活動データ
タイム
06:57
距離
10.0km
のぼり
1249m
くだり
1248m
活動詳細
すべて見る以前西沢渓谷を歩いた時、近くにある乾徳山が気になっていた。 鎖場が楽しそうだし、山頂からの展望も素晴らしいらしい。 もう雪も少なそうだし、茅ケ岳とセットで歩いてこようと計画。 登山口付近には、臨時駐車場もいくつかあった。 ベストシーズンには結構にぎわうのかもね。 登りは道満尾根 尾根だから見晴らしいいかなと思ったら樹林帯のあまり楽しくない尾根。 道満山の手前でイタチ?が目の前に現れ気分を紛らわせてくれた。 何度か舗装路を横切りながら登る。 木々の間から富士山が見えた。 右手の眼下に大平高原が見える。次に来るときはこちらから登ってみようかな? 雑木林となり時々展望も見え楽しくなる。 ぱっと開けたところからは南アルプスや富士山がばっちり。 たっぷり写真を撮る。 標高1,700m付近から日陰に残雪。 開放的は風景の扇平に到着 いやあ、素晴らしい眺め、気持ちいいねえ でっかい岩があった。これが月見岩かな? 扇平を過ぎ標高1,800mを超える頃から日陰はばっちり凍結した道となった。 アイゼン付けた方がいいんだろうが、突き出た石や木の根っこを踏みながら用心して登る。 前方から声がする。 男性が2名、いやあ、凍結箇所は怖かったねえと話しながら岩場に到着。 ここで、お先にどうぞと道を譲られ先行する。 鎖につかまって登るところを写真に撮ってもらいました。 最後の難所、鳳岩に到着 そそり立つ感じの岩…20mはあるだろうか? 下部は足場も少ない。鎖を持つ手に力が入る。 後半は足場も増え少し安心。 なお、鎖が苦手な人の為に、右手に迂回路の標識があった。 難所をクリアーするとすぐに山頂 いやあ、展望が素晴らしいね。 後続の二人組が岩場にとりつく。 一人は、岩場や鎖は苦手とのこと。先に登った男性が心配そうに見下ろしている。 躊躇しているように見えたが決心して登りはじめました。 もう少しだよ、手、離さないで!と声が飛ぶ。 無事登り切りました。 いやあ、今までで一番大変だった。怖かったというが登り切ったことで顔には笑顔が浮かんでいた。 では無線でもしようかなとザックのポケットに入れた無線機を取り出そうと近寄ったら… メインチャンネルから聞いたようなコールサインが聞こえた。 なんと、HVW局でした。 登ると言ってたのでAPRSの軌跡見てもう山頂だろうと呼んでくれたとのこと。 いやあ、感動です。 千葉のご自宅からとのことで150km位はあるかもね。 その後も、山と無線コミュで交流のあるお二人含め、5人と交信できました。 では下りましょうか。 帰路は迂回路を下ろうと進んだが、鉄梯子の下に凍結箇所が見えた。 こっちの方がやばいかもと、鳳岩の鎖を下ることにした。 鎖は下りの方が怖い。 より慎重に下る。 扇平までは日陰の凍結箇所に最大限の注意をして下る。 扇平からは気持ちの良い道です。 国師ケ原では鹿の親子が出迎えてくれた。 雑木林の中に見えた避難小屋は結構立派そうに見えた。 今度泊まってみたいなと思わせるロケーションです。 途中、錦晶水、銀晶水と二か所の水場があった。 甘い感じがしておいしい水でした。 下山後駐車場でコーヒー飲んでいたら、通りかかった役所の女性の方から声がかかった。 「乾徳山のぼってきたんですか?雪の状況はどうでした?」 「1,800m以上は日陰は凍結。アイゼンあった方がいいと思います。」と答える。 電話で時々問い合わせがあるとのことでした。
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