矢田丘陵(法隆寺から白庭台)

2019.03.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 29
休憩時間
28
距離
21.3 km
のぼり / くだり
992 / 876 m
1 17
7
6
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28
37
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活動詳細

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京都は雪が降りそうでしたので,前から行きたかった奈良県の矢田丘陵に行ってきました。 まずは法隆寺に寄り道。五重塔や金堂は外からでも見えるので,伽藍の中に入らなくても堪能できます。門の両側にいる阿吽の像は躍動感がすごいです。無駄のなさ,完成度の高さ。そういったものを感じます。それと屋根の本瓦がいい。瓦ではなく「甍(いらか)」と呼びたくなります。門屋根についている鬼瓦,しゃちほこ,獅子。こんなにつけていいの?と思うほど盛りだくさん。なんだか中に入らなくてももう十分な感じ。出発早々得した気分です。(すいません,完全に観光レポですね) 法隆寺の裏手から矢田丘陵への道が始まります。 おおっとその前に「斑鳩神社」というものがあるじゃないですか。なんだかすごく由緒正しそうな雰囲気。立ち寄って旅の無事を祈ります。(斑鳩神社について調べたところ,法隆寺の鬼門の守護神とのこと) それと,このあたりの風景,空気感はどこかで感じたことがあるような。そうそう,以前「山の辺の道」を歩いた時と同じ。雄大で伸びやかな風景,幾世代にもわたる人の営みが「風土」となってる。景観10年、風景100年、風土1000年という言葉を聞いたことがありますが,まさに1000年分の歴史を感じることができます。すごいです,奈良。(すいません,なかなか山道レポがはじまりませんね。) ゴルフ場を抜けたあたりから未舗装道が始まります。そしてあっという間に松尾寺に到着。なかなか立派なお寺で,凛とした雰囲気が伝わってきます(また観光レポになりそうなのでこの辺で止めます)。 さて,歩きましょう。松尾山に登るところはいい感じの自然道でしたが,その後は砂利を引いたような半舗装道。なんでこんな道にしてるのかなと思いましたが,「矢田丘陵はマウンテンバイクとの共生を考えます」との看板を見て納得。なるほど,確かにマウンテンバイクで走ったら気持ちよさそうな道です。歩く目線で見ると,登山というよりはハイキングですね。 その後,トイレ休憩を兼ねて矢田寺方面へ。国土地理院地図には出ていないのですが「矢田寺へんろみち」という道がなかなか良かったです。88体の仏像が道端に置いてあり,それを辿って歩くもので楽しそうな雰囲気でした(仏像の顔もそれぞれすごく良い)。一周4.5km,約1.5時間とのこと。今度来たら巡ってみたいですね。 矢田寺を出たところから雨が降り始め。結構強く降ってきたため,矢田山最高点にある休憩所で早めの昼食。しばらく待ちましたが雨が弱まる気配がないため,久しぶりに雨具を着て出発です。マウンテンバイクが通りやすいように道を固めている結果,ぬかるみがひどいです。転ばないようにポールを出しました。 その後は雨が降ったり止んだり。短時間ですが,あられも降りましたよ。半舗装道,自然道,階段道,湖畔の道と色々歩き,地図上矢田丘陵の終点である「総合公園」へ到着。 でも,事前に調べたところ,「総合公園」からさらに北に行ける道があるらしいんですよね。GPSで足跡を確認しながら,総合公園の中を歩いていくと・・・なんとグラウンドの脇から山道が。これはGPSがないとわからなかったです。ありがとうございます。YAMAPの先人さん。 総合公園から先の道は「裏山」と呼ぶのがぴったりの道。小学生のころにカブトムシを取りに行ったような山というとわかるでしょうか。登山的観点からすると,分岐がたくさんあり,かつ,標識もないため,結構危険とも言えます。ここでも先人に感謝感謝です。 白庭台まで歩き,矢田丘陵終了です。お疲れさまでした。

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