快晴の前大日岳(北ア)

2019.04.06(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 45
休憩時間
1 時間 39
距離
16.9 km
のぼり / くだり
1387 / 1387 m
5 55
3 56

活動詳細

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【アクセス】  立山駅すぐ近くの称名道路の藤橋ゲートからスタート。 すぐ側に駐車場(空き地)があります。 【天気】  曇り〜快晴 【コース状況】  4月に降った新雪のため雪面は締まっておらず、登りはスノーシューやワカンがあると登りやすいと思います。 目印の赤テープは少ないので、トレースが無いとルートが分かりづらいかも。一応アイゼンとピッケルを持っていきましたが使用場面はありませんでした。 【感想/記録】   今週末はテン泊で西穂高岳へ登る予定でしたが、土曜日のお天気は良いけど標高の高い箇所は爆風、日曜日はお天気が崩れる予報です。標高の高いお山は諦めて、日帰りで登れそうな地元のお山へ。  大日岳へは積雪期限定で、人津谷を詰めてコルから斜面を登り、前大日岳、早乙女岳、大日岳と続く尾根筋を登るルートがあります。今回はこのルートで標高差が2,000m以上にもなる大日岳はまあ無理だろうけど、できれば早乙女岳まで狙いたい。初めてのコースでしたので、事前にまさかわさんがいらっしゃった時のGPSデータをYAMAPにダウンロードしてスタート。  称名道路の藤橋ゲートには5時15分くらいに到着。我が家からは45分、やっぱり地元だと近い。朝食を食べて準備をして、5時40分くらいに出発。まずは単調な舗装道路を歩き、MAGIC BENTO(旧クムジュン)の横から登山道に入ります。ここからは雪がありますが斜度は緩やかです。まずはつぼ足で先行するスキー⛷のトレースを追って歩きます。堰堤横の作業道路なので歩き易い。今年は暖冬のためか途中で雪が切れている箇所も。スキーの方はその都度スキー板を脱ぐので大変そう。  堰堤が終わると作業道路も無くなって杉林の中を歩きます。目印のテープは少ないので、スキーのトレースが頼り。沢を渡渉したりナイフリッジを渡ったりして、標高を上げると沢が途切れたところから斜度が徐々に急に。雪が深くなったので標高860m付近でスノーシューを装着。しばらく登ると文部科学省国立登山研修所冬山前進基地に到着。暖冬と言われていますが積雪は約3mでした。  ここからは急斜面を登っていきますが、直登は無理なのでジグを切って登っているスキーのトレースを追っていきます。それでも急坂ではスノーシューでもスリップしたり横滑りするので、滑落しないようにストックを使って慎重に登ると広い尾根に出ました。新雪が降ったおかげで4月なのに雪が白くて眩しい。  雪見平に到着したらようやく視界が少し開けて、薬師岳や弥陀ヶ原が見えるように。快晴の青空が広がりますが、空気が霞んでもやがかかっているようなのが残念。ここからは斜度は緩やかですが、雪が腐ってきたためかスノーシューでもちょっと沈み込み、標高を上げるのが大変に。立ち休みしながらストックも補助にして、少しずつ標高を上げていくと、11時40分くらいに6時間かかってようやく前大日岳に到着。  前方には早乙女岳、大日岳、小さく立山、鷲岳、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山、薬師岳、鍬崎山、毛勝三山など北アルプスの山々が見えています。只今絶賛除雪中の弥陀ヶ原のアルペンルートも見えているはずですが、よく分かりませんでした。ここで絶景を見ながら昼食を頂きました。今日は爆風のはずでしたが、標高1,779mの山頂は時折風は吹くものの微風で穏やか。でもじっとしていると寒くなるのでここだけはアウターを着ました。  標高2,093mの早乙女岳までは約300mも登らなければならないので、時間的にも体力的にももう無理。昼食を食べたら12時20分過ぎに下山開始。スノーシューは下りの急斜面は苦手なので、つぼ足で下ります。思ったよりも沈み込まないので、ガンガン下っていきます。ジグを切った坂も直下降して、登山研修所冬山前進基地に到着したら休憩。晴れて雪面からの照り返しもあるので暑い。  ここからは増えたトレースを追って、ブナや杉の林の中を歩いて標高を下げていくと、崖にぶち当たってしまった。赤テープもあり、まさかわさんのルートもこの先を歩いていたのに、なぜ?しょうがないので、元に引き返し朝歩いたルートに合流。ここからは作業道路なので歩きやすくなり、ドンドン歩いて15時50分頃に旧クムジュンに到着。でもまだ称名道路歩きが残っていた。藤橋ゲートには16時20分過ぎに到着。早乙女岳には届かなかったけど、快晴の中を歩いて北アルプスを見ることができて満足の山行でした。 【注意点や反省点】  閉鎖中の称名道路ですが、工事用車両が通行していましたので、注意しないと事故に会うかも。  日焼け止めクリームを塗っていなかったので日焼けしてしまった。晴れていると紫外線がヤバイ季節になりました。つばのある帽子をかぶっていれば良かった。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)  2,017 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  316 スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)   16 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)   79 ウォーキングの距離(km)  25.5 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  34,686 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  40〜164 体重  63.9 -> 62.1

