くてよかったです。
空も青くてよかったです。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 ピンクの花桃とのハーモニー
ピンクの花桃とのハーモニー
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 反対側に回り込んでしました。
反対側に回り込んでしました。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 こっちからも絵になります。
こっちからも絵になります。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 まあ、スターはどこからでも絵になりますね。
まあ、スターはどこからでも絵になりますね。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 枝垂れと花桃の競演
枝垂れと花桃の競演
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 こっちからは、ハクモクレン、シデコブシ、花桃との競演が見られます。
こっちからは、ハクモクレン、シデコブシ、花桃との競演が見られます。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 滝桜と呼ばれるのも分かりますね。
滝桜と呼ばれるのも分かりますね。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 名残惜しいけど・・・。少し離れて見ても、やっぱすごい。
名残惜しいけど・・・。少し離れて見ても、やっぱすごい。
音羽山・竜門岳(龍門岳)・熊ヶ岳 いよいよお別れ。またいつか。
いよいよお別れ。またいつか。

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