御在所岳 前尾根

2024.04.27(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

13:27

距離

31.7km

のぼり

1077m

くだり

676m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 9
休憩時間
3 時間 52
距離
879 m
のぼり / くだり
89 / 89 m
DAY 2
合計時間
9 時間 17
休憩時間
7 時間 38
距離
3.7 km
のぼり / くだり
591 / 587 m

活動詳細

すべて見る

鈴鹿山脈を代表する御在所岳。 このお馴染み山を未だ登った事が無かったのだが、クライミングツアーに誘われた。 週間天気予報は雨と曇を行ったり来たり、中止も有り得るかと思っていたが、前日になって奇跡の晴れマークが。 「明日、予定通り決行します!」 リーダーから連絡がきて、いそいそとお出かけの用意を始める。 1日目は某岩場にてボルダリングしたあと日向小屋泊。 2日目は御在所岳 藤内壁前尾根をクライミング 初の本チャンアルパインクライミング。 同年代4人で山旅に行ってきました。

 初日。
3時間ほど車を走らせ某外岩にてトレーニング。
明日の本チャンに向けて力を温存しながら外岩でカラダを慣らす。
初日。 3時間ほど車を走らせ某外岩にてトレーニング。 明日の本チャンに向けて力を温存しながら外岩でカラダを慣らす。
 気楽な練習の筈だったが、一発目の上部スラブ壁に苦戦。
どころか終始スラブに苦戦して翌日に若干の疲れを残す。
気楽な練習の筈だったが、一発目の上部スラブ壁に苦戦。 どころか終始スラブに苦戦して翌日に若干の疲れを残す。
 たくさんのクライマー集まって賑わうが、昼になるとシトシト雨が降り出した。
早めに切り上げ鈴鹿に向かうことにする。
たくさんのクライマー集まって賑わうが、昼になるとシトシト雨が降り出した。 早めに切り上げ鈴鹿に向かうことにする。
 あろうことか着替えのパンツを忘れたのでユニクロへ立ち寄って鈴鹿へ移動しアクアイグニスで風呂に入る。
汗を流しさっぱりした所で酒の買い出しに行こうとすると同志の車に異変が。