立山・雄山・浄土山 標高475mの称名道路藤橋ゲート手前からスタート。
標高475mの称名道路藤橋ゲート手前からスタート。
立山・雄山・浄土山 暖冬のために雪がほとんどありません。
暖冬のために雪がほとんどありません。
立山・雄山・浄土山 MAGIC BENTO(旧クムジュン)に到着。
MAGIC BENTO(旧クムジュン)に到着。
立山・雄山・浄土山 その横の登山道入り口からスタート。積雪期限定ルートです。
その横の登山道入り口からスタート。積雪期限定ルートです。
立山・雄山・浄土山 少ないですが雪が続きます。
少ないですが雪が続きます。
立山・雄山・浄土山 途中には崩落箇所もあり。さっさと通り抜けましょう。
途中には崩落箇所もあり。さっさと通り抜けましょう。
立山・雄山・浄土山 この辺が最後の堰堤だったかな。
この辺が最後の堰堤だったかな。
立山・雄山・浄土山 杉林を歩くように。沢との段差が大きいので滑り落ちないように。
杉林を歩くように。沢との段差が大きいので滑り落ちないように。
立山・雄山・浄土山 赤テープで分かりやすい渡渉ポイント。
赤テープで分かりやすい渡渉ポイント。
立山・雄山・浄土山 スキーのトレースを追って。
スキーのトレースを追って。
立山・雄山・浄土山 眺望はありません。
眺望はありません。
立山・雄山・浄土山 日が差してきた。
日が差してきた。
立山・雄山・浄土山 徐々に斜度が急に。
徐々に斜度が急に。
立山・雄山・浄土山 雪崩のデブリも少雪のためか、ほとんどありませんでした。
雪崩のデブリも少雪のためか、ほとんどありませんでした。
立山・雄山・浄土山 お日様が眩しい。
お日様が眩しい。
立山・雄山・浄土山 文部科学省国立登山研修所冬山前進基地に到着。
文部科学省国立登山研修所冬山前進基地に到着。
立山・雄山・浄土山 遠くに見えているのは大日岳でしょうか。
遠くに見えているのは大日岳でしょうか。
立山・雄山・浄土山 積雪は約3mでしたがやっぱり少ないようです。
積雪は約3mでしたがやっぱり少ないようです。
立山・雄山・浄土山 平年よりも雪は少ないようですが、それでも屋根にはがっつりと雪が積もっています。
平年よりも雪は少ないようですが、それでも屋根にはがっつりと雪が積もっています。
立山・雄山・浄土山 冬山前進基地横の斜面を登ります。
冬山前進基地横の斜面を登ります。
立山・雄山・浄土山 斜度が急に。
斜度が急に。
立山・雄山・浄土山 一旦斜度は緩やかに。
一旦斜度は緩やかに。
立山・雄山・浄土山 なかなか急です。
なかなか急です。
立山・雄山・浄土山 急斜面を登りきると、また斜度は緩やかに。
急斜面を登りきると、また斜度は緩やかに。
立山・雄山・浄土山 ようやく尾根に合流。
ようやく尾根に合流。
立山・雄山・浄土山 雪見平に到着したら薬師岳や弥陀ヶ原が見えるように。
雪見平に到着したら薬師岳や弥陀ヶ原が見えるように。
立山・雄山・浄土山 薬師岳をアップで。
薬師岳をアップで。
立山・雄山・浄土山 弥陀ヶ原をアップで。
弥陀ヶ原をアップで。
立山・雄山・浄土山 スノーシューでもそこそこ沈み込むので、歩くペースが落ちる。
スノーシューでもそこそこ沈み込むので、歩くペースが落ちる。
立山・雄山・浄土山 新雪のおかげで雪が真っ白で生きている☃️。
新雪のおかげで雪が真っ白で生きている☃️。
立山・雄山・浄土山 緩やかな斜度の広い雪原を歩いて。
緩やかな斜度の広い雪原を歩いて。
立山・雄山・浄土山 右側にようやく緩やかなピークの前大日岳が見えてきました。
右側にようやく緩やかなピークの前大日岳が見えてきました。
立山・雄山・浄土山 緩い斜面なのですが、スノーシューが沈み込むのでペースが上がらない、体力も地味に奪われる。
緩い斜面なのですが、スノーシューが沈み込むのでペースが上がらない、体力も地味に奪われる。
