活動データ
タイム
13:29
距離
22.5km
のぼり
1820m
くだり
1820m
活動詳細
すべて見る<<コース状況>> ◆スタートから七曲 林道歩きのような平行移動が続く。 スキートレース多数で助かる。 ◆七曲~稲倉岳 全体的に歩きやすい。 スキートレース多数。 だだっ広いところも多いので、たまに現在位置と方角を確認した方が良い。 ◆稲倉岳~蟻の戸渡り(※超危険) 雪の状態はギリギリ、巨大な雪庇?セラック?が尾根から剥がれようとしている。 ハイマツ帯も踏み抜き多数でかなりドキドキする。 尾根伝いには行けないので、途中でクライムダウンして巻く感じ。ただしこれからどんどん雪が脆くなっていく。 私は今シーズンはもう行こうとは思わない。 ◆蟻の戸渡り後~御浜小屋周辺 クラストしていたりアイスになっていたり、ふかふかだったり。 御浜小屋のあたりまで行く人はそうそういないだろうが、ヒドゥンで大きなクラックが2、3本走っているので、歩き回る際は慎重に... <<感想>> 見たことのない景色を見よう! 今回の自分だけの合言葉。 冬の鳥海山は何度も来てるが、いつもの湯ノ台じゃなく違うところからと言うことで、スキーヤーのトレースが期待できる稲倉岳。 と、そこまで考えて、気になっていたジャンと蟻の門渡り....もし渡れれば、ほぼ厳冬期の鳥海湖を間近に見られるんじゃないか!? 暗い中では危なすぎるだろうからと、稲倉岳付近で御来光になるよう逆算してスタート。 さほど寒くもなく、雪も締まりトレースバッチリ。 至れり尽くせりで稲倉岳まで行けた。 さてそこから先は...事前に目星をつけておいた巻道ルートを念頭に、慎重に降りつつ偵察する。 まず稜線上の雪がだいぶ限界な感じだ。 踏み抜きも多いし、雪庇は豪快に剥がれようとしている。 行けるところまで進んで気づいた。 道がない(笑) という事で急遽降りられそうな場所を探してそろそろと降りた。 慎重にトラバースして、慎重にピッケルを突き刺しながら登り返してどうにか超えて行けた。 ※簡単ではないし雪の状態によっては通れないと思われます。 苦労してたどり着いた御浜小屋付近で見たものは、 感動という言葉では表し切れないほどの美しい景色。 足跡なんかひとつもない。 雪崩れた跡も何にもない。 まっさらな、白すぎる世界が広がっていた。 大好きな鳥海山、何度も通い、四季折々の絶景を見てきたと思っていたが、まだこんな素晴らしい姿が隠されていたなんて!! コレを書いていてもウルウルしちゃうほどの絶景だった。 今回あの難所を超えられたのはラッキーだったと思う。雪が締まり、かと言って消え過ぎないこの時期と思って挑んだがまさにギリギリのタイミングだったように思う。 あーもうっ!あんな姿見せられたら、 また好きになっちゃうじゃん!(*≧艸≦) と乙女チックに締めておしまい
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。