「パンクしとる‥‥💧」

修理キットを使って応急修理するが、みんな初めてなので興味津々。
予定変更して、そのままタイヤ屋にパンク修理に向かってから酒を買い出し、宿へ向かう。
あろうことか着替えのパンツを忘れたのでユニクロへ立ち寄って鈴鹿へ移動しアクアイグニスで風呂に入る。 汗を流しさっぱりした所で酒の買い出しに行こうとすると同志の車に異変が。 「パンクしとる‥‥💧」 修理キットを使って応急修理するが、みんな初めてなので興味津々。 予定変更して、そのままタイヤ屋にパンク修理に向かってから酒を買い出し、宿へ向かう。
 日が沈む前に日向小屋に到着。
日が沈む前に日向小屋に到着。
 我々の他にベテランクライマー4名が先にお食事中。
同じく前尾根を登る予定だとか。
晩飯はカツオのタタキ、タケノコご飯、豚汁、採れたての様々な山菜の天ぷら!
一泊2食付き、酒の持込可で5500円。
安過ぎる‼️
我々の他にベテランクライマー4名が先にお食事中。 同じく前尾根を登る予定だとか。 晩飯はカツオのタタキ、タケノコご飯、豚汁、採れたての様々な山菜の天ぷら! 一泊2食付き、酒の持込可で5500円。 安過ぎる‼️
 オーナーが愛用していたワイルドカントリーのカム 初代フレンズ。
自分の現行フレンズと比べるとズシリと歴史の重みを感じる。
オーナーが愛用していたワイルドカントリーのカム 初代フレンズ。 自分の現行フレンズと比べるとズシリと歴史の重みを感じる。
 就寝前に外へ出て北斗七星を眺めていると死兆星は見えますか?と聞かれる。
もちろん見えるわきゃねーだろ💧
どうやら明日はまだ死ぬ日ではないようだ、などと談笑して眠りにつく。
就寝前に外へ出て北斗七星を眺めていると死兆星は見えますか?と聞かれる。 もちろん見えるわきゃねーだろ💧 どうやら明日はまだ死ぬ日ではないようだ、などと談笑して眠りにつく。
 一緒に宿泊していたベテラン方は朝食を食べずに先に宿を出て行った。
我々は6時過ぎまでコーヒーを飲んだりゆっくり過ごしてから宿を後にする。
一緒に宿泊していたベテラン方は朝食を食べずに先に宿を出て行った。 我々は6時過ぎまでコーヒーを飲んだりゆっくり過ごしてから宿を後にする。
 ぞくぞくとクライマーが入山していく。
焦る気持ちを抑え入山。
ぞくぞくとクライマーが入山していく。 焦る気持ちを抑え入山。
 藤内小屋で休憩して30分程で藤内壁出合へ。
沢を渡渉して前尾根の取り付きに向かうが、居合わせた男女ペアがそのまま沢を遡行して行く。
前尾根への道を外れてどこへ向かうのか?
他に上級者向けの取り付きルートでもあるんか?
リーダーが怪訝な表情をする。
後にこの不安は的中していた事を知る事になる。
藤内小屋で休憩して30分程で藤内壁出合へ。 沢を渡渉して前尾根の取り付きに向かうが、居合わせた男女ペアがそのまま沢を遡行して行く。 前尾根への道を外れてどこへ向かうのか? 他に上級者向けの取り付きルートでもあるんか? リーダーが怪訝な表情をする。 後にこの不安は的中していた事を知る事になる。
 山のてっぺんにゴツゴツした岩が見える。
あれが前尾根だという。
あんな所を登るのか!
下から見ているだけてクラクラしてくる。
山のてっぺんにゴツゴツした岩が見える。 あれが前尾根だという。 あんな所を登るのか! 下から見ているだけてクラクラしてくる。
 取り付きで2名がウ○コをしたいといいだし、それから相当待たされた。
待機していると次々とクライマーが集まってきたのでウ○コができなかったらしく散々待たされている内にリーダーが登攀を開始した。

P7
実はこの前半が、前尾根の核心部なのだという。
リーダーがリードし、2名が後に続く。
ケツでビレイしていると後続者は11名に。
お待たせしてすいませんと謝ると
「いいよ、ゆっくり登って」の返し。
焦って急いで登るがけっこう悪い💦
上部のスラブに手こずる。
取り付きで2名がウ○コをしたいといいだし、それから相当待たされた。 待機していると次々とクライマーが集まってきたのでウ○コができなかったらしく散々待たされている内にリーダーが登攀を開始した。 P7 実はこの前半が、前尾根の核心部なのだという。 リーダーがリードし、2名が後に続く。 ケツでビレイしていると後続者は11名に。 お待たせしてすいませんと謝ると 「いいよ、ゆっくり登って」の返し。 焦って急いで登るがけっこう悪い💦 上部のスラブに手こずる。
 スラブを這い上がってP7後半は自分がリード。
スラブを這い上がってP7後半は自分がリード。
 P7を振り返る。
ここから先はしばらく尾根歩き。
P7を振り返る。 ここから先はしばらく尾根歩き。
 P6からは先は緩め。
ここからは2人1組で登っていく。
P6からは先は緩め。 ここからは2人1組で登っていく。
 思ったより壁が寝ている。
ビレイしているとなんだがロープの残り長さが短い事に気づく。
もしかして、このロープ短くないか!?
思ったより壁が寝ている。 ビレイしているとなんだがロープの残り長さが短い事に気づく。 もしかして、このロープ短くないか!?
 もしかして我々ペアのロープ長さは20mなのでは?
持ってくるロープを間違えてしまったのか!?
悩んでも仕方がない、なんとかするしかないだろう。
作戦続行。
もしかして我々ペアのロープ長さは20mなのでは? 持ってくるロープを間違えてしまったのか!? 悩んでも仕方がない、なんとかするしかないだろう。 作戦続行。
 強い日差しの中、必死に岩にしがみついて登る。
登り終えて下を見るたびにだんだんと高度感が増していくが、それほど怖くは無い。
トレランやBCとはまた違う、クライマーにしか体験する事ができない世界が広がる。
強い日差しの中、必死に岩にしがみついて登る。 登り終えて下を見るたびにだんだんと高度感が増していくが、それほど怖くは無い。 トレランやBCとはまた違う、クライマーにしか体験する事ができない世界が広がる。
 おっ!1番奥に見えるのがヤグラか⁉︎
人目で分かるこのルートのシンボル。
ちゃっちゃと登ればすぐに着きそうに見えるのだが
おっ!1番奥に見えるのがヤグラか⁉︎ 人目で分かるこのルートのシンボル。 ちゃっちゃと登ればすぐに着きそうに見えるのだが
 下から見るとフリーでも行けそうなのだが、登りだすとそんな訳には行かない事に気づく。
一つ足を滑らせたらどうなる事か。
一目で行ける行けないを判断するのはまだ難しい。
下から見るとフリーでも行けそうなのだが、登りだすとそんな訳には行かない事に気づく。 一つ足を滑らせたらどうなる事か。 一目で行ける行けないを判断するのはまだ難しい。
 ビレイしている中、中尾根に目をやるとクライマーが。

