丹後半島 高山スノウトレッキング 岳山

2019.02.24(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 49
休憩時間
1 時間 1
距離
8.9 km
のぼり / くだり
457 / 401 m
2 1
2 55

活動詳細

すべて見る

丹後半島の山々を登り始めた最初の山「高山」。半島最高峰でもあり四季折々に楽しめる山毛欅の森を歩く3度目の高山、今回は雪の季節に落葉した山毛欅の森を訪ねました。 西日本では例年にない暖冬の影響で丹後半島も雪が少ない。この時季上世屋高原も例年ならば1m以上の積雪量ですが、道路上には雪が無く晩春の様です。 雪の積もった棚田も見て見たかったが来年に持越し。お陰で成相聖観音下の高山登山口への縦貫林道にも雪が無く予定よりも早く行ける事になる。 縦貫林道から無舗装の林道分岐まであと少しの所で四輪駆動車でもスタック。ここから支度をして歩き始めました。通常の登山口となる世屋高原ブナ林観察道からワカン(3人)スノウシュー(1人)で出発、最初のピーク599への急な階段は雪で埋まり大きな段差に四苦八苦、ここを登り切れば後は割合緩やかな落葉広葉樹林の登りが続きます。 標高が上がるに連れ積雪量も増えてきますが、期待していた膝上の新雪では無く重たいザラメ、尾根の両側に生える笹も雪の下、木々の葉も全て落ち明るい尾根歩きです。雲一つ無い真っ青な空に枝を広げる姿にウットりします。葉が茂ると見えなかった絶滅危惧種のヤドリギも沢山見られます。 何時もは見ることが出来ない周りの景色ですが、今日ばかりは枝越しに遠くまで見えます。 山頂への最後の登りでも、あれが山頂だと遠くからでも見つけられます。 誰も居ない山頂で早目の食事を済ませ、折角だからと大ブナまで足を延ばす事に決め尾根を南へ降る。 この降りでも笹が雪で押さえられ尾根のどこでも歩けます。残念な事に分岐点から南の斜面は全く雪が解けていつも通り、ワカンを外す手間を考えて引き返す。 先程迄は雲一つ無い青空に刷毛で刷いた様な薄い雲が懸かり始める。天気が崩れる兆しに次の目的地「岳山」へ休みなく降る。最後の急斜面は気温の上昇とともに雪の状態がさらに悪く、段差の大きさや足元の不安定さで転倒でもしたらいけないので、来る時に見つけていた獣道を使って安全に降り、止めている車まで戻りました。次の目的地「岳山」へ移動。 今回の山行でついて、ヤマップの「Hiroさん」にこの一帯の積雪状況など色々と教えて頂いたので行程の概要をお伝えしていました所、時間を都合されて岳山周辺の案内をして頂けると言う事で、岳山の南側登山口で待ち合わせ北側の登山口へ。 この岳山(三等三角点 点名:嶽 標高637.35m)には、山頂に展望台が設置されています。展望も良く舞鶴湾に青葉山、由良が岳、赤岩山、杉山、大江山連峰、天橋立、太鼓山などが見晴らせます。 私の希望で、無理をお願いして点名嶽の三角点探しにご協力頂き、雪を掻き分け笹薮の中を探し周りやっとこさで無事発見、シッカリと写真に収める事が出来ました。 次は、上世屋高原一帯の棚田の中に一本だけで佇む「一本桜」に移動。桜の開花にはまだ早いですが、水田一帯に水が張られた満開の一本桜は、宮津湾を背景に浮かび上がるそんな写真が撮れるでしょう。 お別れする前に、近くの「しおぎり荘」でコーヒーを頂きながら色々お話をして、最後に丹後海と星の見える丘(残念ながら入場時間の関係で入れませんでした。)を教えて頂きました。 Hiroさんと山友さんには貴重な時間を割いて頂き、地元以外の方には知る事の出来ない沢山の情報もご教示頂きありがとうございます。 これからも暫くの間丹後半島の山々には通うつもりです。今後ともよろしくお願いいたします。

メンバー

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。