谷川岳(百名山)「共と友」

2019.02.03(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 14
休憩時間
1 時間 29
距離
6.6 km
のぼり / くだり
890 / 890 m

活動詳細

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谷川岳ロープウェイ→トマの耳→オキの耳 (ピストン)(群馬県みなかみ町、新潟県湯沢町) ※ モンベル、JAF割引 昨年1月に登った谷川岳。 「なぜ登るのか」 プロフィールに書かれた皆様の言葉をお借りして書いたレポです。 最近高頻度でご一緒している彼女もそのレポを読んでくれました。 そして彼女は、こんなステキなレポで返答をくれました。 https://yamap.co.jp/activity/2975109 その彼女と谷川岳に登ることができました。 彼女との山行で、おふざけがすぎたレポを書きすぎたので、今回は本来のぼくに戻り、クソ真面目なレポになっております。

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 彼女は駆け抜けているようだ。
彼女は駆け抜けているようだ。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 まるで人生を生き急いでいるかのように山に登っている。
まるで人生を生き急いでいるかのように山に登っている。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 人生は限られた短い時間だと最近になって感じる。
人生は限られた短い時間だと最近になって感じる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山  24時間×365日。
 24時間×365日。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 その繰り返しのなかで、人はどれだけ自分の好きなことに費やす時間があるだろうか。 
その繰り返しのなかで、人はどれだけ自分の好きなことに費やす時間があるだろうか。 
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山  24時間
 24時間
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 起床、朝仕度、出勤、休憩、帰宅、食事、家事、入浴、就寝。
起床、朝仕度、出勤、休憩、帰宅、食事、家事、入浴、就寝。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ぼくの場合、日によって時間は前後するものの、概ね時間割のような毎日だ。
ぼくの場合、日によって時間は前後するものの、概ね時間割のような毎日だ。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 恵まれていることに、毎日が過密スケジュールというわけではなく、一つ一つに空き時間がある。
恵まれていることに、毎日が過密スケジュールというわけではなく、一つ一つに空き時間がある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 もちろんその時間でやらなければならないことを済ませてはいるが、自由に自分の好きなことに費やす時間が存在する。
もちろんその時間でやらなければならないことを済ませてはいるが、自由に自分の好きなことに費やす時間が存在する。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山  365日。
 365日。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 カレンダー通りの休日ではないが、おそらく平均的な休暇日数を得られているだろう。
カレンダー通りの休日ではないが、おそらく平均的な休暇日数を得られているだろう。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 同様にやらなければならないことはその日に済ませてはいるが、自由に自分の好きなことに費やす日が存在する。
同様にやらなければならないことはその日に済ませてはいるが、自由に自分の好きなことに費やす日が存在する。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山  24時間×365日の繰り返し。
 24時間×365日の繰り返し。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 それは皆にとって共通することだが、自由に自分の好きなことに費やすことができる時間は皆同じではない。
それは皆にとって共通することだが、自由に自分の好きなことに費やすことができる時間は皆同じではない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 環境によって多い人もいれば少ない人もいる。ゼロの人もいるだろう。
環境によって多い人もいれば少ない人もいる。ゼロの人もいるだろう。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 たとえ、自由な時間があったとしても、
たとえ、自由な時間があったとしても、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 体力、気力、人への配慮など、さまざまな理由で、その時間をフルには使わないのが現実だ。
体力、気力、人への配慮など、さまざまな理由で、その時間をフルには使わないのが現実だ。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 山へ登るためには、山や天候の情報を得て、計画や連絡、準備をして、移動して・・・
山へ登るためには、山や天候の情報を得て、計画や連絡、準備をして、移動して・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 時間がかかる。
時間がかかる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 YAMAPも、閲覧して、レポを作成して、コメントをして
  ・・・時間はかかる。
YAMAPも、閲覧して、レポを作成して、コメントをして ・・・時間はかかる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 彼女は、有り余るほどの時間があって、周りのことはお構いなしで、自由奔放な人間ではない。
彼女は、有り余るほどの時間があって、周りのことはお構いなしで、自由奔放な人間ではない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大切なことを犠牲にしないように、好きなことのために、努力をしている。
大切なことを犠牲にしないように、好きなことのために、努力をしている。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 そんな彼女は、素敵な人だと感じている。
そんな彼女は、素敵な人だと感じている。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「なぜ登るのか」
「なぜ登るのか」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 彼女が作成してくれた