垂壁と被った壁!あそこを登るんか💦
我々にはまだ挑戦する資格はない。
ビレイしている中、中尾根に目をやるとクライマーが。 垂壁と被った壁!あそこを登るんか💦 我々にはまだ挑戦する資格はない。
 いよいよヤグラへ向けての最後の関門P3。
ここのクラックが悪いらしい‥‥
いよいよヤグラへ向けての最後の関門P3。 ここのクラックが悪いらしい‥‥
 ヤグラに人が見える。
急いでも待たされるので後続のペアに先を譲って昼食にする。

にしても暑い!
2日前までは天気が悪いはずだったのに太陽の光がジリジリと肌を焦がす。
顔と腕に日焼け止めを塗り、昼飯は冷やしラーメン。
ヤグラに人が見える。 急いでも待たされるので後続のペアに先を譲って昼食にする。 にしても暑い! 2日前までは天気が悪いはずだったのに太陽の光がジリジリと肌を焦がす。 顔と腕に日焼け止めを塗り、昼飯は冷やしラーメン。
 P3
真正面から行かず、右側面のカムルートから登る。
ここからは4人1組。
自分はケツでビレイ。
P3 真正面から行かず、右側面のカムルートから登る。 ここからは4人1組。 自分はケツでビレイ。
 P3核心部のクラック。
ちょうどジャミングしたいとこにカムがあって手が触れるので、何かの弾みで外れないかと緊張する。
仕方なくカムを掴んで登る事にした。
P3核心部のクラック。 ちょうどジャミングしたいとこにカムがあって手が触れるので、何かの弾みで外れないかと緊張する。 仕方なくカムを掴んで登る事にした。
 難しい所は終わったらしい。
後続が迫るので、後半はフリーで登る。
難しい所は終わったらしい。 後続が迫るので、後半はフリーで登る。
 P3の頭にある岩を右に回るところを間違えて、断崖絶壁の際きわを確保なしで左に回る。
P3の頭にある岩を右に回るところを間違えて、断崖絶壁の際きわを確保なしで左に回る。
 ドーーーン!!
これがヤグラか‼️
ドーーーン!! これがヤグラか‼️
 ゴーレムみたいやぁ😱
巨人ように立ち塞がる、ラスボスというに相応しい威容。

