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越後駒ヶ岳⛰️からの中ノ岳⛰️滝雲、流星、冷気と小屋泊との写真

ミヤマホツツジ

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みゅー
ID: 2708748

会津の山々がホーム(会津百名山92/108)。山歩き4年目になりました。低山ソロが多いです。たまに親子登山(父娘or母息子or三世代)。Instaはより簡単に早く更新しています。https://www.instagram.com/myu.oyama/

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18:57
24.7 km
2465 m

越後駒ヶ岳⛰️からの中ノ岳⛰️滝雲、流星、冷気と小屋泊と

越後駒ヶ岳・八海山・中ノ岳(新潟)

2024.08.09 (金)2 DAYS

みゅー
みゅー

盛夏なので、避暑地に行きますっ! 避暑地でのんびり心身の癒しと回復です。 尾瀬地区や会越県境の山々から、ちらちら気になってみていた、 越後三山のお山に初めて参ります。 今回は、枝折峠からかの有名な滝雲を見たい。 せっかくだから、エチコマから縦走路で中ノ岳まで行ってみよう。 いかに、いかに! ・ ≪今回のハイライト≫ ◎ダイナミック滝雲(駒の小屋から見下ろしたので臨場感は少なめかな) ◎雲海(奥只見ダムから生まれた滝雲が広がって雲海へと成長) ◎流星💫(ペルセウス座流星群極大日2日前) ◎天の川🌌(しっかりくっきり見えすぎるほど) ◎冷気&涼風、ガスのなか涼しく登って、夕方と早朝に絶景(中ノ岳へのルートがガスで見えなかったから頑張って進めたのかも。クリアに見えていたら歩く前に気持ちが萎えてたかも・・・) ◎快適な小屋(清潔な小屋、水場、冷えたビール、バイオトイレ、素敵な小屋番。日帰り山行の方が多いので、小屋はゆったり使えました。) ◎中ノ岳への縦走路は達成感有(片道5キロを4時間かけるようなところです・・・) ・ 滝雲を見たくて、日の出前30分に歩き始め。 条件が調わなくて、登りの日はベイビー滝雲。 それでも滝雲が生まれるのを目の前で見れるのはわくわく。 そして、本格的に歩き始めるものの・・・ 緩くてもアップダウンの繰り返しで、 なかなか高度を上げさせてくれない登山道。 高度が上がらないから、植生も単調。 ピーク手前の残り1/4で一気に高度上げる。 夏場の8-15時はガスがかかりやすいとのことで、 視界があまり効かなくやや涼しい中、 歩いてやや飽き気味になったところで 小屋前の岩場でクライマックス。 美しい稜線、 一見たおやかにも見える草原の中のピーク。 そのピーク付近が急にどかーんと現れた前駒から、 気分のテンションも急上昇。 テンション高いまま… 駒の小屋にあらかた荷物をデポして、 中ノ岳への縦走路をピストンで行く。 小屋番の佐藤さん(6人でローテーションしているそうです)が、 お守りを持たせてくれた。 片道5km、4時間かかるんだって。 ほんとだった! 広大な景色の中稜線を闊歩じゃなかった! 踏み跡を刈り払ってあるだけと言われたけれど、 そのとおり。 豪雪地帯らしく、 粗々しい山肌の上の切り立った細尾根の道。 まさに刈り払いの最中。 やや斜めのところもあって そこに刈り立てほやほやの笹草枝がこんもり。 足元見えないし滑るの。 不安定で踏ん張りながら進むからスピードは上がらず。 原始的な箇所も多いし、 3点支持多め。 なかなかのしっかりどっかりアップダウン。 ガスで見通せないからこそ、 現実が見えなくて歩いてしまった間あり。 心の準備がされていた皇海山クラシックルートより、 きつかったよ… 片道4時間で中ノ岳ピークまでいけなかったら 諦めて戻るつもりで必死に歩いた。 気を抜けない道が5キロ続くってしんどいんだな。 飯豊より緊張しまくった。 (初めての道だし、先輩や師匠がいないソロだったから余計にそう感じたんだろうね。) 中ノ岳避難小屋にちょうど4時間で着いた! ピークでしっかり休憩。 返しが肝心だから。 避難小屋に戻ったところで、男性一人に遭遇。 今夜、ペルセウス座流星群を期待して泊まるそう。 そうだ、極大日の二日前。 楽しみですね! 返しで刈り払い作業の方と立ち話。 大変すぎるから、ここの刈り払いをする人が他にいないみたい。 確認をとったら、道にこんもりしている草木は落としてよいとのこと。 次歩く方のためにも、喜んで落としますとも! アミノバイタルの顆粒を分けていただく。 私も安全に戻るよ。がんばるよ。 ようやくお一人とスライド。 中ノ岳避難小屋泊予定とのことで、重そうな荷物。 やはり歩きづらくて辛そうだった。 ピストン返しのラスト1時間の時、 降雨。 急いでレインウェアを羽織り、 確実なステップで歩いた。 慎重になった分、 少し時間がかかったけれど、 無事小屋にもどった。 頑張ったな。 持久力と集中力あってよかった。 (運動神経、瞬発力は私にはない・・・) 会津百の集大成みたいだったな。 水場で冷えていたビールが、 めちゃくちゃに美味しかった。 着替える前に飲み干しそうだった🤣 夜中、目覚めたら、 見上げた空にはくっきりと天の川。 夏の星座が見えすぎるくらい。 小屋番佐藤さんも星空を眺めていておしゃべりしながら。 身体が冷え切る前に流星もいくつか眺められた。 満たされている状態だから、 これ以上の願い事はない。 夜明けと共に、 昨日ガスで見えなかった周辺の山並みがシルエットで浮かび上がり、 日の出ごろから、 ダイナミックな滝雲鑑賞。 峠から間近でみたら、 その躍動感、臨場感は凄まじいのだろうね。 滝雲が広がり雲海となって さらにそれがガスになり、 周囲がガスに飲み込まれる前の貴重な美しさを 満喫。 下山したくない気持ちが、 さらにのんびりとさせる。 ゆっくり、ごくゆっくり下山。 登りの時味わったなかなか高度を上げさせてくれない道は、 下山ではなかなか帰してくれない道になる… あぁ、よかった。 ひとつひとつが思い出に残るようなエピソードの集合な山行だった。 エチコマ、 つぎは紅葉🍁時期に。 やっぱり小屋泊で来よう!