散歩がてらに岩殿山🫨

2024.04.13(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 23
休憩時間
24
距離
7.5 km
のぼり / くだり
609 / 611 m
7
10
14
4
15
26

活動詳細

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昨日のこと。予定してた計画がキャンセルとなってしまい、翌日の快晴が分かっていたのでろくにパッキングもせずに登れる山を探して地図と見つめ合っていた。 丹沢はワタシにとってとても手軽に行ける山だ。さて丹沢か。 しかし土曜日。 冬場でも休日のバスの混雑具合に閉口気味だったのでこの暖かさなら更に気が重い。 秦野から大山南尾根を伝ってヤビツ峠までの道のりなら人は少なそうだ。 …それも今ひとつ背中を押し切れない。 丹沢…丹沢…と頭の中をループさせるうちに丹沢に縁のある山があったことを思い出した。 岩殿山。 岩殿山に登ってきたならご存知の方も多いだろうが、今日から遡ること200万年〜100万年の間に 伊豆半島→丹沢山地→関東山地 の順に衝突する形で間にある岩層が盛り上がったのが岩殿山という話があった。 成り立ちがヒマラヤと同じのプチヒマラヤだ。 もとは相模國なのに標高は634㍍だし、富嶽十二景などの称号もあるし、鎖場あり、岩峰の稜線歩きもできる。 行きしな帰りしなに車窓から眺めているだけの山にしてはトッピングが多すぎるのも面白そうだったのでここに決めた。 今朝は少しゆっくりめに家を出、8時くらいに大月駅に到着するスケジュールで電車に乗ったのだが、高尾で乗り換える時の人出の多いこと。 初詣での参拝よろしくごった返していた。 (彼等の行先が陣馬であれ) と、ワタシは祈るような心持ちで居たが、やはり多くのハイカーたちはその辺りで下車していったので尚のこと見向きもされない岩殿山を登る前から気に入ってしまっていた。 大月駅にも多くの人出があった。 今日は急ぐ山行でもなし、ワタシは歩いて畑倉登山口へ向かった。畑倉登山口までは30分ほどで着く。 登り始めて間もないところに鬼の岩屋という洞があるので立ち寄った。 大きく口を開けた洞穴は悪くない住み心地に見えた。 岩屋のある崖の上方に出来たての大きな丸いハチの巣を見つけた。スズメバチのものだろう。 カタクリが群生する場所もあり花を見ることは出来なかったものの、ヤマツツジがところどころに咲いていて見どころもあまりない山道に色を添えていた。シキミもこんもりと花を付けていた。 20分ほどで岩殿山の山頂に到着すると正面に富士山がハッキリと姿を現していて、富嶽十二景にふさわしくハイカーたちにご褒美を与えているようだった。 周りの山々を見渡すと、これまで登頂してきた山もチラホラと姿を見せたのでワタシは友だちが増えたような気がして小さく手を振ってみせた。そして多くの人で賑わっていた山頂を後にして次の目的地に向かった。 ここからの下りはザレているので滑らないように注意したい。 登り返すとすぐに鎖場が現れた。4組ほどのハイカーが順番待ちしていたのでワタシは足を休めながら待った。 鎖場は2段になっているが登りやすくなっているのでちょっとした練習にはちょうど良い。 兜岩も登れたら良かったが、これから先も復旧することは難しいと感じた。形のあるものが失せていくのは仕方のないことだ。 岩殿山から先、しつこいくらいに稚児落としの道標が立っていたのには思わず笑ってしまったが遠く岩峰を歩く人を見た時にはそのスケール感にグッとくるものがあった。 稚児落としには柵もなく、岩肌には肩もなく撫でるように落ちているので覗き込むことはとても出来ない。ただ道幅は広いのでたくさんの心配を抱えて歩く必要もないと思う。これは後から知ったことだが、つい先日に1人のハイカーが稚児落としから転落する事故が起きていたらしい。 ワタシはそんな痛ましい事故のこともつゆ知らず岩肌に腰掛けてコーヒーを飲んでいた。なにしろ天気がよく眺めがいいのだ。あとは下るだけなのだから良い日和を思う存分楽しみたかった。 同じように岩肌で休んでいたハイカーと少しの間お喋りし、それから下りみちに運んだ。 滑るように下りたせいか(ザレているので文字通り半分滑っていた)、下山してもまだ午前中だった。朝の散歩にちょうど良い山行となったので晴れた気分で帰路についた。 ここまで長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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