宮之浦岳(屋久島)

2024.06.13(木) 3 DAYS

活動データ

タイム

18:57

距離

28.6km

のぼり

1784m

くだり

2442m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 9
休憩時間
1 時間 34
距離
2.8 km
のぼり / くだり
229 / 104 m
20
39
DAY 2
合計時間
10 時間 54
休憩時間
1 時間 30
距離
13.1 km
のぼり / くだり
1276 / 1200 m
1 28
40
2 22
10
1 11
1 35
1 21
DAY 3
合計時間
4 時間 53
休憩時間
0
距離
12.6 km
のぼり / くだり
269 / 1132 m
45
6
17
27
12
11
1 10
39

活動詳細

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行ってまいりました。最南端の百名山・宮之浦岳。 ついでに、黒味岳と永田岳にも手を出して、縄文杉も納めてきました。 ・観光案内所にはいきましょう ・近所のSomesでプリムス缶とEPI缶は買えます ・白谷雲水峡は大雨で通れなくなります <初日> お昼前に屋久島空港に到着し、バスまでの待ち時間を利用して、飛行機に持ち込めなかったガス缶を調達に向かう。求めるのは小さい緑のEPI缶。空港の売店には黄色のプリムス缶のみ販売。さらに小さいのは売り切れの様子。そのため、観光案内所を目指して空港出入り口から飛び出して移動。 観光案内所でガス缶を買いたいからお店を探している旨を伝えたら、噂の通り、前の登山者が残していったガス缶がごろごろと出てくる。しかし緑缶はなし。黒色ってなんだ? そこで聞いてみたら10分も歩かないところにSomesというホームセンターがあり、そこに売っているはずとのこと。しかし緑缶があるかどうかは不明。ついでに、そこまでいけばラーメン屋があるとのことで、昼ごはんも食べてしまおう。ここで不穏な情報がもたらされた。一つ、白谷雲水峡は大雨が降ると渡渉ポイントが冠水して渡れなくなる。昔、流された人もいるので要注意。二つ目は、白谷雲水峡をあきらめる場合、下山は荒川登山口になるわけだが、その日に登山道に架かる橋から転落したお年寄りがいるとのことで、その点も注意が必要と。なるほどと聞いて、ふるさと納税にも使える山岳協力金を2000円支払い、移動開始。 ガススタンド(日曜休み)、ドラッグストア、タイムズステーションなどを経由すると、目的のSomesの看板が出現。少し坂を登ったところに目的地。お店で確認してみれば、黄色缶と緑缶の両方が置いてあった。これは助かる。お酒と一緒にちゃちゃっと購入した。 その後、バスに乗って紀元杉まで移動。乗り継ぎ時間意識して時間を潰せたので、ノーストレス。 さて、雨。 レインウェアを着込んだら早速移動だ。バス停から淀川登山口までアスファルトの上をもくもくと移動。タクシーなら登山口まで届けてくれるそうだ。 登山口からは思った以上に歩きにくい登山道を移動する。根っこが張り出しているし、雨で道が沢のようになっている。場所によってはくるぶしぐらいまでの水たまりもちらほら。滑らないように慎重に移動する。 淀川避難小屋には平日にも関わらず先着がいらっしゃった。そういえば、観光案内所で依頼されていた言伝を伝えると、それはご存じだった様子だが、大事なことなので伝えられてよかった。白谷雲水峡は大雨だと危ないよと。 <二日目> 朝起きたら雨の音がまだ聞こえる。天気予報では晴れ、あるいは霧だったと思ったのだが。悩んでも仕方ないのでちゃっちゃと準備を開始。ヘッドランプを付けてみたらなぜかタオルが血まみれ。なんなん? そういえば深夜走り回るネズミの音は聞こえたが、まさかかじられた? それとも蛭? 鼻血? ちょっとしたパニックになったがどこも怪我はなし、痛みもなし。忘れようということだったのだが、下山して、顔にできたニキビっぽいものがつぶれていました。おふ。 飯食って、ザックにパッキング。外の様子を見てみたら、雨なんて降っておらず、どうやら雨だと思ったのは淀川のせせらぎだったようだ。そんなこともあるよね。レインウェアをパッキングしなおし。 暗い中、ヘッドランプを頼りに出発。時間的には一時間も歩けば日の出なので、しばらくすれば薄っすら明るくなると期待して、しかし、道迷いに気を付けて慎重に移動。途中、展望所を除いてずっと森の中を移動するので景色はなし。ただ、その展望所からの眺めは気持ちよかった。 花之江河にたどり着いたころには辺りはすっかり明るくなって、なるほど庭園のような趣のある場所だった。昔はここに小屋があったのかと、後ほど読んだ百名山で知る。ここに小屋を置いたらせっかくの景観が悪くなるとか、議論があったのかなぁ。 黒味岳はつるっとした岩をいくつも乗り越えて、ロープの助けも借り、登頂した。山頂には大きな岩があり、金峰山の五丈岩を思い出した。違うのはここでは岩の上に立てること。絶景かな。遠くに見える山はきっと宮之浦岳かな。 下りも慎重に移動して黒味岳を後にする。 投石岳のふもとから眺める景色は美しい。地図を片手に、あれが投石岳、あれが宮之浦岳とやっていると、安房岳がどうやらここからは見えないということに気が付く。