楽音寺道から櫟原「裏の谷磨崖地蔵立像」訪問記

2019.03.02(土) 日帰り Nara, Osaka
ふぁんトント
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活動詳細

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昨年の同時期に訪問した「裏の谷磨崖仏」が気になっていました。初めて訪問した(2014年)から、元棚田の畦道は荒れ放題。人が全く寄り付かない山中にあっては仕方がありません。 平成三年に出版された資料集によると「花を供えた形跡がある」と記されていますけれど、それは30年も前のお話です。今の現状をご覧ください。ここは間違いなく「生駒山系随一の魔境地帯」 下手をすると静寂に飲み込まれてしまいます。そこにはソレなりの魅力を感じますけれど。。。 櫟原地域は地図に記されない魅力的な道がいっぱい。かつては山深く人の営みが存在していた証でしょう。そろそろ春本番を迎えるこの季節。心騒ぎますね。お地蔵さんのお姿を360°カメラでどアップ撮影しましたのでお楽しみください。 ぐるぐる回せる360°写真(THETA360_COM) https://theta360.com/s/kn2ys2QDBjof9a4yzHlZRyFxE 石仏にちょっぴり興味ある方は、こちらもどうぞ。半年ぶりに更新しました。 https://ikomasekibutsu.blogspot.com/2019/03/uranotani-magaibutsu.html ※動画のコーナーもお見逃しなく!

心合寺山(しおんじやま)古墳から、楽音寺方向を眺める。春の到来。ヤブ山歩きも今月いっぱいで終了ですね。
春の到来は、美しい花の季節。
山へ入る前に熊野神社でごあいさつ。山よりキツイよ、コンクリの坂。
境内の北側にスイセン畑。今年は当たり年でしたね。
楽音寺道へ続く農道での工事は終了しました。
道は綺麗に舗装されて風情はなくなっても、この風景には変わりありません。
ここからは地道となります。
おおー、やってるやってる。スイセンに枯葉剤かけるの止めてね~。
楽音寺道はサクッと通過。河内越バイパス道の丸太橋。やっぱり、下に降りて通過しました。
目玉みたいなキヅタの実。珍しいものではないらしい。でも、今年初めて見ました。
綺麗に整備されて、アッと言う間に管理道へ着いた。オバサンの声も聞こえなかった。
ここで、早めのランチタイム。奈良県側の河内越(いちはら越)で、峯垣内の放棄された棚田跡を目指します。
うわっ! 風が吹くと、黄色い花粉がモワッと飛んだ。不思議と山の中では、なんともない。帰宅後、部屋に入るとダメ。
いちはら越は、軽トラも走ることができる道。二本の鉄塔巡視路が南北に縦断しています。
ホントは真っすぐに進む方が早いけれど、それでは面白くないので、左の鉄塔巡視路へ突入。阪奈線66号を目指します。
谷へ降りると、ここも棚田跡と思われます。かなり以前に放棄されて、ほぼ自然に回帰しています。
鉄塔巡視路とは思えないほど良い道。幅広で落ち葉フッカフカ。とても静かです。
阪奈線66号の真下を通過して、67号ルートへ進む。いちはらメインルートの一つで「夫婦岩への道」へ合流します。
ここまでは静かな尾根道。木漏れ日が気持ちイイ。さて、この先は。。。
途中の湿地帯を越える手前で、シッチャカメッチャカな崩落と倒木。迂回に手間取り、イノシシのガサゴソ音に怯える。
かなりウロウロして迂回をオーバーラン。やっとこさで、巡視路に復帰したけど。。。前方の見通しは悪い。
道は崩落、問題の湿地帯に到着。まともな道は無しと短絡的に判断。
尾根を強引に越えて「夫婦岩への道」へ出た。ヤレヤレ。このルートは再整備されないと使えません。
裏の谷磨崖仏への起点「五辻」に到着。窪んだところが道です。ストックをノコギリに持ち替えて、イザ突入!
綺麗なキノコに育ってますね。
谷筋から尾根道へチェンジします。桜の倒木に切れ目でマーキング。
地図に表示される豆粒みたいなため池を通過。かつては棚田に清水を供給していました。
この程度の倒木はマシ。全然マシ。右へ左へとかわしながら進みます。
さて、いよいよこのマーキングから、本格的なアドベンチャーとなりますよ。棚田のあぜ道を歩きます。意外に路盤はしっかりしています。
山側からの倒木や折れ枝の流木が多く。それらが長く伸びた笹を押し倒しています。幸い笹ヤブは濃くありません。太くて固いのが厄介。
石積みは水路か井戸の跡と推測。前方を完全に塞いでいます。ザックを降ろして長期戦を覚悟。
枯れた倒木をチマチマ切っては、谷へ投げ入れ、何とかすり抜けるスペースを確保。
やった! ついにご対面。一年ぶりの再会。「幻の磨崖仏」となったお地蔵さん。お久しぶりです。
正面から撮影。資料によると蓮台も含めて高さ53cm幅36cm 仏身は45cm とのこと。約4cm程、彫り窪めてお地蔵さんを刻しています。「拝むものをして慰めてくださるように感じ」ますか?
奥行4mの巨岩(自然石)で、東面の平面部をうまく利用しています。現在の周囲は完全に竹藪と化しており、かつては下から登って来れたと云います。
帰路で見つけたキノコ。これが黒くなるのかな。
いちはら越のメインルートで十三峠を目指して帰ります。
無事に心合寺山古墳に帰着。靴もズボンも泥んこやん。

動画

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