唐松岳 厳冬期アイゼン登山

2024.02.17(土) 日帰り

いつもの山友さんが厳冬期の唐松岳(2696m)に登りたいというのて色々調べて、挑戦してみました。 今回の登山は、帰りのリフトの時間制限もあるために、ずっと時間とのにらめっこ。冬山初心者にはなかなかハードな登山でした。 ゴンドラとリフトを乗り継いで、最上部のリフトを降りてすぐにアイゼンを装着。 登り始めからしっかりトレースがあり、用意したワカンも履かず、風もなく比較的歩きやすい状態で歩けました。 ですが、上の樺(かな?)を超えたあたりで突然強風が吹き始め、高山の厳しさの洗礼を浴びます。ある程度進むと風は落ち着き、また歩きやすくなります。何カ所かそういう場所があり、小屋から山頂までの間が1番強い爆風で、風に煽られながら何とか山頂へ。 山頂では360度パノラマの絶景の景色が広がり、後ろ立山連峰に剱岳が見え。テンション爆上がり。最高の景色でした! 唐松岳下山は12時30分までに、と思っていたけど、山頂の景色が美しすぎて結局45分頃まで滞在。 帰りは、一部走って降りきて、なんとかリフト乗り場に到着。アイゼンを脱ぐ時間を考えたり、途中でトラブルがあったりした時の事を考えると、かなりギリギリな感じがしました。 体力に自信が無いと、かなりタイトなタイムスケジュールになってしまいますね。 とは言っても、終始天気も景色もよく、唐松岳までの景色が最高で、山頂直前に眼の前に現れた厳冬期の後立山連峰も美しく、最高の山行でした✨ 冬山初心者の私にとってしばらく忘れられない登山になりそうです。 先日雪が降ったようなので、予備ワカンを持っていったけど使わず。ピッケルも使わず、終始、アイゼンとポールで行動できました。 〜備忘録〜 装備   12本爪アイゼン ザック  チュガッチGUIDE45 ヘルメットBDヘルメット ポール  BDトラバースポール Dレイヤー ミレー網シャツ      網パンツ Bレイヤー ジオライン MW アウター ストームクルーザー パンツ  アルパインパンツ      ジオラインタイツ 手袋   テムレス      インナー手袋 その他  サングラス    (途中紛失ごめんなさい🙇)      ゴーグル      水筒      ペットボトル650×2      食料、行動食 予備  ワカン     ピッケル×2     トレールアクションパーカー     メリノウールプラス     U.L.サーマラップジャケット     イスカ手袋     ヘッドライト     ツエルト     エマージェンシーシート     スコップ     行動食2     救急セット     UVケア用品 ※ペットボトルお茶×1、ソイジョイ×2、100均羊羹2個、ミニ塩羊羹2個、柿の種×1、ミニあんぱん×2消費。 山頂直下から山頂にかけての360度動画をアップしたのでそちらも宜しかったらどうぞ。最高の景色と爆風の感じがわかると思います😋(動画の⚙設定で高画質にすると綺麗に見れました✨)

八方アルペンライン往復乗車券(4100円)を買って、コンパスで作った登山届けを渡し、ゴンドラ乗り場に並びます。(※ヤマップでプリントした登山届け(2枚になってしまいます)より、見やすく感じました)

八方アルペンライン往復乗車券(4100円)を買って、コンパスで作った登山届けを渡し、ゴンドラ乗り場に並びます。(※ヤマップでプリントした登山届け(2枚になってしまいます)より、見やすく感じました)

八方アルペンライン往復乗車券(4100円)を買って、コンパスで作った登山届けを渡し、ゴンドラ乗り場に並びます。(※ヤマップでプリントした登山届け(2枚になってしまいます)より、見やすく感じました)

兎平のコブを目の前にして、ゴンドラから降り、リフトに並びます。
このコブを滑ったのはかれこれ30年前の事、まさか歩いてここまで来る事になるとは、思ってもみませんでした😋

兎平のコブを目の前にして、ゴンドラから降り、リフトに並びます。 このコブを滑ったのはかれこれ30年前の事、まさか歩いてここまで来る事になるとは、思ってもみませんでした😋

兎平のコブを目の前にして、ゴンドラから降り、リフトに並びます。 このコブを滑ったのはかれこれ30年前の事、まさか歩いてここまで来る事になるとは、思ってもみませんでした😋

雪で白くなった森と空のコントラストが素敵✨

雪で白くなった森と空のコントラストが素敵✨

雪で白くなった森と空のコントラストが素敵✨

リフトに乗って、レッツゴー

リフトに乗って、レッツゴー

リフトに乗って、レッツゴー

さて、次のリフトが待ち構えています😋

さて、次のリフトが待ち構えています😋

さて、次のリフトが待ち構えています😋

スキー場最上部、登山口到着。
リフト終了3時10分。
これまで頑張って降りてきます!

スキー場最上部、登山口到着。 リフト終了3時10分。 これまで頑張って降りてきます!

スキー場最上部、登山口到着。 リフト終了3時10分。 これまで頑張って降りてきます!

