旅日記：歩破長崎(1日目)

旅日記です． マイルの失効が近づいて慌てて変えたJALクーポンが有効期限近くになり困っていたところ つれあいが「JALのホテルに泊まる旅行に行こう」と突然思いつきました…ということで長崎へ． 博多からカモメに乗っていざ出発．赤いカモメでも白いカモメでもなくグレーのカモメです． 乗ったらすぐにつれあいが寝てしまったので長崎観光地図で繰返し予習… 文庫本提げてくるんだった…一緒なのに横で本読むなんて、の配慮は砕け散りました😭 長崎駅の総合案内書で立派な街歩き地図を貰って歩き始めます． まずは一路，昼ごはんの目的地，吉宗（よっそう）へ． 浜んまち商店街に入る手前の中島川に架かる橋の上で「潮のにおいがする」とつれあい． 横を歩いていたおばさんから 「海の水が混じってるのよ，上下に海水と真水，ずっと上まで行くとコイが泳いでいるよ」 と教わりました…またまたつれあいの外交力炸裂…人を呼び込むんだなあ 吉宗は12時前というのにすでに店の前に行列ができています…しばらく待って1階のテーブル席へ 予定していた茶わん蒸しメインのお昼ごはん…どんぶりで出る茶碗蒸しの蓋に「茶碗蒸し」と書いてあります お店を出るとさっきよりも長い行列…ちょっと早く入ってよかった～ 吉宗でエネルギーチャージをしたら今回の旅の目的のお寺巡りに出発です まずは崇福寺を目指しますが，地図読みの下手な僕のナビで一筋間違えて八坂神社に 街歩き地図には細～い道が崇福寺に延びています…これだと辿ってみるとびっくりの急登 崇福寺裏のお墓に出てそこから崇福寺に…拝観料を入り口まで戻って払います 「八坂神社の方から来たので」「一度出て写真を撮ってからまた入っていいですか？」と ややこしいことを言いつつ竜宮門を出て，入ってをしました…崇福寺はどこもかしこも紅い 関羽の像に出会って，最近またまた三国志を引っ張り出して読んでる僕は大感激！ つれあいも紅い窓格子や大釜や「けつ魚」を見て大満足…入口土産物屋の楊おばさんともしばしの歓談 寺町通りを歩いて次は興福寺です…隠元和尚に会いに行きます 途中「卓袱料理の浜勝」を見つけて喜んだり，大音寺で石段を上がってクロガネモチを見たりと いつものおしゃべり歩きをしてましたが，道は軽い登りで日差しもきつく，思わず自販機でジュース休憩 興福寺は崇福寺ほど紅くありません…渋く枯れた感じです…広い境内がいいですね 竜馬通りを通って次は亀山社中記念館…この道が狭くて急…息が上がるし脚にくる 亀山社中記念館を出ると「竜馬のぶーつ像」…ほんとにブーツの像…意味不明 ぶーつ像から一気呵成に駆け下りて中島川まで降りてきました ここからは橋を一つ一つ愛でながら新地中華街横のホテルを目指します 高麗橋下に鯉がいると喜んでたら，眼鏡橋下も鯉の大群がいました 浜んまちの中を通る龍馬の道を，ここ角には昼に吉宗に来るときに出てきたね，などと話しながら 歩いていると，浜んまちを出たところで「ももの角煮まん」の看板… 思わず入って尋ねると蒸かしてはいないとのこと…ならばと普通の角煮まんをいただきました ホテルに入ってみると思いのほか元気です…昨夜見つけた夜景ロープウェーに乗りに行くことに 中華街で早夜にしようとうろうろしますが，半分は5時半まで昼休み中…関羽の石像のある店も準備中 お土産屋を冷かしたりしながら入り口に戻ってくると馬の彫像のあるお店がやってます 馬好きのつれあいが気に入ったので，こちらで夜をいただきました…青島ビールがあって僕は大満足 歩くだけの旅行のつもりでしたが，さすがにロープウェー乗り場までは歩けないよね，と 新地中華街から宝町まで路面電車に乗って，宝町からロープウェー渕神社駅まで10分ほど歩きます 歩いているといい具合に暮れてきて夜景に期待が持てます あまり待たずにロープウェーで稲佐山展望台へ…山頂はもうかなり冷え込んでます 着こんで来てよかったね，と言いながらくるくると展望台内のスロープを上がると 確かに立派な夜景です…屋上展望台は寒そうなので止めました 帰りのロープウェーは大渋滞で40分ぐらい並びました… 帰り道のセブンイレブンでビールと甘いものを買って，ホテルで僕は飲んでつれあいは食べて ゆっくりと風呂に入って幸せにバタンキューと眠りました （つづく）