「私の登る意味」
彼女が作成してくれた 「私の登る意味」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ぼくと彼女は、立場も経験も環境も違うが、
ぼくと彼女は、立場も経験も環境も違うが、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 彼女の気持ちに共感することがある。
彼女の気持ちに共感することがある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「辛いことを忘れさせてくれる」
「辛いことを忘れさせてくれる」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「心が楽になる」
「心が楽になる」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「悩みが小さくなる」
「悩みが小さくなる」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「明るくなれている」
「明るくなれている」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「笑えている」
「笑えている」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「救われている」
「救われている」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「前を向くために」
「前を向くために」
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 天候も気持ちも、常に晴れることを願ってしまうが、
天候も気持ちも、常に晴れることを願ってしまうが、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 曇る時もある。
曇る時もある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 嫌なことはなくならない。
嫌なことはなくならない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 苦しいことは軽くならない。
苦しいことは軽くならない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 切ないことは変わらない。
切ないことは変わらない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 むなしいことは増えていく。
むなしいことは増えていく。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 しかし、
しかし、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 雲の切れ目から晴れ間が見えたとき、
雲の切れ目から晴れ間が見えたとき、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 その光景は一段と明るさを増しているように見えた。
その光景は一段と明るさを増しているように見えた。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 その光景を目にしたとき、いろいろな想いが押し寄せた。
その光景を目にしたとき、いろいろな想いが押し寄せた。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 絶景を目の前に、ただ感動しただけではなかった。
絶景を目の前に、ただ感動しただけではなかった。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 共感という感情は時に自分に味方をしてくれる。
共感という感情は時に自分に味方をしてくれる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 目にゴミが入った。
目にゴミが入った。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 彼女は「すごい きれい」と口に出しながら、しきりに写真を撮っていた。
彼女は「すごい きれい」と口に出しながら、しきりに写真を撮っていた。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ぼくは「同じだよ」と心のなかで言いながら、「すごいね、きれいだね」と口に出し、ごまかすように写真を撮った。
ぼくは「同じだよ」と心のなかで言いながら、「すごいね、きれいだね」と口に出し、ごまかすように写真を撮った。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 時間は変わらず、同じに進んでいる。
時間は変わらず、同じに進んでいる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 でも今は、「嫌なこと」「切ないこと」「むなしいこと」を考えていた時間が、「楽しいこと」を考える時間に変わっている。
でも今は、「嫌なこと」「切ないこと」「むなしいこと」を考えていた時間が、「楽しいこと」を考える時間に変わっている。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 好きなことに時間を費やすことが、これほど貴重なことなのだと、改めて自答した。
好きなことに時間を費やすことが、これほど貴重なことなのだと、改めて自答した。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 24時間×365日。
24時間×365日。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 これからも時間は同じに進んでいくが、ぼくも彼女も、これからも環境が同じとは限らない。
これからも時間は同じに進んでいくが、ぼくも彼女も、これからも環境が同じとは限らない。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 優先すべきことが増えることや、時間を好きなことに費やすことができなくなる可能性だってある。
優先すべきことが増えることや、時間を好きなことに費やすことができなくなる可能性だってある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 異性と2人で登ることに、倫理的、道徳的にどうかと自問自答することもある。
彼女が批判されないか心配なところもある。
異性と2人で登ることに、倫理的、道徳的にどうかと自問自答することもある。 彼女が批判されないか心配なところもある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 それでも、限られた時間を共有し、共感できる「友」と、
それでも、限られた時間を共有し、共感できる「友」と、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 「共」に登れている今に感謝と幸せを感じている。
「共」に登れている今に感謝と幸せを感じている。

活動の装備

  • ペツル(PETZL)
    バサック

メンバー

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