丹沢主脈縦走

2016.05.12(木) 07:28 - 2016.05.12(木) 16:19
Tanzawasan (Kanagawa, Yamanashi)
今回は丹沢主脈を日帰りで縦走するという計画です。丹沢主脈とは丹沢山地を南北に連なる山脈で、丹沢山地の背骨ともいえるものです。本来なら焼山、黍殻山も踏まないと主脈縦走にならないのかもしれませんが、焼山登山口へのアクセスが悪いので、青根より「八丁坂ノ頭」に登るところから始めることにしました。 中央線「藤野」駅よりバスで「やまなみ温泉」へ、そこで乗り継ぎ終点の「東野」から歩き始めます。 八丁坂ノ頭~姫次~蛭ヶ岳~鬼ヶ岩ノ頭~棚沢ノ頭~不動ノ峰~丹沢山~塔ノ岳と主なピークだけでもこれだけあります。いささか体力を要しますが、不可能な距離ではありません。途中に山小屋が3ヶ所もあり一泊で縦走する人も多いと思います。 この日の天気は快晴という予報にも関わらず、途中雲に覆われました。海の近い丹沢山地ではよくあることで、平地は晴れていても、見上げる丹沢山地に雲がかかっているということも稀ではありません。 最も見晴らしの良い蛭ヶ岳からの眺望が得られないのは残念でしたが、これも山ではよくあることと諦めるよりほかありません。因みに以前蛭ヶ岳に登った時は富士五湖の一つである山中湖や、南アルプス、奥秩父、北関東の山山も一望の下でした。流石に神奈川県の最高峰です。 またこの山域は躑躅でも有名なのですが、まだ早く硬い蕾のままでした。恐らく5月下旬が見ごろと思われます。 大昔、丹沢山塊は太平洋に浮かぶ火山島だったそうです。それが長い時間をかけて今の位置に収まったといいます。それ故に山体が古く、しかも関東大震災後に起こった丹沢地震の震源地でもあったことから、崩壊しているところが多く、登山道も度々付け替えられてる所もあります。今後、どのように変化していくか気になるところですが、首都圏の傍らに、こういう広大な山塊が在ることは嬉しいことです。

写真

藤野駅前より焼山~黍殻山~袖平山の稜線を望む。

藤野駅前より焼山~黍殻山~袖平山の稜線を望む。

青根集落。終点の「東野バス停」前に宿屋が一軒ある。

青根集落。終点の「東野バス停」前に宿屋が一軒ある。

青根集落外れ。行く手に「大室山」が大きい。ムロ、ムレ、マルが名前に付いた山をこの地域で見ることが多い。朝鮮由来の名前だそうだ。

青根集落外れ。行く手に「大室山」が大きい。ムロ、ムレ、マルが名前に付いた山をこの地域で見ることが多い。朝鮮由来の名前だそうだ。

最初は林道歩きから。

最初は林道歩きから。

八丁坂の取付点。

八丁坂の取付点。

古い道標と朽ちたテーブル。沢に降りる道が在るらしいが、見つからない。

古い道標と朽ちたテーブル。沢に降りる道が在るらしいが、見つからない。

森林整備用モノレール。

森林整備用モノレール。

「三ッ峠」右奥に「白峰三山」が見えている。

「三ッ峠」右奥に「白峰三山」が見えている。

鹿柵がいたる所にある。丹沢山地も鹿の食害が大きい。

鹿柵がいたる所にある。丹沢山地も鹿の食害が大きい。

大阪~東京八王子を結ぶ「東海自然歩道」の最高点がここにある。

大阪~東京八王子を結ぶ「東海自然歩道」の最高点がここにある。

「姫次」。気持ちの良い場所とは裏腹に、姫を突き落し殺害したことから、この名が付いたとの説あり。

「姫次」。気持ちの良い場所とは裏腹に、姫を突き落し殺害したことから、この名が付いたとの説あり。

姫次下より「大室山」。

姫次下より「大室山」。

ブナ林の広がる静かな「地蔵平」。

ブナ林の広がる静かな「地蔵平」。

丹沢は登山者が多く、オーバーユースぎみの道は木道などで自然保護が図られている。

丹沢は登山者が多く、オーバーユースぎみの道は木道などで自然保護が図られている。

要所要所で「大室山」が顔を出す。

要所要所で「大室山」が顔を出す。

崩壊地横を登る。

崩壊地横を登る。

小金沢連嶺の奥に「八ヶ岳」が見える。

小金沢連嶺の奥に「八ヶ岳」が見える。

ここも崩壊が進む。

ここも崩壊が進む。

「檜洞丸」と「大室山」。その間の鞍部が有名な「犬越路」。武田の軍勢が小田原の北条攻めの際、犬を先頭に越えたという伝説がある。

「檜洞丸」と「大室山」。その間の鞍部が有名な「犬越路」。武田の軍勢が小田原の北条攻めの際、犬を先頭に越えたという伝説がある。

もうすぐ蛭が岳。

もうすぐ蛭が岳。

「蛭ヶ岳」山頂近くの山桜。マルハナバチの羽音が賑やかだった。

「蛭ヶ岳」山頂近くの山桜。マルハナバチの羽音が賑やかだった。

「蛭ヶ岳」山頂。本来なら富士山を始め周辺の山々を見渡せるのだが…。

「蛭ヶ岳」山頂。本来なら富士山を始め周辺の山々を見渡せるのだが…。

稜線にはガスがかかる。

稜線にはガスがかかる。

「鬼ヶ岩」。ガスが無ければ「蛭ヶ岳」が正面に見える。

「鬼ヶ岩」。ガスが無ければ「蛭ヶ岳」が正面に見える。

稜線上には枯れたブナが目立つ。

稜線上には枯れたブナが目立つ。

「棚沢の頭」への登り

「棚沢の頭」への登り

「丹沢山」(左)~「塔ノ岳」(右のピーク)の稜線。

「丹沢山」(左)~「塔ノ岳」(右のピーク)の稜線。

「丹沢山」への登りから、来た道を振り返る。中央奥が「蛭ヶ岳」。

「丹沢山」への登りから、来た道を振り返る。中央奥が「蛭ヶ岳」。

「丹沢山」山頂。日本百名山と書かれてはいるが、深田久弥は丹沢山単体ではなく丹沢山地全体をもって百名山としている。

「丹沢山」山頂。日本百名山と書かれてはいるが、深田久弥は丹沢山単体ではなく丹沢山地全体をもって百名山としている。

「箒杉沢」を見下ろす。上流において広い河原を備えるのは、丹沢地震の影響という。

「箒杉沢」を見下ろす。上流において広い河原を備えるのは、丹沢地震の影響という。

「大山」と相模湾。

「大山」と相模湾。

雲の切れ間から驚くほど高く見えた富士山。

雲の切れ間から驚くほど高く見えた富士山。

「塔ノ岳」山頂。昔はブナ林が広がっていたそうだ。傍らには「尊仏岩」なるものが在ったが、関東大震災の余震である丹沢地震によって谷に落ちたそうだ。今では山小屋にその名をとどめている。

「塔ノ岳」山頂。昔はブナ林が広がっていたそうだ。傍らには「尊仏岩」なるものが在ったが、関東大震災の余震である丹沢地震によって谷に落ちたそうだ。今では山小屋にその名をとどめている。

「大倉尾根」上部「金冷し」。ここも崩壊が進む。名前が面白い。

「大倉尾根」上部「金冷し」。ここも崩壊が進む。名前が面白い。

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