大台ヶ原の下の谷は凄く綺麗らしい… でもアクセスが悪くて危険箇所もあって、なかなか行けない所。 名前は何だっけ? 大杉谷の知ってる事と言えばその程度でした。 4月にかしやんから、 「大杉谷へ行きませんか?桃の木小屋に泊まります」 とのお誘いを頂いて、どんな所か調べたら、あの皆が憧れてる谷の事でした。 是非是非是非是非、連れて行って下さいm(_ _)m かしやんからもう1人誰か声をかけて良いよとの事で、匙猫さんにも声をかけたら、行ってみたかったとの事で、2人で大喜び♪ でも小屋泊は初めてで、どうすれば良いのか分からない。 その疑問に思う事をこちらが質問する前に、かしやんが丁寧にアドバイスしてくれました。 持ち物はジップロックに入れて小分けにする。 桃の木小屋はお水は使い放題。 お風呂には入れるけど、石鹸は使えない。 ベットランプ、モバイルバッテリー、他登山道具は必須。 などなど。 あの時のあのアドバイス、この為だったのか… と、かしやんの転ばぬ先の杖に感謝した場面も多々ありました。 実は先週の雨乞岳は、はじめましてのこもれびさんとの顔合わせ兼、トレーニングの意味もありました。 心配や不安をひとつでも取り除いて、大杉谷に挑めるようにとのかしやんの心遣いです。 準備万端(忘れ物ないかいな??) ドキドキワクワク当日を迎えました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
6時にピックアップして頂いて、ここまで3時間半。 この辺りはイワナやヤマメが生息しているそうで、川釣りに来た人がたくさんいました。
大杉谷登山センターで、入山協力金1000円を支払って、木札の記念品を頂きました。 登山届けは、事前にかしやんがYAMAPを通して三重県に提出してくれてます。 車で、更に奥へと進みます。
え! 登山口まで来てないのに既にこの色!!
入山協力金の自販機もありました。 ココのお手洗いが最後になります。 お手洗いも100円の協力金の箱がありましたが、トイレを済ませて、手を洗う水道の真後ろに設置されてるので、きっと皆気付かない(^∀^;)
発電所横が登山口です。
【大日嵓】 高さ110mの一枚岩をえぐり抜いて造られた道に鎖を付けてくれています。 足元が常に濡れていて滑り易いので、気を引き締めて歩きます。 猫さん撮るの上手ー☆
ふわ~ なんやこの色!
吊り橋を渡って
エメラルドグリーンからコバルトブルーへのグラデーションが美しくて、見惚れてしまいます。
【苔むす岩場】 こんな所が3箇所ほどありました。
岩から直接葉っぱ生えてる。。 こもれびさんが、帰り道で、イワタバコだと教えてくれました。 お花もいつか見てみたいな~(*^^)
岩から生えてる植物が可愛いくて、観葉植物のようです。
わぁ!滝やー♪と、コレだけでプチ感動していたのですが→→→
いやいや、あんなもんちゃうねん! 山の上の方から落ちてるやんΣ(・ω・ノ)ノ 【千尋(せんぴろ)の滝】 落差135mです。
最初なんて読むのか分からなかったんですよねー。 普通に読んだら(ちひろ)ですが… せんぴろね ぴろ…ぴろ…ぴろ…
かしやん曰く「日本にこんな所があったのかと感動した」との事、私も全く同感です。
鎖場には、しっかりした支柱(?)を打ち付けてくれてて、支柱同士の間隔も狭いので、安心して持って歩けます。
岩のトンネルをくぐり抜け
【シシ渕】の向こうには【ニコニコ滝】が見えてます。 なんて凄い景色! 何処も素晴らしい景色でしたが、私はここが1番好きでした。
【ニコニコ滝】 落差50mの懸垂滝
【平等嵓】 まるで中国の山水画のような景色。 と思ったら、案内のパンフレットにも同じように表現されていました。
【加茂助吊り橋】 6本目の吊り橋です。
わーい⸜(*˙꒳˙*)⸝ この辺りから雨が降り始めました。
桃の木小屋やー⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
雨やなぁ( ;ᵕ; ) 明日行けるかなぁ(´・ω・`)
お初の山小屋です⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ そ、実は大杉谷はヒル天国 かしやんが一発ヤラれてしまいました。
お風呂は石鹸は使えないので、浸かるだけですが、めっちゃスッキリ気持ち良かった~(*´꒳`*)ノ ドライヤーなしでも関係なく、頭からお湯かぶりました♪ トンカツとカレーなんて、めっちゃご馳走⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
