イワタバコに会いに白石谷へ

夏に裏六甲でよく見られるイワタバコ。ちょうど行きたいと思っていた白石谷のイワタバコを週末に何組かのフォロワーさんが見に行かれてたので、レポを読み込んで予習バッチリで行って来ました。 とりあえず、極楽茶屋から紅葉谷を下って、白石谷を登り返して最高峰まで行こうとそれだけ決めて、あとは暑さや残り体力を考えて裏に下るか表に下るか。どの道を通るかもその場その場で考えます。 早朝に出発したことや紅葉谷、白石谷が思った以上に涼しかったこともあって、結局かなり長い距離を歩きました。さすがに最後に行った高羽道は調子にのり過ぎですね💦 それでも前回バテバテだった的形アルプスよりは楽だったかな？ 今日歩いたコースのほとんどが沢や木陰の道ばかりで、直射日光にあたったのは東おたふくの草原と住吉台～渦森台の住宅地くらいだったのが大きかったと思います。本当に直射日光は体力削られます。 今日は3リットルの水分を持ってスタート。一軒茶屋で買い足した麦茶も含めて3.2リットル消費しました。 お目当てのイワタバコは気持ち悪くなるくらいいっぱい咲いてました😁 しばらく見頃は続くと思います。 ※白石谷は熟練者向きのコースです。道迷いや滑落の危険があるので、特にこういう道を歩き慣れてない方はしっかりした準備と、熟練者と一緒に行かれるようお願いします。 以下、各コースの雑感です。 【油コブシ～ガーデンテラス】 いつも急登でいきなり息が上がるところだが、今日は調子が良く息も切らさず滝汗もかかずに登れた。山上道路手前でトレランの方2人組とすれ違ったのみ。 【紅葉谷】 極楽茶屋跡からほぼ一貫して下り続ける。細い尾根につけられた階段の迂回路を除けば穏やかな下り道で、危ない箇所もなく歩きやすい。 有馬まで下らず、紅葉谷の支沢のひとつである白石谷との出合い地点から登り返す。 【白石谷】 公式の道標は無いがマーキングは豊富にあるのでルーファイはしやすい。かなり沢が荒れており、落石や倒木で道が塞がれている所もある。特に道に拘らずに、沢の中も含めて歩ける所を歩けばいい。ただし支沢が多いので迷い込みに注意。 いくつもの滝があって登るのが楽しいが、難度の高い滝もあるので技量に合わせて巻き道を使う。水量が増えるとさらに難しくなるだろう。 ルートの自由度とか滝の難度、コースの長さ等を総合したコース難度は先日歩いた石楠花谷と同じくらいに感じた。 終盤は沢から離れて笹藪の急登を詰め上がるとすぐに最高峰。 【黒岩谷西尾根】 YAMAPでは赤線コースだが、ガレた急斜面でわりと難路。落石のリスクが高いので複数人で歩く時は特に注意が必要。個人的には七曲りよりもずっと好き。 【東おたふく山～住吉台】 よく整備されていて道標や地図も多く、危険な箇所もない。分岐が多いので地図を見ずに歩くと目的地と違うところに行ってしまうことはある。 休憩できるポイントも多いので困らないが、トイレは無いので注意。 【高羽道】 渦森台と鶴甲を結ぶ背山散策路。ほぼ水平道で歩きやすいが、どちら側も住宅地を登山口まで登るのが大変。油コブシや寒天山道、坊主山へ分岐できる。