先行者が登る間、後続者と話していると高さが25mあるらしい。
我々のロープは繋いでも長さが足りないかもしれない💦
どうしようか話していると先行者が下りてきて、ロープを貸してくれるという。
お言葉に甘えて貸して頂く事にする。
3人が登った後、クラックとホールドの多い垂壁なので簡単に登れるだろうと舐めてかかったら出だしで落ちて恥をかいてしまった。
ゴーレムみたいやぁ😱 巨人ように立ち塞がる、ラスボスというに相応しい威容。 先行者が登る間、後続者と話していると高さが25mあるらしい。 我々のロープは繋いでも長さが足りないかもしれない💦 どうしようか話していると先行者が下りてきて、ロープを貸してくれるという。 お言葉に甘えて貸して頂く事にする。 3人が登った後、クラックとホールドの多い垂壁なので簡単に登れるだろうと舐めてかかったら出だしで落ちて恥をかいてしまった。
 最後のチョックストーンで手こずるもヤグラ攻略❗️
ついに前尾根登攀成功‼️
記念写真を撮って、名残り惜しいが先行者の50mロープを借りて懸垂。
下に降りて、やっと緊張と足の指先の痛みから解放される。
装備を換装していると後続者が続々とヤグラに向かってくるのが見える。
最後のチョックストーンで手こずるもヤグラ攻略❗️ ついに前尾根登攀成功‼️ 記念写真を撮って、名残り惜しいが先行者の50mロープを借りて懸垂。 下に降りて、やっと緊張と足の指先の痛みから解放される。 装備を換装していると後続者が続々とヤグラに向かってくるのが見える。
 下山開始すると見覚えのある男女ペアが。
藤内出合いから取り付きへの道を間違えて、沢をずっと遡行して、そのままヤグラのコルまで登ってきたそう。
やはり道を間違えていたのか。
声を掛ければ良かった。
下山開始すると見覚えのある男女ペアが。 藤内出合いから取り付きへの道を間違えて、沢をずっと遡行して、そのままヤグラのコルまで登ってきたそう。 やはり道を間違えていたのか。 声を掛ければ良かった。
 20分程で谷まで下りて登山道へ。
ゆっくり歩きたいところだが、時間も押してるので先を急ぐ事にする。
20分程で谷まで下りて登山道へ。 ゆっくり歩きたいところだが、時間も押してるので先を急ぐ事にする。
 登山道から見上げると前尾根が一望できる。
「こんなスゴイ所を登ってきたんやな!」
道すがら、お姉さんからも
「クライマーの皆さんが岩を登って行くのをずっと眺めていたんです」というような事を言われて少し誇らしい気分になる。
登山道から見上げると前尾根が一望できる。 「こんなスゴイ所を登ってきたんやな!」 道すがら、お姉さんからも 「クライマーの皆さんが岩を登って行くのをずっと眺めていたんです」というような事を言われて少し誇らしい気分になる。
 兎の耳の渡渉部にはたくさんの登山者が腰を下ろして休憩中。
その兎の耳を登攀中のペアを皆が珍しそうに眺めている。
リーダーがなんだか登りたそうな顔をしていたが下山を促す😂
兎の耳の渡渉部にはたくさんの登山者が腰を下ろして休憩中。 その兎の耳を登攀中のペアを皆が珍しそうに眺めている。 リーダーがなんだか登りたそうな顔をしていたが下山を促す😂
 1時間もかからずに下山完了。
1時間もかからずに下山完了。
 日向小屋からオーナーが手を振って出迎えてくれた。
立ち寄って完登のご報告をするとお祝いのジンジャエールの差し入れ。
全員で祝杯を上げて悦んだ。

こうして我々のアルパインクライミングのデビュー戦はリーダーの素晴らしいフォローにより無事成功をおさめたのである。
日向小屋からオーナーが手を振って出迎えてくれた。 立ち寄って完登のご報告をするとお祝いのジンジャエールの差し入れ。 全員で祝杯を上げて悦んだ。 こうして我々のアルパインクライミングのデビュー戦はリーダーの素晴らしいフォローにより無事成功をおさめたのである。

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