昨夜は大阪市内で仲間との飲み会。さらに帰りに行きつけのバーに寄った関係で、二日酔いこそほとんどなかったものの寝不足と疲労感があったので、当初和泉山脈の三国山に行くつもりでしたが、しんどいので代わりに泉南市の里山、雨山、高山、愛宕山に登ってきました。 しかしいつも里山は本当に大変でアルプス、八ヶ岳、鈴鹿、比良、大峰、台高よりも苦戦を強いられます(笑) 雨山は熊取にも同じ名前の大阪ではそこそこ有名な山がありますが、それとは全く別です。 しかし頂上には祠があり、雨乞いの山だったことが伺えます。登山道は鉄塔の管理道を通りますが、結構危険な感じでしたのでオススメできません。 高山はイングリッシュローズガーデンの奥にありますが、アスファルト道で山頂付近まで行けるので楽に登れます。 愛宕山はこれまた京都に有名な愛宕山がありますが、この泉南市の愛宕山山頂にも愛宕権現が祀られています。参道から登らなかったので、バリエーションルートになります。中腹にある林昌寺はこじんまりとしてますが、凄くいい感じのお寺でした。 近くにある高倉山も登る予定でしたが、お菊山と笠山とセットで登れるのでその時にでも。 今回のコースはほとんど街歩きになりますし、雨山から高山の直線距離は近くてもかなりの距離を回り込まなくてはなりません。 急遽昼前に行き先を決めた感じの山行でした。
JR阪和線の和泉鳥取駅からスタート。駅員さんのいる有人駅です。駅前には商店もありました。
これから登る雨山が見えます。雨山と言ってもガイドブックにもよく載ってる熊取にあるメジャーな雨山ではございません。低山とはいえ急峻な感じ!?
松風荘園から登って行きました。住宅街としてはかなりの急坂です。
そしてこの素晴らしい展望。紀泉アルプスの銀の峰ハイキングコースの第一パノラマと第二パノラマ付近を遠望できます。
取り付きが無さそうだったので下りました。よく探せばあったのかもしれませんが。
雨山の東側にある荒れたアスファルト道脇に巨大なコンクリートブロックがいくつか置かれていて、その隙間から登りました。
雨山登山口。山頂に電波塔があるので、管理用の鉄の階段があります。 また頂上に祠があるので昔は参道だったのではないでしょうか。
階段を登るとT字の突き当たりでザレた尾根に出ます。
参道はT字路を左折します。コンクリート舗装されてます。
西側は切れ落ちた感じ。この写真のところはそうでもないですが、雑草が生い茂って道が狭くなってるところは西側に木も生えてなく危険でした
先程歩いた松風荘園が見渡せます。
山頂直下からはまた管理用の鉄階段が現れます。
凄く藪ってる感じですが、実際はそれほどでもなかったです。しかし藪漕ぎは必要。
山頂まであと一歩。
雨山の山頂にある鉄塔。
山頂には祠も祀られていました。熊取町の雨山と同じく雨乞いの山だったのでしょう。
雨山頂上はほとんど展望はありませんでした。
下山途中阪和自動車道を見下ろせます。雨山の下には雨山トンネルが貫通してます。
高山に向かう途中で振り返って雨山を撮影。
これから向かう農業公園「花咲きファーム」の看板。今はイングリッシュローズガーデン。
結構な距離をあるいてイングリッシュローズガーデンに到着。見えている建物はトイレです。
園内の四阿で小休憩。
綺麗にたくさんの薔薇が咲いていました。
英国風です。
これは黄色。
アスファルト道はこのコンクリートの貯水池まで延びてます。
ここから高山に取り付きます。
山頂広場の様子。
高山の三角点。
高山は展望がありました。
先程登った雨山も見えました。
イングリッシュローズガーデンにもどりました。園内にあるギフトショップ。色々小物等を売ってる感じでした。
綺麗に咲いてました。
途中にある溜池。釣りをしてる人がいてました。
愛宕山はここから登りました。
最初はコンクリート舗装ですが、しばらく歩くとこんな感じの山道に。
竹林になります。
いい感じの竹林。途中で道がなくなるので斜面を無理矢理上がると……
林昌寺のミニ四国八十八ケ所巡りの周回路にでました。
直ぐに山頂の愛宕権現社に辿り着きます。
帰りは林昌寺の参道を利用。手すりがあるので助かりましたが、岩に苔がびっしりと生えていてかなり滑りやすい感じでした。
林昌寺まで下りてきました。
ここも良い展望です。
紅葉してます。
色づいています。
庭園の池。女郎蜘蛛も上の方に見えます。
いい感じの庭園でした。
紅葉と合わせて。
山門から出て和泉砂川駅に向かいます。すこし遠回りをしてしまいました。
砂川寄りにもミニ四国八十八ケ所巡りの周回路がありました。
ようやく街にでました。
和泉砂川駅に到着。