石鎚山・堂ヶ森・二ノ森-2019-03-05

2019.03.05(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 20
休憩時間
2 時間 10
距離
11.3 km
のぼり / くだり
1951 / 1078 m
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活動詳細

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石鎚山登山(石鎚登山ロープウェイ~成就社~弥山山頂)  休暇が取得できたので、念願だった石鎚山登頂を実行しました。 この時期は、早朝の樹氷が見られ、冬なので空気が澄んでいるので眺望が期待できそう。 数日前からYAMAPで皆さんの登頂記録を眺めてルート確認していました。 それほどの積雪ではないものの気の抜けない、厳しいコースです。 路線バスでロープウェイ乗場に到着したのは、9時前です。 ここからロープウェイに数分乗ります。高度1300mまで一気に上がりました。 しばらく、砂利道を歩くこと数十分で石鎚神社中宮成就社(1450m)に到着します。  神門をくぐると本格的に登山開始です。 しばらくは、森の中のような緩やかな登山道です。 八丁坂を過ぎるころには、勾配が大きくなり始めます。 さらに、嫌いな階段がたくさん現れますw  しばらくすると、試しの鎖に到着。74mらしいですが・・・ 壁は氷に覆われていますので、アイゼンを装着。 登り始めて、すぐに難しいことがわかりました。 鎖は、氷で岩壁に張り付いていて動きませんし、アイゼンで足場を確保しながらで気が抜けません。 振り返れば・・・岩壁ですね。とても、下れるとは思えない。 下りは、南向きで氷はありませんのでアイゼン外して慎重に・・・ さらにこのあたりから勾配も大きくなり、 体が重く感じ始め、太腿が攣りはじめてきて・・・・  簡易トイレのある避難小屋の真下に来たときには、両足太腿前が攣ってしまいました。 頂上まで数百メートル、見上げれば見えています! しかし、引き返すべきか山頂まで登るべきか・・・悩む。 長めの休憩と補給を兼ねて昼食にしました。 幸いに椅子が用意されていたのでゆっくりと温かい食べ物で十分に休憩をとれました。  気合を入れて、再び登頂開始。 いきなり、小さい雪渓をトラバースします。 残念なことに樹氷が日光に溶けてどんどんと落ちてきて沢伝いに落下することで登山道を消しています。 サラサラの樹氷の上に足を乗せると滑りますので、払いのけて足場を確保しながら数mトラバースします。 こんな時、ロープがあれば安全ですが見当たりません。 もしかしたら、雪下に凍り付いているかも・・・ こんなトラバースが3か所ほどあって、二の鎖下に到着。  このあと、三の鎖エスケープで5mほどのトラバースが2か所ありました。 枝が張り出しており、リュックに引っかかるために這うようにしていかなければならない。 残念ながら体を確保するロープ等もなく、ヒヤヒヤでクリアしました。  この後すぐに、弥山山頂(1974m)に到着。南向きなので雪もなく広い山頂です。 石鎚神社山頂社に祈願して写真を撮って、小休憩。 すぐ先には、天狗岳(1982m)が見えています。 ナイフのようなルートが見えていますが、太ももが限界です。 ここは、安全を考えて断念しました。  下山のほうが凍結道は数倍、難しい! 再び、三の鎖エスケープコースでトラバースです。 慎重に進みますが、めちゃくちゃ怖かった。 このあとは、大きな問題もなく順調に下山していきます。  無事に神門まで来た時には、ほっとした気持ちです。 成就社で無事に下山できたことをお祈りしました。 心願成就を見たときには、達成感からなのか感極まって涙だ溢れ出ました。 こんな体験、初めてです。 やはり、強烈なパワースポットなのか?!  16時過ぎにはロープウェイ山頂乗場に到着できました。 このあと、1時間弱路線バスを待って西条市内に戻れました。 駅近くの温泉に入り、幸せな気持ちに浸りました。 夜行バスで大阪に到着したのは、翌日早朝。電車を乗り継ぎ、けがもなく無事帰宅できました。 石鎚山には、再び登頂したいですが、無雪期ですね。 今度は、天狗岳まで行きたいので、それまでにトレーニングをしっかりしておかなくてはいけないと反省です。 長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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