立山・雄山・浄土山 後から来たスキーヤーにあっさりと追い越される。
後から来たスキーヤーにあっさりと追い越される。
立山・雄山・浄土山 スキーだと沈み込みが少ないので、歩くスピードが全然速いです。
スキーだと沈み込みが少ないので、歩くスピードが全然速いです。
立山・雄山・浄土山 山頂手前では、かろうじて霧氷。
山頂手前では、かろうじて霧氷。
立山・雄山・浄土山 11時40分頃に標高1,779mの前大日岳山頂に到着。前方には左側に早乙女岳、右側奥には大日岳。
11時40分頃に標高1,779mの前大日岳山頂に到着。前方には左側に早乙女岳、右側奥には大日岳。
立山・雄山・浄土山 チラ見せの立山から、鷲岳、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山、薬師岳かな。
チラ見せの立山から、鷲岳、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山、薬師岳かな。
立山・雄山・浄土山 薬師岳を中心に。
薬師岳を中心に。
立山・雄山・浄土山 鍬崎山を中心に。
鍬崎山を中心に。
立山・雄山・浄土山 大辻山へと続く山々。
大辻山へと続く山々。
立山・雄山・浄土山 霞でもやっている富山平野と富山湾。
霞でもやっている富山平野と富山湾。
立山・雄山・浄土山 毛勝三山を中心に。
毛勝三山を中心に。
立山・雄山・浄土山 大日岳をアップで。
大日岳をアップで。
立山・雄山・浄土山 立山をアップで。
立山をアップで。
立山・雄山・浄土山 鷲岳、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山かな。
鷲岳、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山かな。
立山・雄山・浄土山 弥陀ヶ原と大日平をアップで。
弥陀ヶ原と大日平をアップで。
立山・雄山・浄土山 GWには登りたい薬師岳をアップで。
GWには登りたい薬師岳をアップで。
立山・雄山・浄土山 鍬崎山をアップで。
鍬崎山をアップで。
立山・雄山・浄土山 富山平野と富山湾をアップで。
富山平野と富山湾をアップで。
立山・雄山・浄土山 弥陀ヶ原ホテルが見える。
弥陀ヶ原ホテルが見える。
立山・雄山・浄土山 称名滝も。
称名滝も。
立山・雄山・浄土山 立山へは4月15日にアルペンルートが開通すると登れるように。
立山へは4月15日にアルペンルートが開通すると登れるように。
立山・雄山・浄土山 最後に大日岳を撮影。
最後に大日岳を撮影。
立山・雄山・浄土山 早乙女岳も。
早乙女岳も。
立山・雄山・浄土山 お昼ご飯を食べていたところへ。
お昼ご飯を食べていたところへ。
立山・雄山・浄土山 山頂の気温は3度ほどなので暖かいですね。
山頂の気温は3度ほどなので暖かいですね。
立山・雄山・浄土山 スノーシューをしまって、つぼ足で下山していきます。
スノーシューをしまって、つぼ足で下山していきます。
立山・雄山・浄土山 霞で遠景が見えないのが残念。
霞で遠景が見えないのが残念。
立山・雄山・浄土山 雪庇の発達も少ないですね。
雪庇の発達も少ないですね。
立山・雄山・浄土山 広い雪稜。
広い雪稜。
立山・雄山・浄土山 進路を右側に切ります。
進路を右側に切ります。
立山・雄山・浄土山 13時を過ぎているのに、まだ登って来る方も。
13時を過ぎているのに、まだ登って来る方も。
立山・雄山・浄土山 徐々に斜度が急に。
徐々に斜度が急に。
立山・雄山・浄土山 ドンドン下って。
ドンドン下って。
立山・雄山・浄土山 ショートカットしたりして。
ショートカットしたりして。
立山・雄山・浄土山 冬山前進基地でちょっと休憩してまた下ります。
