活動データ
タイム
16:54
距離
24.3km
のぼり
2316m
くだり
1735m
活動詳細
すべて見る太古の記憶と眺望を愉しみに、白谷雲水峡〜縄文杉〜新高塚小屋(泊)〜宮之浦岳〜花之江河〜淀川登山口〜紀元杉と洋上のアルプスを縦走してきました。 鹿児島(谷山港)1800発の「はいびすかす」に乗り、寄港地種子島で船中泊、翌日0700に屋久島宮之浦港着、0810発のバスで白谷雲水峡に行く。登山届けを出し、もののけ姫のモデルとなった「苔むす森」など白谷雲水峡を愉しんだ。あまりの感激と写真を撮りながらなので、なかなかスピードが上がらない。 ひと月に35日雨が降ると言われるほど雨の多い屋久島。更に、全国的にも晴れが続かないこの時季。 淀川登山口から白谷雲水峡へのルートも考えたが、今回は登山初日はてんくらA、だけど2日目は雨予報、閑散期でソロだったため、木道やトロッコ道を下ると滑って怪我をすると安全な帰還が困難になるとのとの理由で今回のルートを選んだ。 荒川登山口からのルートとの出会はトロッコ道の楠川分れ、そこから暫くして大株歩道登口、そこには山小屋?と間違うようなとても立派なトイレがある。自然環境に配慮した、循環型洗浄システムのトイレだ。素晴らしい! 一方、この大切な自然が汚されている実態も! トロッコ道から下を見ると、10m程下に空のペットボトルが5、6本捨てられていた。なんと不届きなことかと悲しくなる。 ここからは、急登となるが、ウィルソン株、千年杉、夫婦杉、大王杉など色々楽しませてくれる。そして今日のハイライトは縄文杉。圧巻だ! この木の樹齢の定説は3,500年から7,200年とも云われている。 自分がこの世に生を受け、経過した年月はなんともちっぽけな時間か。 屋久島の自然は、世界の大切な遺産だということを改めて思い知らされる。 縄文杉を後にし、今日の宿の新高塚小屋に向かう。 その日は貸し切りだった。 翌朝快適な小屋を後にし、宮之浦岳を目指す。 天気は下り坂となるのは覚悟していたが、空を見上げると綺麗な星空が。このまま崩れないでほしいと願い歩を進める。 順調に歩を進めるも、坊主岩付近で忘れ物(チェストバックのレインカバー)をしたことに気づき、新高塚小屋までの半分の地点(一度ザックを卸した地点)まで戻る。そのため、45分程のロス。結局見つからず、忘れ物は新高塚小屋のようだ。 夜が明け始め、植生が変化したのに気づく。だんだん雲が空を覆ってきたが、平石でご来光を見ることができた。 まさに洋上のアルプスだ! 宮之浦岳岳や永田岳、そして雲海が素晴らしい! ひと登りすると九州最高峰の宮之浦岳に無事到着! 暫く眺望を愉しむと、ガスが上がってきた。 今回、途中ツララや足下が凍っているところが1か所あったが、積雪はなし。 栗生岳を踏み、翁岳、安房岳、投石岳、黒味岳を見ながら高度を下げる。 奇岩が多く、飽きない。 途中、何度かヤクシカに出逢う。 花之江河、小花之江河の湿原も味がある。 空は曇ってるが降水はない。 淀川登山口に無事到着! 安全登山に感謝🙏 アスファルト道を紀元杉まで歩く。ここで雨がボツボツ落ちてきた。 バスにのり、今日のお宿まで。 民宿「たんぽぽ」さんは素泊まり民宿、オーナーから美味い処の情報を得、食事処「とし」さんで地元料理と地酒を愉しむ🍻本当に美味しい! 大将と小女将さんがとても温かく、とても居心地がいい! この店を教えてもらい本当に良かった😃 翌朝はフェリーの時間までゆっくりと過ごし、鹿児島に向かう⛴ 途中の島々の眺望も素晴らしい。 屋久島には雲がかかっているが、その他の島々には雲はかかっていない。晴れている。やはり、屋久島は違う。この気候が、あの苔むす森や屋久杉を育んでいるんだと納得する。 船中では、この春卒業し、念願の就職も決まったという大学生と会話を愉しむ。 とても明るく屈託のない方で、希望に満ち溢れていた。きっと成功するだろうと勝手に想像する。 開聞岳を眺め、暫くすると桜島がドドーンと迎えてくれた。 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。 鹿児島(谷山港)〜宮之浦 はいびすかす3,800円 宮之浦港〜白谷雲水峡550円 紀元杉〜合庁前970円 合庁前〜登り上780円 民宿「たんぽぽ」さん、3.780円(素泊) 食事処「とし」 さん、飛魚唐揚、屋久島つきあげ、きびなご塩焼、地酒ロック3杯、その他で 3,000円ちょっと。と記憶(大々満足❣) 宮之浦〜鹿児島 フェリー屋久島 5,000円
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