様々な注意事項を確認。

様々な注意事項を確認。

様々な注意事項を確認。

様々な注意事項を確認。

様々な注意事項を確認。

様々な注意事項を確認。

アイゼンを履いて登山開始。

アイゼンを履いて登山開始。

アイゼンを履いて登山開始。

バックカントリーの方々が沢山いらっしゃいました!
来年ここで滑ってみたくなりました✨

バックカントリーの方々が沢山いらっしゃいました! 来年ここで滑ってみたくなりました✨

バックカントリーの方々が沢山いらっしゃいました! 来年ここで滑ってみたくなりました✨

八方ケルン到着

八方ケルン到着

八方ケルン到着

第3ケルン到着
定期的に見えてくるこの大きなケルンが登山コースの一つの目安になっているようでした

第3ケルン到着 定期的に見えてくるこの大きなケルンが登山コースの一つの目安になっているようでした

第3ケルン到着 定期的に見えてくるこの大きなケルンが登山コースの一つの目安になっているようでした

暴風で巻き上がる雪煙と飛行機雲が超カッコイイ一枚
(※あきちゃん撮影)
13/45

暴風で巻き上がる雪煙と飛行機雲が超カッコイイ一枚 (※あきちゃん撮影)

暴風で巻き上がる雪煙と飛行機雲が超カッコイイ一枚 (※あきちゃん撮影)

先はまだまだ続きます。
晴天で風もなく穏やかな最高の日でした✨

先はまだまだ続きます。 晴天で風もなく穏やかな最高の日でした✨

先はまだまだ続きます。 晴天で風もなく穏やかな最高の日でした✨

八方池のある場所だとか。
ただの雪原に見えます。
テントが見えました✨ただただ凄いです🤩

八方池のある場所だとか。 ただの雪原に見えます。 テントが見えました✨ただただ凄いです🤩

八方池のある場所だとか。 ただの雪原に見えます。 テントが見えました✨ただただ凄いです🤩

森林限界を超えたところに、また森林が現れます。かなり特殊な植生の森だとか。
この森を超えたあたりで、一度目の爆風に合います。

森林限界を超えたところに、また森林が現れます。かなり特殊な植生の森だとか。 この森を超えたあたりで、一度目の爆風に合います。

森林限界を超えたところに、また森林が現れます。かなり特殊な植生の森だとか。 この森を超えたあたりで、一度目の爆風に合います。

どこの山だろう。めちゃくちゃ格好良い山でした。

どこの山だろう。めちゃくちゃ格好良い山でした。

どこの山だろう。めちゃくちゃ格好良い山でした。

新雪があると思いワカン、スノーシューを持ってきたけどトレースがしっかりあり、歩きやすくなっていて、アイゼンだけで登れました。

新雪があると思いワカン、スノーシューを持ってきたけどトレースがしっかりあり、歩きやすくなっていて、アイゼンだけで登れました。

新雪があると思いワカン、スノーシューを持ってきたけどトレースがしっかりあり、歩きやすくなっていて、アイゼンだけで登れました。

唐松岳と超カッコイイ後ろ姿を撮ってくれました!!
でも、どれが唐松岳?まだまだ先が続きます😏
(※あきちゃん撮影)
19/45

唐松岳と超カッコイイ後ろ姿を撮ってくれました!! でも、どれが唐松岳?まだまだ先が続きます😏 (※あきちゃん撮影)

唐松岳と超カッコイイ後ろ姿を撮ってくれました!! でも、どれが唐松岳?まだまだ先が続きます😏 (※あきちゃん撮影)

終始穏やかな天気でしたが、何箇所か暴風箇所があり、流石に苦戦しました。
唐松岳頂上山荘から山頂までのこの場所が1番強く、恐ろしかったです😢

終始穏やかな天気でしたが、何箇所か暴風箇所があり、流石に苦戦しました。 唐松岳頂上山荘から山頂までのこの場所が1番強く、恐ろしかったです😢

終始穏やかな天気でしたが、何箇所か暴風箇所があり、流石に苦戦しました。 唐松岳頂上山荘から山頂までのこの場所が1番強く、恐ろしかったです😢

唐松岳頂上山荘からの爆風を乗り越え唐松岳到着!

唐松岳頂上山荘からの爆風を乗り越え唐松岳到着!

唐松岳頂上山荘からの爆風を乗り越え唐松岳到着!

唐松岳山頂から絶景の360度パノラマが広がります。

唐松岳山頂から絶景の360度パノラマが広がります。

唐松岳山頂から絶景の360度パノラマが広がります。

後立山連峰。剱岳かな?

後立山連峰。剱岳かな?

後立山連峰。剱岳かな?

後立山連峰!

後立山連峰!

後立山連峰!

