飯能の低山を歩きました。主目的地は大高谷山と新飯能変電所。この山域は登山詳細図に記載はなくヤマップ地図も部分的にあるのみ。このため、これまで後回しにしていました。新飯能変電所の通信鉄塔は家から良く見えるので気になっていた場所。今回はバリルートを歩くのでヤマレコの軌跡を参考にしています。それと拡大印刷した地理院地図は必須。コースはぼぼ樹林帯の中なので展望箇所は、唯一、平成山の手前の送電線鉄塔場所のみ。ここは見晴らしが良くて、オブジェとベンチがあって気持ちの良い場所でした。飯能百名山はあと14座。楽しみながら歩きたいと思います。
良い天気です。朝日に染まる蕎麦粒山と有間山稜は雪化粧。今日歩く場所は赤白の通信鉄塔とその付近の山。
一番悩んだ駐車場所は弁天橋近くの空き地のここ。広い空き地にポツンと目立ちますが停めました。(写真右手へ行くと間野富士山)
スタート直後、南高麗の時計台へ。設置は昭和3年と古い。中に納められた時計は最新式なのか時間は正確でした。
時計台前にある小橋を渡って民家脇から入山。
谷筋を進むと突然開けて、以前は畑だったのでしょうか?その先から尾根へ、
尾根に乗って、最初の山は小高谷山。オブジェに癒されて先へ。
モミの大木もある尾根道はいい感じ。
大高谷山に到着
3等三角点と立派な山頂標識
樹間から横瀬町芦ヶ久保にある丸山の通信鉄塔が見えました。
尾根の突端にあるオブジェ。この先へ下降したら道が不明瞭。もっと上で谷筋から下るようでした。
ここから車道へ。
次郎長山の尾根へ。いい雰囲気の墓道。行けるかと思いきや失敗。さらに車道を下ってから尾根へ取付くのが正解でした。
ショートカットのツケは落ち葉が堆積した急坂を登る羽目に。
樹林帯に囲まれた次郎長山
ゴルフ場脇の尾根道から新飯能変電所の通信鉄塔が大きく見えてワクワク。
こんな場所に小さいけど立派な社殿が。お参りしました。
山道を出るときれいなゴルフ場「東都飯能カントリー倶楽部」。標高300mにあるので夏は少しは涼しい?
車道歩きをして再び山道へ。
いい山道です。飯能南アルプスの標識がお出迎え。期待度アップです。
送電線鉄塔がある広場にでました。
おぉ眺めが良いです! 原市場と日和田山からの尾根が一望
南側は丹沢が一望。丹沢山~蛭ケ岳の山並みと手前の山並みが良く似ていて面白い。
陽だまりのベンチがあって良い休憩場所です。手作りベンチとオブジェに癒されます。
スミレが一輪。ほっこりです。
鉄塔場所からすぐに平成山(雨乞塚)に到着。オブジェに飾られた広い山頂です。
次はこじんまりした昭和山。ここからの下山は日枝神社に下りたいのでバリルートへ。
途中から別尾根に乗りましたが・・・湿った地面と岩、更には伐採丸太が転がる険悪な尾根でした。素直に下山道を下った方が良かったと反省。
無事に降りてきてホット一息。
日枝神社へ。「この後もよろしくお願いします。」
山王峠の車道から見るノポットと周助山(右)
車道を横断し、向こう側の尾根の取付きへ。
祠が見えて正解と思いきや、そこから先にススキの藪があって一苦労。
アセビに元気をもらって尾根へ。
ほぼ踏み跡なしの尾根は獣臭が凄い。そして動物の落とし物多し。
尾根斜面に立つ送電線鉄塔。ここから上は巡視道でステップがあってラクチンでした。
大仁田山からのメジャー?な道に出て安堵。ここからゴールの間野富士山までは道標が良く整備されていました。
標高310mにある新飯能変電所。山桜が咲いていました。変電設備を眺めながら外柵に沿って歩けます。
50万ボルトの新飯能変電所は歩かないと見られない場所。碍子が煙突のように立っています。我が家で使う電気もここから来ているのでしょうか?
超高圧設備の変圧器はどれ?地下?よく分からない世界です。
我が家から見える通信鉄塔が目の前に。高さ100mはありそうです。
パラボラアンテナは大小5方向に設置 左側の2個は上下で1組のダイバシティーANT。
舗装道路から山道へ。
間野富士山にある看板、道標は良く整備されていましたょ。夏は藪道になるのでしょうか?
間野富士山の立派な道標
人気の柏木山
樹齢700年のタブの木に元気をもらって下山
先月降った大雪で倒れた大木。浅間神社の屋根を直撃したようです。撤去作業中でした。
芙蓉の滝
シバザクラ
スノーフレーク
車を確認してゴール。低山ながらも歩いてスッキリしました。ありがとうございました。