鍋谷ルートで雪の牛岳へ

2019.03.09(土) 日帰り

活動詳細

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この日登って来たのは皆さんお馴染みの牛岳です。 今年の1月には小牧ルート側からこの山に登ったのですが、今回は今は廃止となった旧牛岳スキー場ユートピアゲレンデを登る鍋谷ルートで登ります。 この日の富山市内の最高気温は16度予想なので、午後からは雪が大分緩みそうだなって思ってました。ですが最低気温が1度予想でしたので、登りは大丈夫そうです。 朝から晴天の青空。だけど今年は雪が少なそうなので、登りはじめから雪面を登れそうなのかイマイチ判りませんでした。 現地向かうにつれ、牛岳スキー場のゲレンデが見えてくるのですが、下部の方は既に土が見えてましたので、鍋谷ルートではなく他のルートから登るか迷いながらもスタート地点に向かいます。 2年前の3月末頃にもこのルートで牛岳には登ってますので歩けるルートは判ってます。その時のスタート地点である「牛岳登山口」「四十ヶ滝」の案内看板のある所に来ると、道路は除雪が少し進んでおりました。 駐車スペースが先に行っても無かったので、看板のある辺りに今回も駐め、歩き始めました。 林道をそのまま歩いて行っても旧ゲレンデ麓までは行けるのですが、今回もショートカットしていきます。 なんとかまだ雪が付いておりましたが、朝の気温も低く雪面が固まってましたので軽アイゼン装着して廃道跡を登って行きます。 土が出ていたり倒木があったりする所を通り沢の横ギリギリを通りゲレンデの麓に出ます。 日射しも朝から輝いており、雪面も沈むことなくゲレンデを登って行けました。 ここのゲレンデは何度か林道を横断するように作られております。 ある程度ゲレンデを登り日陰になっている杉林を見ると・・・雪積もってる・・・・平野部はもう春なのですが、ここは間だ雪の降る山域のようでした。 前回はゲレンデトップまで登ったのですが最上部は急登なので今回は違うルートも登ってみようって事で途中から隣のゲレンデを登ってみました。 この辺りから沈み込むようになってきたので輪カンで歩き始めました。 そのうち表面の雪もややサラサラしてるけどその下は硬めの雪、体重掛けるとドンと沈み込むモナカ雪状態となり、これがかなりキツいです。 隣のゲレンデも最上部は急登なので最上部の林道が横切っている所からゲレンデを外れ林道上をしばらく歩いて行くことにしました。 青空だし雪もサラサラめなので気持ちよく進めるのですが、横の杉林斜面見たら尾根上に登れそうだったので途中から杉林の中に突入。謎のルートなのでどんな感じなのか判らなかったけどやがて尾根上コースに出れました。 そこからは山頂付近にある四阿が見えてきました。 最後の林道に出ると一昨年はあったカーブミラーが破損してました。 そしてようやく牛嶽神社のある方の山頂に到着。 この時は小牧ルートから登られてきた方がいらっしゃいました。 この日の山頂からの景色は凄かったですねぇ。立山連峰はもちろんですが槍ヶ岳や穂高連峰も見え、北アルプス全貌が見渡せました。 ここ最近登った牛岳の中でもこの日が一番見晴らしが良かったですね~。 景色も良く風は冷たいけど日射しもあったのでしばし山頂で休憩。二本杉のルートから登って来られる方も割といらっしゃいましたね。 話を聞くと富山市子どもの村よりさらに進んだ所にある四阿のあるため池の辺りまで車で上って来れてそこから歩き始めたと言われました。 しばらく山頂で滞在したかったけど気温上昇も気になったので山頂から下り始めます。 サクサクと登って来たルートを下り、やがて登り始めたゲレンデまで降りてくると、朝方ツボ足で登って来た足跡が日射しと陽気でなくなり始めてました。 そのまま輪カンでゲレンデ下まで降り、最後のショートカットルートを下るため再び軽アイゼンに履き替えまして、気をつけながら廃道跡を下りスタート地点まで戻ってきました。 今回は約6時間の山行となりました。 一昨年もそうでしたが今回のこのルートもなかなか楽しめましたね。 ただまぁまぁ疲れたので山歩きの体力を復活させていかないととも思いました。

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