あまりに景色が良くて、下山時間が遅くなってしまいました😅頑張って下山します。

あまりに景色が良くて、下山時間が遅くなってしまいました😅頑張って下山します。

あまりに景色が良くて、下山時間が遅くなってしまいました😅頑張って下山します。

唐松岳頂上山荘到着。

唐松岳頂上山荘到着。

唐松岳頂上山荘到着。

風が強いのか様々な風紋が見られます

風が強いのか様々な風紋が見られます

風が強いのか様々な風紋が見られます

日が傾いてきて、山肌にできる影が目茶苦茶格好良く演出されています。

日が傾いてきて、山肌にできる影が目茶苦茶格好良く演出されています。

日が傾いてきて、山肌にできる影が目茶苦茶格好良く演出されています。

一部走って降りてきたおかげで時間に多少の余裕できたので、帰りは八方池経由で

一部走って降りてきたおかげで時間に多少の余裕できたので、帰りは八方池経由で

一部走って降りてきたおかげで時間に多少の余裕できたので、帰りは八方池経由で

八方池横の社到着
この後八方池の上を通って下山

八方池横の社到着 この後八方池の上を通って下山

八方池横の社到着 この後八方池の上を通って下山

時間前になんとかリフト乗り場到着!
アイゼンを脱ぎ、寒さ対策の為に上着を着てリフトに備えます。

時間前になんとかリフト乗り場到着! アイゼンを脱ぎ、寒さ対策の為に上着を着てリフトに備えます。

時間前になんとかリフト乗り場到着! アイゼンを脱ぎ、寒さ対策の為に上着を着てリフトに備えます。

帰りの兎平のコブ。影ができ凶悪コブの大きさがわかります。
流石にこのコブはもう滑れないかな〜?

帰りの兎平のコブ。影ができ凶悪コブの大きさがわかります。 流石にこのコブはもう滑れないかな〜?

帰りの兎平のコブ。影ができ凶悪コブの大きさがわかります。 流石にこのコブはもう滑れないかな〜?

八方アルペンライン往復乗車券(4100円)を買って、コンパスで作った登山届けを渡し、ゴンドラ乗り場に並びます。(※ヤマップでプリントした登山届け(2枚になってしまいます)より、見やすく感じました)

兎平のコブを目の前にして、ゴンドラから降り、リフトに並びます。 このコブを滑ったのはかれこれ30年前の事、まさか歩いてここまで来る事になるとは、思ってもみませんでした😋

雪で白くなった森と空のコントラストが素敵✨

リフトに乗って、レッツゴー

さて、次のリフトが待ち構えています😋

スキー場最上部、登山口到着。 リフト終了3時10分。 これまで頑張って降りてきます!

様々な注意事項を確認。

様々な注意事項を確認。

アイゼンを履いて登山開始。

バックカントリーの方々が沢山いらっしゃいました! 来年ここで滑ってみたくなりました✨

八方ケルン到着

第3ケルン到着 定期的に見えてくるこの大きなケルンが登山コースの一つの目安になっているようでした

暴風で巻き上がる雪煙と飛行機雲が超カッコイイ一枚 (※あきちゃん撮影)

先はまだまだ続きます。 晴天で風もなく穏やかな最高の日でした✨

八方池のある場所だとか。 ただの雪原に見えます。 テントが見えました✨ただただ凄いです🤩

森林限界を超えたところに、また森林が現れます。かなり特殊な植生の森だとか。 この森を超えたあたりで、一度目の爆風に合います。

どこの山だろう。めちゃくちゃ格好良い山でした。

新雪があると思いワカン、スノーシューを持ってきたけどトレースがしっかりあり、歩きやすくなっていて、アイゼンだけで登れました。

唐松岳と超カッコイイ後ろ姿を撮ってくれました!! でも、どれが唐松岳?まだまだ先が続きます😏 (※あきちゃん撮影)

終始穏やかな天気でしたが、何箇所か暴風箇所があり、流石に苦戦しました。 唐松岳頂上山荘から山頂までのこの場所が1番強く、恐ろしかったです😢

唐松岳頂上山荘からの爆風を乗り越え唐松岳到着!

唐松岳山頂から絶景の360度パノラマが広がります。

後立山連峰。剱岳かな?

後立山連峰!

あまりに景色が良くて、下山時間が遅くなってしまいました😅頑張って下山します。

唐松岳頂上山荘到着。

風が強いのか様々な風紋が見られます

日が傾いてきて、山肌にできる影が目茶苦茶格好良く演出されています。

一部走って降りてきたおかげで時間に多少の余裕できたので、帰りは八方池経由で

八方池横の社到着 この後八方池の上を通って下山

時間前になんとかリフト乗り場到着! アイゼンを脱ぎ、寒さ対策の為に上着を着てリフトに備えます。

帰りの兎平のコブ。影ができ凶悪コブの大きさがわかります。 流石にこのコブはもう滑れないかな〜?

この活動日記で通ったコース

唐松岳(八方池山荘)

  • 06:19
  • 9.5 km
  • 1003 m
  • コース定数 24

八方尾根から唐松に向かうルートは上りと下りにリフトとゴンドラを利用でき、標高1800m付近まで上がることができる。山頂までの標高差も800mと、楽なアプローチで登山時間も短く、難所もないため、初心者の北アルプスデビューにはよいかもしれない。