冬山前進基地でちょっと休憩してまた下ります。
立山・雄山・浄土山 斜度が緩やかに。
斜度が緩やかに。
立山・雄山・浄土山 微妙な落とし穴。
微妙な落とし穴。
立山・雄山・浄土山 沢が出てきました。
沢が出てきました。
立山・雄山・浄土山 プチナイフリッジ。失敗するとドボン。
プチナイフリッジ。失敗するとドボン。
立山・雄山・浄土山 スノーブリッジもあるよ。
スノーブリッジもあるよ。
立山・雄山・浄土山 杉林の中を歩いて。
杉林の中を歩いて。
立山・雄山・浄土山 左側から来ましたがピンクテープもあるのに、右側はほぼ崖なのでもう進めない。
左側から来ましたがピンクテープもあるのに、右側はほぼ崖なのでもう進めない。
立山・雄山・浄土山 元に戻って朝歩いた道に合流。
元に戻って朝歩いた道に合流。
立山・雄山・浄土山 バームクーヘンか!
バームクーヘンか!
立山・雄山・浄土山 暑くなったので途中で北アルプスの天然水を汲んで飲みました。
暑くなったので途中で北アルプスの天然水を汲んで飲みました。
立山・雄山・浄土山 作業道路は歩きやすい。
作業道路は歩きやすい。
立山・雄山・浄土山 どんどん歩いて。
どんどん歩いて。
立山・雄山・浄土山 ようやく旧クムジュンに到着。
ようやく旧クムジュンに到着。
立山・雄山・浄土山 でもまだ長い称名道路歩きが続きます。
でもまだ長い称名道路歩きが続きます。
立山・雄山・浄土山 ゲートが見えてきた。工事用車両などは通行できるようです。
ゲートが見えてきた。工事用車両などは通行できるようです。
立山・雄山・浄土山 ゲートから立山駅まではすぐ近く。
ゲートから立山駅まではすぐ近く。

活動の装備

  • その他(Other)
    Apple watch series3
  • ティートンブロス(Teton Bros.)
    TBジャケット
  • パーゴワークス(PaaGo WORKS)
    FOCUS
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダイアティッシマ50アウトドライ
  • その他(Other)
    COCOHELI(ココヘリ)会員証
  • オリンパス(OLYMPUS)
    M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
  • オリンパス(OLYMPUS)
    OLYMPUSミラーレス一眼OM-DE-M1MarkIIボディー
  • オークリー(Oakley)
    OAKLEYオークリーPRIZMプリズムサングラスRADARLOCKPATHレーダーロックパスOO9206-28009206-289206-28
  • ペツル(PETZL)
    ライド
  • モンベル(mont-bell)
    ウインタートレッキンググローブ Men's
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ミッドウェイト
  • その他(Other)
    ポーラーエクストリームDFパンツPWP13A0011(Men's)
  • スント(SUUNTO)
    SUUNTO AMBIT3 PEAK
  • その他(Other)
    iPhone8 スペースグレイ
  • その他(Other)
    ATLAS(アトラス)アスペクト241831873ブルーフリー
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • キーン(KEEN)
    メンズ WINTER PORT 2

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