小河内岳・烏帽子岳

2024.03.09(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

18:28

距離

31.7km

のぼり

2317m

くだり

2312m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 13
休憩時間
2 時間 29
距離
15.7 km
のぼり / くだり
1775 / 435 m
1 31
52
3 14
1 26
1 10
39
DAY 2
合計時間
7 時間 15
休憩時間
1 時間 7
距離
15.9 km
のぼり / くだり
541 / 1876 m
24
36
1 7
1 41
32
1 15

活動詳細

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冬の小河内岳へ行ってきました。一年ほど前、あまりの雪深さに撤退していたので二度目のチャレンジです。 天気予報は、日中雪がチラつき夕方から晴れ、翌朝も晴れ、というものでした。また、ソロを覚悟していましたが、駐車場から先行して行った若い男性二人組も同じ目的地(小河内岳避難小屋)とのことでした。 今回は好天の下、先行者のトレースを使って楽々登山〜、等とお気楽モードで登山を開始しましたが、まさかこんなことになるとは! 三伏峠を過ぎた辺りからトレースが一切無くなり一人ラッセル開始(お二人組みは三伏峠テント泊へ変更)。森林限界を超えたあたりで天候が悪化し、先が見通せないほどの吹雪。何とかヤマップを確認しながら先へ進んでいましたが、烏帽子岳山頂で寒さでスマホが電源喪失。もはや引き返すことも出来ない状況で、このときの絶望感は半端ではありませんでした。 一瞬頭が真っ白(周囲も真っ白)になりましたが、とにかくスマホを脇の下(素肌)に挟み込み、フリースを重ね着、バラクラバを装着して、体制を立て直し先へ進みました。(今思い返せば、心細い状況下で焦らず頑張れたのは、きちんと防寒対策が取れたからだと思います。) この後、記憶の中の地図ルートを思い出しながら、右手の崖に落ちないよう、かと言って左手に行ってルートから外れないよう、視界が効かない真っ白な中、不安と戦いながら慎重に歩を進めました。 前小河内岳へ約1時間後についた時にスマホが復活し、小1時間後に小河内岳の避難小屋が視界に入ったときは 「助かったぁ~〜〜」でした。 ほんとに山の神様へ感謝でした。 2日目は打って変わって予報以上の青空となり、南アルプスの山々に囲まれた雪の絶景を堪能できましたが、とにかく冬山の厳しさと怖さを身を持って経験する山行になりました〜 🚻 駐車場から30分の展望台に有り    駐車場、三伏峠小屋、小河内小屋に無し

塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 冬季ゲート前の駐車スペース。
4台程度止められます。
明け方に若いお二人組が到着して、先行して行きました。
この時、同じ小河内岳を目指すという話を聞いて、ほくそ笑んでいました。
冬季ゲート前の駐車スペース。 4台程度止められます。 明け方に若いお二人組が到着して、先行して行きました。 この時、同じ小河内岳を目指すという話を聞いて、ほくそ笑んでいました。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 冬季ゲート。
ここから3時間弱、林道を歩きます。
冬季ゲート。 ここから3時間弱、林道を歩きます。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 夕立神パノラマ公園駐車場。
ここにはきれいなトイレがあります。以降はトイレありません。
スッキリして再出発〜
夕立神パノラマ公園駐車場。 ここにはきれいなトイレがあります。以降はトイレありません。 スッキリして再出発〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 予報では夕方まで雪でしたが、青空も見えてきました。
ご機嫌で林道を進みます。
予報では夕方まで雪でしたが、青空も見えてきました。 ご機嫌で林道を進みます。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 2時間半の林道歩きの末、登山口に到着。ここからアイゼンを装備し、登山開始です。
このあたりで先行していた若者二人に追いつき、お二人は小河内岳登頂にはこだわらない、との話を聞きました。
私は頂上の避難小屋に是非泊まりたかったので先を急ぎ、先行させてもらいました。
2時間半の林道歩きの末、登山口に到着。ここからアイゼンを装備し、登山開始です。 このあたりで先行していた若者二人に追いつき、お二人は小河内岳登頂にはこだわらない、との話を聞きました。 私は頂上の避難小屋に是非泊まりたかったので先を急ぎ、先行させてもらいました。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 なかなかの積雪量ですが、数日前のものと見られるトレースがあり、結構登りやすいです。
なかなかの積雪量ですが、数日前のものと見られるトレースがあり、結構登りやすいです。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 モフモフの世界。流石に上の方に来ると、積雪量が増してペースが落ちてきました。
途中数カ所、危険なトラバースもありました。
モフモフの世界。流石に上の方に来ると、積雪量が増してペースが落ちてきました。 途中数カ所、危険なトラバースもありました。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 三伏峠小屋は埋もれています。
三伏峠小屋は埋もれています。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 テント場もこの通り。
雲行きが怪しくなってきました。
テント場もこの通り。 雲行きが怪しくなってきました。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 塩見岳と小河内岳の分岐点。高さ1mの看板が完全に埋もれてました。
左の塩見ルートにはうっすらトレースありますが、右の小河内ルートは真っ白です。
一瞬躊躇しましたが、ワカンを装着して意を決して進みます!
塩見岳と小河内岳の分岐点。高さ1mの看板が完全に埋もれてました。 左の塩見ルートにはうっすらトレースありますが、右の小河内ルートは真っ白です。 一瞬躊躇しましたが、ワカンを装着して意を決して進みます!
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 烏帽子岳山頂。
ここに来る手前の森林限界を超えた辺りで吹雪いてきたので、周りの景色は一切見えません。
この写真を最後にスマホが落ちてしまいました。
この後2時間は吹雪の中、必死に小河内岳を目指したので写真がありません。
烏帽子岳山頂。 ここに来る手前の森林限界を超えた辺りで吹雪いてきたので、周りの景色は一切見えません。 この写真を最後にスマホが落ちてしまいました。 この後2時間は吹雪の中、必死に小河内岳を目指したので写真がありません。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 遠くに避難小屋が見えた!!
約2時間の辛い山行から解き放たれた瞬間でした。
ほんとに嬉しい瞬間でした~
遠くに避難小屋が見えた!! 約2時間の辛い山行から解き放たれた瞬間でした。 ほんとに嬉しい瞬間でした~
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 避難小屋に入ったら夕飯です。
ラーメンにタコさんウインナーとレモンハイ。
地獄から天国へ〜
避難小屋に入ったら夕飯です。 ラーメンにタコさんウインナーとレモンハイ。 地獄から天国へ〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 マットやシュラフまで設置してあります。
清潔で快適で朝までぐっすりでした〜
マットやシュラフまで設置してあります。 清潔で快適で朝までぐっすりでした〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 富士山と蝙蝠岳の間から日の出〜
一晩中続いた強風も幾分弱まってきました。
富士山と蝙蝠岳の間から日の出〜 一晩中続いた強風も幾分弱まってきました。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 右手には悪沢岳から、昨年登った赤石岳や兎岳まで見えます。
右手には悪沢岳から、昨年登った赤石岳や兎岳まで見えます。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 左手には昨日歩いてきた烏帽子岳から続く稜線が!
昨日は周囲が全然見えなかったので、種明かしをされている気分です。
左手には昨日歩いてきた烏帽子岳から続く稜線が! 昨日は周囲が全然見えなかったので、種明かしをされている気分です。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 一旦小屋へ戻って朝食をゆっくり食べてから小河内岳山頂へ。かなり風も弱まって最高の青空になりました。
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、塩見岳格好良い〜
一旦小屋へ戻って朝食をゆっくり食べてから小河内岳山頂へ。かなり風も弱まって最高の青空になりました。 仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、塩見岳格好良い〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 富士山と蝙蝠岳。
コウモリが真っ黒い羽を広げているように見えます。
富士山と蝙蝠岳。 コウモリが真っ黒い羽を広げているように見えます。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 嗚呼、最高の景色だ〜
嗚呼、最高の景色だ〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 目に焼き付けて下山〜
目に焼き付けて下山〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 昨日真っ白けだった烏帽子岳山頂。
こんなに良い場所だったんですね。
昨日真っ白けだった烏帽子岳山頂。 こんなに良い場所だったんですね。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 最後に塩見様へお礼をして三伏峠へ。
最後に塩見様へお礼をして三伏峠へ。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 小屋前で一休み。
風もなく温かでした。
小屋前で一休み。 風もなく温かでした。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 登山口でデポしておいたシューズに履き替えて林道を戻ります。
道中、鹿とたくさん遭遇しました。流石、大鹿村。
登山口でデポしておいたシューズに履き替えて林道を戻ります。 道中、鹿とたくさん遭遇しました。流石、大鹿村。
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 約2時間の後、冬季ゲートが見えました。あと少し〜
約2時間の後、冬季ゲートが見えました。あと少し〜
塩見岳・権右衛門山・蝙蝠岳 帰ってきた!
今回はいつも以上に無事に帰れて良かった、とホッとしました。

追伸
下山途中から指先にしびれるような微かな痛みが。若干の水ぶくれも見られることから、軽い凍傷になっていたようです。一週間経った今でもまだ違和感が残っていて、反省です。
帰ってきた! 今回はいつも以上に無事に帰れて良かった、とホッとしました。 追伸 下山途中から指先にしびれるような微かな痛みが。若干の水ぶくれも見られることから、軽い凍傷になっていたようです。一週間経った今でもまだ違和感が残っていて、反省です。

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