もうこりごりと思った水晶谷【六甲山】

「もう行きたくない」 道中と終わった後の、相方と僕の思いは、この一言に尽きます。 相方が 「嫌な事を全部詰め込んだ場所」 と愚痴り続けていました。 藪 ⭐トゲ植物だらけの藪漕ぎ ⭐その藪は水流の上をずっと続く ⭐しかもしゃがんだ姿勢で ⭐1m進むのに何分時間かかるねん ⭐たちきりバサミ必須やな ⭐全部伐採したい気持ち 必ず濡れる ⭐岩石の固定が緩い ⭐はまりやすい ⭐水に浸からなければいけない場所あり ⭐泥んこになる 山肌 ⭐横の斜め ⭐ずり落ちる柔らかい斜面 ⭐泥んこになる 見所の少なさ ⭐水晶小滝大滝のみ ⭐ほんの少し、所々、心が洗われる渓流はあるが、道中の大変さに釣り合わない 心が打ちのめされるしかけ ⭐ずっと打ちのめされ続けるので、心の強さ、胆力が居る ⭐独りでは挫けそう(-_-;) ⭐藪など、ずっと視界が狭過ぎるので、圧迫感、自分の居る場所の不明感のストレスが大きい ⭐行程の半分近くまで来ると、撤退の気分が起こりにくく、進むけれど、先が見えないストレス ⭐最後のトドメの、源流を終えて脱渓した後の藪漕ぎは「駄目押し×100」 ⭐独りでは挫けたかも、相方さんありがとうございました✨ ーーー 【ルートファインディング、道迷い】 逐一、何度でも、GPSをキチンと確認して行けば、間違う事はありませんでした。 間違う人は、 ⭐事前の予習不足 ⭐現地でのGPSの確認不足 の2つだと思います。 僕自身、完全に暗記は出来ていませんでしたが、逐一ルートチェックしたので、迷う不安も事実もありませんでした。 でも、藪だらけの視界と行動の自由の狭さに心は傷付き続けましたが(;´д｀) ーーー 着替え一式、必須やな。 下着も含めて。 何なら履き物も。 伐採のハサミも要るなぁ。 ーーー 二人揃って、今の所はリピートの気持ちは皆無です、、、 最難関と言われただけの事はありました。 大きな怪我などの危険度なら、摩耶山老婆谷中俣の方が圧倒的に上で、ハイレベルでしたが。 水晶谷は、何せ人の心を惑わせ折る仕掛けを詰め込み過ぎた場所という意味での難関だと思わされました。