二人でヨロヨロ【富山登山・北峰西尾根ルート】

2014.10.30(木) 日帰り

活動データ

タイム

05:07

距離

13.0km

のぼり

1040m

くだり

1039m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 7
休憩時間
57
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1040 / 1039 m

活動詳細

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山行行程 7:00【富楽里とみやま】出発。 ↓ 7:15【北峰西尾根ルート】入り口。 ↓ 7:35【案内板1】。 ↓ 8:08【案内板2】。【伏姫籠穴】方面との分岐。 ↓ 8:40突き当り。リボンの方向へ。 ↓ 9:20【富山北峰山頂】到着。 ↓ 10:35【富山南峰山頂】到着。 ↓【伏姫籠穴】ルートで下山。 12:05【富楽里とみやま】帰着。 今回は、ヤマップ仲間から教わった。富山【北峰西尾根ルート】です。 年甲斐もなく、スリル大好きなぷーすけですが、この廃道のようなルート、ぷーこの苦情をかわして、無事にレポートできるのでしょうか。なんたらかんたら・・。 化粧が途中のぷーこを急かし、深夜1:00に自宅を出発、地道に下の道を使い【富楽里とみやま】に4:30に到着しました。 到着後、ぷーこは化粧の続きをしに、レストルームへ。 誰に見せるでもなく、汗で落ちるし何の意味があるのか??女心が今一つ分らないぷーすけはそのまま仮眠です。 7:00、化粧バッチリぷーこと、くまバッチリぷーすけで、ベースキャンプ地である【富楽里とみやま】を後にします。 途中の案内板に、このルートは載っていません。 「載ってないけど大丈夫?」訝しがるぷーこに「〇〇さんの推奨だからきっと楽しいよ」適当に返事をしてかわします。 7:15【北峰西尾根ルート】入り口に到着。行く人がいないのか?草ぼうぼうで少し躊躇しました。(嫌な予感) 記録写真を撮っているぷーすけを尻目に、ぷーこが先に行ってしまいます。(これは先に行って、ばてるパターンですね) 途中、既に遺構となりつつある階段をまたぎながら、小さなピークに至りましたが、ここで問題発生。 行き止まりです。周囲をぐるりと見渡すも、藪!藪!藪!。ヤマップの指し示す方向を見ても藪なのですσ(´∀`me)?? 「ライオンの頭から跳躍する者だけが、その価値を認められる」byインディージョーンズ最後の聖戦。 結局、跳躍すると危ないので、突っ込みました頭から・・。 ぷーこが後方で何か言ってますが、ここは聞こえないふりして、夢中で藪の中を突き進みます。(たぶん苦情の申し立て) 振り返ると感動的な光景が、「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」今までの人生こんなだった。(人生藪の中) 高村光太郎「道程」の琴線に触れたような瞬間でした。 なんとか、追いついたぷーこと一緒に、何度も同じような藪漕ぎを続け、中間地点の第二看板まで無事に進みましたが、ついにぷーこが「こんなの聞いてない、面白くない」と言い出してしまいます。 しかたなく、今から戻ろうかと言えば、「いまさら、今のを戻れるわけないでしょ(怒)」。 怒りながら先に行ってしまいます。 が、ぷーこですから、危険な場所は結局ぷーすけが先に行くことに。「藪を指すロープ」、「荒れ果てた竹林」、「直角ターンの行き止まり」、「足場の見えない痩せ尾根」(両サイド崖で危険)、「巨大女郎蜘蛛の森」、藤岡弘探検隊ばりの、ハードボイルドな富山に、北峰まで2時間も費やしてしまいました。ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/ 登頂後は、小一時間かけ山ご飯。残念ながら、今回の眺望は良くありませんでしたが、これから冬の時期は期待できそうです。 総括的なお話。(あくまで個人の感想です) 今回のこのルート、ヤマップに載っていますが、道なき道に変化していて、初心者には厳しいかと存じます。 気楽な散歩向きではありませんし、初めてのデートにもお勧めしません。 低山のハイキングに飽き足らない、わたくしのように探検好きな方にお勧めです。 雪山はちょっと、比較的安全に刺激が欲しい向きにもお勧め、ジャングル行軍がハードボイルドで面白いです。 (気を締めて、安全には十分気を付けてください) 教えていただいたヤマップ仲間に感謝しつつ、最後まで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。(*^~^*)ゝ