地図の読み方が合っていればね。 投石岳、安房岳、翁岳と巻きながら移動するときれいな沢があり、花畑があり、この区間は歩いてて楽しめる。 栗生岳までやってくるともう宮之浦岳までは目と鼻の先。見えているあれが頂上か。案外拍子抜けだと思わせておいて、そこにたどり着いたら、もう少し先に頂上が見えてきました。ありがちな偽ピークに引っ掛かります。 そういえば、黒味岳に向かう途中でビニール袋にザックの中身を詰め込んで茂みにデポしているグループがいたなと思っていると、また登山道に、今度はザックがデポされている。まあ、宮之浦岳もすぐそこだし、なんて思った時期もありました。しばらくすると、チェーンソーを担いだお兄さんが歩いてくるじゃないか。おお、登山道整備の方でしたか。ありがとうございます。 さあ、今日の本命。宮之浦岳に到着だ。1936m西日本最高の山らしい。運よくガスが湧きだす前に登頂できたので、そこから見えるはるか先の稜線や岩でごつごつした永田岳もくっきり見える。気持ちいい。しかし、虫が多いな。 長居は無用とばかりに移動を再開。次は永田岳のピークハントをして今日の宿泊地に移動だ。 永田岳までの道のりはなんとも言い難い。どうやら登山道整備は行われているようでクマザサは刈り取られていた。しかし、ところどころ木道が壊れたまま放置されていたり、登山道が深くえぐられていたりと、なかなか歩きやすい道とは言えなかった。優先順位なんだろうなぁと思いながら、山頂も最後のロープを登るルートをなかなか見つけられず苦戦した挙句に、虫だらけ。早々に撤退。 こうなったら、途中途中にあった湧き水を飲んで気分転換と思って、雫がぽたぽたと垂れてくる湧き水にコップを置いて、じりじりと待つこと数分。底にちょっと溜まった水はおいしかった。沢で汲んだ水と同じ味。 さあ、ここからは宿までの移動を残すのみ。疲れた身体に鞭を打って移動再開だ。途中、角を曲がったら目の前数メートルのところにツノあり雄鹿とばったりと出くわした。思わず大きな声を出して後ずさるも、相手はのんびりこちらを見ているだけ。危なかった。が、屋久島の動物はのんきだなぁと関心もする。のんきなので、なかなか登山道を開けてくれなくて、そこでしばらく足止めを食らったのは、良い経験だ。そのあとも、雄1匹と雌1匹に出会う。距離が近い。 さて、徐々に天気が下り始めたころに新高塚避難小屋に到着である。翌日の白谷雲水峡は行けるだろうか。 <最終日> 大雨。 雨雨雨。 そして、雷鳴。 いやぁ。白谷雲水峡とか関係なく、身の危険を感じるぐらいだ。 この状態だとヘッドランプの明かりだけで移動するのは危険と判断して、出発時間を遅らせることにした。どうせ荒川登山口は15時までバスがないしな。 ヘッドランプがいらない程度には十分明るくなったころに移動を開始する。そういえば、今日はネズミの移動は一回しかなかったなと思いながら。 淀川で一緒になっていたパーティーは先に出発したようだが、この天気でテント泊をしていたのはすごいと思う。雨に濡れたテントを担ぐの重いんだよね。話によると、淀川では何回もネズミに走り回れたり、ザックに入っていたバーを盗み食われたりといろいろ被害にあったようで、小屋はこりごりなのだそうな。大変。ただ、食べ物があったから味を占めて何回も巡回してきちゃったんじゃないかと勝手なことを考えてしまったり。すみません。 閑話休題。 雨は大粒。いわゆる土砂降り。足元に気を付けながら高塚小屋まで移動する。 高塚小屋は思ったより小さかった。なるほど新高塚小屋をお勧めされる理由もわかる。なが細って思ったぐらいだし。 そこから少し歩くと、立派な観覧台が現れる。これが縄文杉かと明後日の方向を向いて、こんなもんかとがっかりした。けど、振り向いて雨にめげずに見上げてみると、巨大な老木が出現して思わず感嘆の声が出た。これが噂の縄文杉か。立派。 そして、夫婦杉、大王杉と通り過ぎていくと、朝荒川登山口から入山した一陣とすれ違う。4時間でここまで来るのは早いね。どうやらガイドさん一行らしいが、昨日の宮之浦で霧もなく見渡すことができた話をすると「おめでとう」と祝福された。ありがとう。それぐらい宮之浦岳で景色を楽しむのは運が必要なようだ。どこかに日ごろの行いのよい人がいたんだろうね。 さて、あとは下山まっしぐら。ウイルソン株に感心しながらどんどん下っていくと、噂のトロッコ道に到着。木道は滑りやすいのでそこは気を付けながらも、どんどんスピードを上げていく。 楠川分かれで白谷雲水峡に後ろ髪をめっちゃ惹かれながらも、後にして。さらに下っていくとちょいちょい橋が現れる。この橋が初日に観光案内所で聞いた転落の危険がある場所かと慎重に進んでいくことにした。 いや、びっくりしたね。横に手すりがない橋が出てきたよ。なるほどこれは足がすくむし、バランスを崩すと危ない。けれど、後で調べてみると、事故はどうやらこのような手すりのないところで起きたわけではないようだ。どんなところで事故が起きるかわからないけど、いろいろ気を付ける必要があるな。 そんなこんなで、ついに荒川登山口に到着。この山行は終了だ。 三時間待つの面倒だからと、歩き始めたちゃった話は別の機会に。

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