寒いっ! 温かいご飯がありがたいです♪ ダウン持って来て大正解でした。 20時にはピタッと電気が消されます。 もしも夜中にトイレに行きたくなってもまっ暗。。 だからヘッデン持ってくるように、かしやんがアドバイスしてくれてたのですね。。 早すぎる消灯ですが、ヘッデンを使う事なく、ぐっすり5時まで眠りました。
おはよー☆ 「外晴れてるで!」 まぢですかΣ(・ω・ノ)ノ 洗面所からは、薄ら青空が見えました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
よっしゃ行くで! 要らない荷物は小屋にデポさせて頂いて、サブザックで更に奥の滝を目指します。 サブザックの用意も、かしやんから事前に教えて貰ってました。
うわーもー( ꒪⌓꒪)
【七ツ釜滝】 落差80m段々になった滝壺と、複雑に流れる滝が美しいのですが、全景は写真に撮れません。
【回廊】と呼ばれるこの辺りは、めっちゃ滑り易いです。 足元にセメントを打ってくれてる所もあって、コレがめちゃくちゃ助かりましたm(*_ _)m
幅も狭く濡れていて、踏み外したら一発アウト。 気が抜けません。
かしやんが歩いてるの、解りますか? こんな感じです。
【崩落地】 2004年の台風で山肌が崩落し、13年ほど前に歩けるようになったそうです。 ココも緊張しますが、昨日の雨も乾いて、そんなには滑らないので、岩遊びを楽しみながら進みます。 整備して下さるの、大変だった事でしょうね。 感謝( ´-ㅅ-` )
崩落地を抜けると、穏やかな河原が広がっています。 ココで休憩。 崩落地を皆無事に通過出来た事に、かしやんがホッとされています。
【光滝】 落差40m
滝?
【隠滝】 落差25m コレね:( ;´꒳`;)
【与八郎滝】 落差70m かしやん曰く 「また滝かー!って飽きてくるで!」 って言うてたけど… ほんまソレな(σ・ω・)σ 飽きないけど、見慣れて来ちゃいますね~
最高やで!
おっと! 最終目的地やで!
あれ?
あ、こっちかいな!
だっ
だっ
だっ
どーん☆ 【堂倉滝】 落差20m
ヤッター☆
青空が見え初め、キラッキラです♪
うぇーい
はい、同じよーなん
名残惜しいですが、帰りましょう。 【大杉谷】と呼ばれるのはここまでで、更に登ると大台ヶ原の日出ヶ岳へ抜ける山道になるそうですが、なかなかの急登だそうです。 私達はピストンで戻ります。
岩壁に見える穴は、きっと甌穴(おうけつ)じゃないかなぁ?
苔っ!
はいっ
再び崩落地通過
回廊…ココが1番緊張しました。
けど綺麗なんよね〜
青空が広がって、行きとはまた違う景色に見えます。
ココ! 往路でコケました。 ツルツルした苔が生えて、斜めになってるので、立て直すヒマもなく肘を打ちました(^◇^;) あ、大丈夫です(^-^)v
再び七ツ釜
青空も見られて大満足です☆
桃の木小屋に戻って来ました。
窓から撮らせて頂いてまーす。 こんな感じのお部屋でした。
お願いしていたお弁当です☆ めっちゃ美味しい☆
桃の木小屋さん、大変お世話になりましたm(_ _)m
平等嵓も昨日とは別の表情です。
新緑もキラキラ
見惚れてます。
ありがとう!(´▽`)
またいつか来れますように☆。.:*・゜
青空のお陰で、鮮やかな景色になりました。
「川の水を触ってみようよ」とこもれびさん♪ ほんまやΣ(・ω・ノ)ノ そう言えば水触ってないやん( ¨̮ ) 【京良谷(きょうらだに)】で休憩しつつ川で遊びます☆
川幅が広くなって、流れも穏やか。 写真が続きますので、ザーッと流して下さい。
大日嵓に戻って来ました。
発電所
🍊
今見たら分かる地図
駐車場でゴールです。 が、駐車場撮ってないやん(^∀^;) 大杉谷は、細かなアップダウンを繰り返しながら緩やかに登って行くのですが、何処も滑ります。 滑落で行方不明者、死亡事故まで起きてる場所なので、常に緊張していたせいか、歩いてる時はお喋りする余裕があまりありませんでした。 それでも次々現れる絶景に感動したり驚嘆したり。。 かしやん、こもれびさん、猫さん、🍊の4人で共有できた事が1番の喜びでした。 初めての小屋泊も、修学旅行みたいで、とっても楽しかったです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ 企画から予約、運転、ナビゲーション、全て担って下さったかしやん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
ちなみに、今回の軌跡、メンバー全員が狂っていました。 太陽フレアのせいなのかなぁ? 計画ではこんな感じだったので、距離や標高は大差ないと思います。 また行きたくなる、大杉谷でした♪
この活動日記で通ったコース
大杉峡谷登山口-休憩所 往復コース
- 10:29
- 13.1 km
- 1525 m
- コース定数 38