伊予ヶ岳・人骨山・津森山 道の駅「富楽里とみやま」。小心なわたしは、道を挟んだ広い駐車場の端っこに、車を止めました。薬王院以来、駐車にはちょっと五月蠅いぷーすけ。
道の駅「富楽里とみやま」。小心なわたしは、道を挟んだ広い駐車場の端っこに、車を止めました。薬王院以来、駐車にはちょっと五月蠅いぷーすけ。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 館山道の下を潜り、真っ直ぐ3~5分ほど歩くと、右側に案内看板があります。
館山道の下を潜り、真っ直ぐ3~5分ほど歩くと、右側に案内看板があります。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 案内看板です。【北峰西尾根ルート】 は記載されていません。まさにマイナーコースである証。
案内看板です。【北峰西尾根ルート】 は記載されていません。まさにマイナーコースである証。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 写真左側、ぷーこが登っているのが【北峰西尾根ルート】の入り口です。
写真左側、ぷーこが登っているのが【北峰西尾根ルート】の入り口です。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 殆ど使われていないのか、登り始めから荒れています。もはや、階段が単なる障害物と化しています。
殆ど使われていないのか、登り始めから荒れています。もはや、階段が単なる障害物と化しています。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 階段を登りきると最初の難関です。ヤマップで確認後、蜘蛛を恐れず、中央のススキに突進。
階段を登りきると最初の難関です。ヤマップで確認後、蜘蛛を恐れず、中央のススキに突進。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 かすかな踏み跡とヤマップを信じて藪を漕ぎます。その前に苦手な蜘蛛の巣を払い、ニョロを追い出します。
かすかな踏み跡とヤマップを信じて藪を漕ぎます。その前に苦手な蜘蛛の巣を払い、ニョロを追い出します。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 案内看板が出ました。間違っていなくて一安心。このまま、伏姫籠穴方面に進みます。
案内看板が出ました。間違っていなくて一安心。このまま、伏姫籠穴方面に進みます。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 折角整備しても、あまり使われないとこうなります。
折角整備しても、あまり使われないとこうなります。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 藪漕ぎと小路の連続なので、途中を端折りました。第二の案内板。ここから【伏姫籠穴】に行けそうですが、今回は尾根ルート方向に行きます。
藪漕ぎと小路の連続なので、途中を端折りました。第二の案内板。ここから【伏姫籠穴】に行けそうですが、今回は尾根ルート方向に行きます。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 岩を巻いて進みますが、藪漕ぎしてきた身には、とても楽ちんです。
岩を巻いて進みますが、藪漕ぎしてきた身には、とても楽ちんです。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 既にロープがジャングルを指しています。蜘蛛嫌いだしニョロも居そうで、心が折れそうです。
既にロープがジャングルを指しています。蜘蛛嫌いだしニョロも居そうで、心が折れそうです。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 フー・・開けた所に出ました。道幅50㎝位の竹林の道を真っ直ぐ進みます。
フー・・開けた所に出ました。道幅50㎝位の竹林の道を真っ直ぐ進みます。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 第二の関門突き当り。尾根筋でなく、下る方向に、目印のリボンが点々と木に巻かれています。
第二の関門突き当り。尾根筋でなく、下る方向に、目印のリボンが点々と木に巻かれています。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 第三関門。痩せ尾根!足の踏み場が30センチ幅くらいで、両サイドが切り立った崖です。藪に覆われていて、踏み場所を確認しながら慎重に進みます。
第三関門。痩せ尾根!足の踏み場が30センチ幅くらいで、両サイドが切り立った崖です。藪に覆われていて、踏み場所を確認しながら慎重に進みます。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 うはー(;´・д・)ようやく北峰到着。でもどこから上がるんだろ??これ
うはー(;´・д・)ようやく北峰到着。でもどこから上がるんだろ??これ
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 富山定番の景色。展望台です。少しガスっていて、富士山やアルプスは見られませんでした(´・ω・`)
富山定番の景色。展望台です。少しガスっていて、富士山やアルプスは見られませんでした(´・ω・`)
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 少し早いお昼。じゃがりこマッシュに鮭缶のチャンチャン焼き、チキンラーメンとたまごスープおじや、アクセントにグリーンカレーです。しめて800円ほど。
少し早いお昼。じゃがりこマッシュに鮭缶のチャンチャン焼き、チキンラーメンとたまごスープおじや、アクセントにグリーンカレーです。しめて800円ほど。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 休憩後、腹も膨れたので南峰へ、二人でもやっぱり不気味。
休憩後、腹も膨れたので南峰へ、二人でもやっぱり不気味。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 前回寄らなかった【伏姫籠穴】寄りました。
前回寄らなかった【伏姫籠穴】寄りました。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 綺麗に整備されていて、展望台みたいです。
綺麗に整備されていて、展望台みたいです。
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 籠穴入り口です。写真はここまで。あとは実際にいらして見てください(*^▽^*)ゞ
籠穴入り口です。写真はここまで。あとは実際にいらして見てください(*^▽^*)ゞ
伊予ヶ岳・人骨山・津森山 ここまで来ると、気持ちはお帰りモード。とても個性的でハードボイルドな【北峰西尾根ルート】でした。
ここまで来ると、気持ちはお帰りモード。とても個性的でハードボイルドな【北峰西尾根ルート】でした。

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