チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 13
休憩時間
2 時間 36
距離
10.0 km
のぼり / くだり
942 / 399 m
DAY 2
合計時間
9 時間 9
休憩時間
1 時間 18
距離
17.3 km
のぼり / くだり
1268 / 1821 m
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活動詳細

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念願の梅雨明け! ずっと行きたかった雲取山へ。 YAMAPユーザーさんの記録を見ると日帰り山行が圧倒的に多くて、見るたびに感嘆する。だからといって私には難しいので、無理せず一泊山行で予定を立てた。 一日目は、奥多摩駅からバスに乗り、お祭りで下車。そこからゆっくりと歩いて宿泊先の三条の湯に到着。温泉のお湯が柔らかで、肌がツルツルに。料理は自家栽培の野菜中心の献立てで、木製のワンプレートにきれいに盛り付けられている。美味しく戴いた。 二日目は、朝6時に宿を出発。快晴の青空が拡がり嬉しくなる。太陽の日差しは強いが、風が通る自然林の中を歩くのでそこまで暑くない。横をふと見ると、富士山が顔を出した。いつ見てもきれい。 雲取山頂上までの登りがきついと聞いていたが、登山道がよく整備されている上に気持ちが高揚していたのであっという間に登頂。頂上では見事な夏空が拡がり、白い雲とのコントラストがとても鮮やかに映えている。東西南北の眺望は見事であった。 10時過ぎには雲が拡がり出し、12時頃には雷鳴が轟き始めた。さっきまであんなに晴れていたのに!山の天気の変わりやすさにはいつでも驚かされる。雨に降られるのは嫌だし、バスの時間が気になって足早に下山する。 「え?足が前に出ない!?」と思った時には顔面に地面が迫っていた。額と眉間、そして左脚のスネに剥き出しの木の根が直撃した。正面から転倒したのだ。鼻と脚の骨が折れたと思ったがとりあえず歩き出す。大丈夫そう。痛さと精神的なショックが重なり、吐き気がする。でも、まだバスの時間を気にしている。さらに、「鼻の骨が折れる?これ以上鼻が低くなったらどうしよう」という雑念まで出てくる始末。結局、バスの時間が間に合わないと見切りをつけた時に、ようやく座る場所を見つけて休んだ。食欲が回復し、お弁当を食べたら元気が出た。一人静かに反省会。焦っても仕方がない。山を楽しむためには平常心が必要だ。 山小屋のスタッフさんが、「上手くいった山行よりも、問題のあった山行の方が鮮明に覚えている」と話されていた。転んでも間違えても次に活かしていきたいな。楽しみと学びがともにある雲取山だった。

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