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曇天から晴れてまた曇天な3日 硫黄岳-2019-03-21/23の写真

2019.03.22(金) 11:34

アイスキャンデーに取り付く人

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21.8 km

1899 m

曇天から晴れてまた曇天な3日 硫黄岳-2019-03-21/23

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

2019.03.21(木) 3 DAYS

21日茅野駅に降り立つとしっかりとした雨、これは天気予報通り止むのか心配になりましたが、美濃戸口に着いた時には止みました。しかし、この雨で林道の雪と氷はシャーベット状になっていて歩きにくさ満点で、軽アイゼン着ける程でもないしと、赤岳山荘まで悶々と...でも、その先も水を含んで重くなった雪がさらに歩きにくさを助長し、そんな歩きにくさのまま赤岳鉱泉まで疲れる道程でした。テントを張り少し仮眠し、日が暮れる前の夕食時も、就寝前も天気は相変わらずの曇天のままで、星空は見えませんでした。翌朝も6時半前に硫黄岳へと出発したものの天気は回復せず、雪質も重く、踏み跡を少し外すとツボ足になるなど、足取り重く、体力を余計に消耗します。稜線に出ると強風と白いガスに覆われ何も見えず....硫黄岳山頂手前の岩まで登り少し様子を見るつもりで休憩していたものの周りは真っ白、強風は止む気配は無いし、じっとしているわけにも行かないので、山頂は諦め撤退しました。しかし、赤岳鉱泉近くまでおりてくると天気が回復し青空が......テントに戻ってからは夕方まで気持ち良い昼寝となりました。天気予報では翌日晴れとあったので、改めて翌日登ると決め、早々に寝ることに。しかし、昼寝の影響でなかなか寝付けるはずがありません、ウトウトしていたら朝4時過ぎになってしまい、寝たのか寝てないのか分からないまま出発の準備を整え、天を見上げて晴れていることを確認し改めて硫黄岳を目指しました。 だいぶ気温が低くなったせいか、昨日より雪質は締まっていて歩きやすく、前日より苦労なく稜線まで上がることができました。しかし、稜線にでると空には雲があり朝日を遮っています。 それでも、稜線の風は昨日よりは弱く、ガスに包まれることなく登頂。山頂は広く横岳への稜線がその先を誘いますが、今日はここまで。 山頂は稜線より風が強く、しかも冷たく素肌に刺してきましたので、早々と下山開始です。 赤岳鉱泉まで降りてきても曇天のまま。ちょっと撤収に時間が掛かってしまいましたが、帰路は往路のようなべチャベチャ雪ではなかったので雪上は歩きやすく、途中食事中のニホンカモシカのにも遭遇でき、また、予定より早く美濃戸口まで到着することができました。 しかし、凍結している下り道は危ないです...足をすくわれ思いっきり背中から倒れましたが荷物満載のリュックのお陰で、腰も背中も打たずに済みました(笑)