活動データ
タイム
06:41
距離
10.1km
のぼり
932m
くだり
1022m
活動詳細
すべて見る朝5時に目が覚めたので雷山に行ってきました。雷山も井原山も初めてでしたが、雷山から井原山の縦走路は最高でした。ほとんど尾根で高低差が少なく、しかも杉林ではない広葉樹林なので明るい! 糸島の山では一番好きなコースかもしれないです。最高でした。 本当は白糸の滝から羽金山、雷山を経て井原山、キトク橋に至るやつをやりたかったのですが、ルートを考えているうちにバスの時間に間に合わなくなり雷山観音から雷山を経て井原山に至り、キトク橋に降りるルートを行くことにしました。 まずは電車で筑前前原に移動し、コンビニで食料を調達して糸島市コミュニティバスに乗ります。雷山観音まで35分ほど。コミュニティバスは10人乗りくらいのワゴン車なんで運が悪いと満員で乗れなくなります。 雷山観音から途中の滝までは杉林の沢沿いルートで正直あまり好きな感じではなかったです。暗くてジメジメしてる。滝を超えたあたりから植生が変わり、杉林から広葉樹林になります。一気に明るくなる。景色も良くなり始めます。雷山神社上宮のあたりから一気に冷え込むようになり、上宮から雷山山頂までは手袋が必須です。 雷山山頂近辺は笹が生い茂り他の山ではなかなか見ない雰囲気。明るくて良いです。眺望は三瀬方面がメインかな。なお雷山は外国人率が高く、半分くらい欧米系の外国人でした。雷山を褒めちぎってる英語のブログでもあるのかな。 雷山山頂でカップラーメンとおにぎり2個を食べ、井原山を目指します。今回はバスを利用した縦走なので帰りのバスの時刻を気にしながら急ぎ目に移動します。 雷山から井原山への縦走路がとにかく最高で、アップダウンが少なく、景色も良好。最近、山頂標識が立てられた冨士山からは福岡市内の方までよく見えます。ずっと眺望が良い感じ、地元阿蘇のミルクロードを思い出しました。 雷山から井原山へのルートでは雪がちらほらとあり、また日当たりが良いので日が当たると雪や霜が溶けて足元がぐちゃぐちゃになります。2回ほどこけました。足が汚れるのが嫌な人はこの時期ゲイター必須だと思います。 井原山に到着し、こちらではコーヒーを入れて飲みました。糸島市と福岡市を一望できとても良い景色です。二丈岳や浮嶽は眼下に糸島の景色を望むことができますが、 1000m 近い高さからの眺望は離れているとはいえ迫力があります。 井原山では中国人と思しき若者3人組と一緒になりました。彼らの写真を撮り、自分の写真も撮ってもらいます。下りは僕の方が先に降り始めましたがルートを無視してガンガン藪の中を突っ切ってくるので途中で追い越されてしまいました。 井原山からの下りもなかなか足場が悪くて苦労します。しかしそれよりも辛かったのが膝の痛み。北アルプス白馬岳遠征のときや糸島四座縦走のときは左膝が痛んだのですが、今日は右膝がめっちゃ痛い。どうも登りで無理な足運びをして膝の関節を捻ったような痛みを覚えます。登りは結構良いペースだったのですが下りは膝が痛んでかなりスローペースでした。 しかも最悪なことに沢沿いを下っていたときにルート選びを誤り滝壺にドボン。スネから下を濡らしてしまいました。奇跡的にカメラは水中に浸かりませんでしたが左手はドボンしてしまい、パーカーがびしょ濡れになりました。ただ履いていたズボンが山と道の 5 Pocket Long Pants で濡れても一瞬で乾いてくれて最高でした。 痛みに耐えながら何とか降りきり、無事バスの時間の40分前にキトク橋に着きました。そこからバス停までは写真を撮ったり神社にお参りしたりしながらゆっくり歩きました。靴下を脱いで水を絞り、濡れたパーカーを乾いた服に着替えて帰りのバスを待ちましたが、靴下はメリノウールとはいえなかなかさっと乾いてはくれずかなり寒い思いをしました。替えの靴下を用意しておいた方が良いかもしれないですね… 今回は初めてバスを使って雷山、井原山を縦走し、計画通りバスの時間までに下山することができ、また一つ自分の登山レベルが上がった気がします。滝壺に落ちるというトラブルはありましたが大きな怪我もなく下山することができ良かったです。 井原山登山口から筑前前原行きのバスに乗り、途中波多江で降りて焼き鳥の名店『さんの宮』に行き、一人で祝杯をあおりました。最高でした!
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