活動データ
タイム
06:47
距離
7.0km
のぼり
1721m
くだり
150m
活動詳細
すべて見る3連休を利用し、先輩の山トモと2人で、甲斐駒ヶ岳にチャレンジしてきました! 厳冬の南アルプス・3000m級の高峰を目指すのは、そこそこ勇気が必要です(笑) ここ数年の念願ではあったものの、自身の経験不足の感は禁じ得ず… 昨年の冬から自分なりに少しずつ、冬山経験のステップを高め、なんとか自信をつけたところでの 満を持しての、チャレンジだったのでございます。 前日(8日)の夜遅くに、小淵沢駅前の安宿に前泊。 翌朝、タクシーで尾白駐車場(竹宇駒ヶ岳神社)の登山口へ。 朝6時40分ごろスタートし、この日は七丈小屋まで到達する…という極めてオーソドックスなコース。 ですが、この日の天気は荒れる予報…時間が経つとともに、降雪が多くなる見込み… 積雪が多くなる前に、できるだけ早く小屋にたどり着きたいと考えていました。 麓から笹平あたりまでは、積雪はほとんど無かったものの 北向き斜面、東向き斜面は、時折凍結箇所がわんさかあり、チェーンスパイクを携行してこなかったことを後悔しました(笑) 笹平を過ぎてからアイゼンを装着し、いよいよ急登との本格的な格闘となります。 「日本三大急登の筆頭」とも称される黒戸尾根…冬場は(も?)なかなか手強かったです。 特に、旧五丈小屋跡を通過してからの終盤、 アイゼンを装着しての梯子場、岩場、鎖場…の連続は、体力も相当奪われる上に、非常に歩き難かったです。 序盤からちらちら雪が舞っていましたが、刀利天狗が近くなったころから、徐々に勢いを増して降り出し 五丈小屋跡を過ぎたあたりから、山は水墨画のようなモノクロームの世界に変わっていきました。 しかし、その景色…あるいは、降り積もる雪をまとった木々や岩々等々の姿が、実に風情がある!♪ 登りの辛さを忘れさせてくれるぐらい幻想的で、美しかったです!(^-^) 予想よりも早く、13時半すぎに七丈小屋に到着!! ストーブの灯が、冷え切った身体を優しく温めてくれました。 この日の七丈小屋は全部で20人くらいの宿泊。 小屋の主・花谷さん(ピオレドール賞の受賞経験もある有名人)も登場し、自らお客様にお酒を給仕するサービスぶり!♪ 笑顔を絶やさず、お茶目に・気さくに…分け隔てなくお客様たちと接するその姿勢は、まさにカミ対応!! 名物のカレー・ディナーに加え、北杜市の地酒が次から次へと繰り出され 大いに食べ、大いに飲み、大いに語り合う…居心地が良すぎて、ベロンベロンになりました(笑) いささか、飲みすぎの感はありますが、明朝はいよいよ甲斐駒ヶ岳山頂にアタックします!! が、予報では、天気は晴れる見込みだが、今夜半まで降り続く積雪の量が心配… そして、どうも風が相当強いらしい(--;)(午前中は最大風速27m/sとの予想もあった) どうなることやら…(2日目の日記に続く)
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