白鷹丘陵トレイル【無計画過ぎて戦略的撤退】

2024.02.11(日) 日帰り

雪解け後に山メンと行こうと思ってた白鷹丘陵トレイル。 一旦ノー泊でも行けるかロケハンしても良いのでは? 思い立ったが吉日。ならその日以降は全て凶日だというトリコの言葉は置いといて、自分なりに考えて事前準備の上、山形に車を走らせます。 YAMAP推奨スタート地点へ到着するも何処に車停めたらええんや。。。 夜明け前なので迷いましたが一先ず富神山南口へ駐車。 あとで思いましたが長時間駐車を考えると広めの北口に停めて富神山スタートでも良いのかも? 4時出発を考えていましたが1人の夜間入山はちょっと怖く、5時を回り、覚悟を決め出発です。 出発地点からは、コースは外れますが五座登頂のひとつ、鷹取山も狙えましたが体力面を考慮し今回は見送ってコースにならって進みます。 道路は除雪で雪はなかったですが流石に山道はくるぶし位の雪が積もっています。 靴はいつものローカットですが今回は秘策の防水靴下を装備! いつもなら多少は濡れてくるはずが全く濡れ・冷えを感じない!神アイテムか!? 皆さんの日記によく出てくる軽トラヘッドなんかを撮影しつつ更に奥へ。 日が昇ったころには積もった雪も脛位までに。 いや今回ワカン・スノーシューは用意してないんだよなー、まずいなーこわいなー。 そしていよいよ一般車両が入らない林道は積雪が遂に膝上に。 聞いてないんだが!? いや普通はスノーシューくらい用意してくるよね!? 当然のことをセルフツッコミつつ、これでは足パワーと体力が削られる。。。! しかし漢ざき、死中に活を見出だす者。 1.轍だったっぽい所の近くを歩く 2.地面に対し足裏を水平に置く 3.全体重を預けきる前に次の足へ これで何とか沈みきらずに歩けるぞ! これを『ざき式雪中歩法』と名付けよう! 雪質に全神経を集中し、ざき式雪中歩法で進みますがかなり神経をすり減らします。 そろそろ楽したい。。。!と考えていた矢先、木を保存する小屋があり、そこからはスノーシューらしきラッセル痕が! アリガットウ!アリガットウ! これをトレースさせていただき、一般道へ出ます。 当然ながら除雪済み。気持ちにも余裕が出始め、おにぎりを貪りつつ進みます。 すると水芭蕉の看板があり、このトレイルの目玉だったなーと思い出しましたが流石に今は見れないかーと少し進んだあとにYAMAP確認。 。。。こ、ここをいくのか? どうみてもガンギマリ積雪です。 ま、まあ?ざき式雪中歩法もあるし?と思いとりあえずは群生地っぽい所の看板まで到達。 しかしここからはYAMAPを見てもどう進むのかわかりません。 1歩進むと雪を踏み抜き腰まではまる。 これを3回くらい繰り返し、「あ、これアカンやつや」と感じたので無念の撤退。 別コースから白鷹山を目指します。 登山口看板も出てきて傾斜もキツくなってきたので堪らず持ってきたチェーンスパイクを装着。 爪長さが足りていないのか若干滑りますが無いよりマシと進みます。 こちらもスノーシュー痕をトレースさせていただきながら進みましたが、半分くらい先からは前日の雪やら風やらでラッセル痕がまったくわからず。 まあマナーにも反してるしなと思いつつ膝上積雪をラッセルしつつ進みます。 何とか白鷹山へ到着。 喜びもひとしおですが、まずは登頂証明ゲットとお参り。 一休みもしたいところですが自分の予想を遥かに上回る積雪量に時間がかかったため、そそくさと次の山へ向かいます。 西黒森山へ向かう方の道は完全な新雪状態でしたが臆せず足を運びます。 今だからいえる事ですがここで引き返しておけば。。。! まずとにかくすごい積雪量。 普通に場所によっては腰まで積もってます。 こんなやわらか雪に歩法もクソもありません。気合いで進みます。。。が、やはり積雪量が多いとYAMAPを見ても道がわかりません。 勘で進んではYAMAP確認で進んだはずが、早くもルート外れ。 復帰するにはスーパー急傾斜をこの積雪量の状態で登らなければなりません。 自身の体力や今後を考慮し、やはりルート復帰すべきと昇りますがまー進みません。 足は前述の防水靴下でノーダメですが、手袋は防水性一切なしのバイクグローブ。 指がもぎ取れるんじゃないかという冷たさとも戦いつつ何とかルート復帰。 と同時に右股関節に痛みが。 いつかの一切経山の古傷が再発します。 満身創痍で挑む下山道。 またもやルートがわからん場所に到達。 今度はあの登る動きはしたくないと思い、傾斜を上めに進みますが結果これが悪手。 再度ルート外れ。 復帰には谷を越え向こう側へ行かなければなりません。 この股関節でそれは厳しい。。。 ルートを外れつつも合流点を目指し進みますが相変わらず谷越え不可避な上、股下まである雪のラッセルに股関節がもう耐えられません。 状況としては結構詰んでました。 ここは電波も通じない。。。現状の装備でここから本格的に動けなくなったら。。。? 最悪の想定が頭をよぎりますが、まあそれは考えてもしょうがない。 まずは谷まで降り、防水靴下を信じて沢中を下ります。 靴下の性能は十分で何とかなりましたがいかんせん沢幅が狭い。 これを続けては時間がかかりすぎる。 考えた末に再度ルート復帰を選択、気合いで急傾斜を登りギリギリの状態でルート復帰。 積雪量が変わることはありませんがコースになっている場所はやはり歩きやすい! この勢いのまま何とか登りとは反対側の登山口へ到着。 成し遂げたぞ。。。! さあここからは完全なベタ降り。 丁度中間地点くらいの場所なので同じくらいの距離(10数キロ)を戻る必要がありますが、辛くなったら近くの道路を進みリタイア可能というこのトレイルコースの強みを活かす時が来ました。 しかしここから除雪済みの一般道へ出るにも何処かをラッセルしないとたどり着けません。 YAMAPとにらめっこし、絶対に除雪されていない道を通るが、近いしその後は除雪済みの道で帰れるルートを選択。 気合いで股下ラッセルを押し進め、体感2キロを経由後、除雪済み一般道へ。。。! 感極まる瞬間ですがまずはチェーンスパイクを脱ぎ、おにぎり・チョコを貪り体力回復。 その後は足の痛みに耐えつつ、車の待つ富神山を目指します。 そして何とか富神山北口へ到着。 体はボロボロ。。。 でもどうせなら登りたい。。。 数分葛藤しましたが登山口の時点で、踏みしめられているとはいえ積雪を確認。 時間も16時を過ぎていたため、なくなく断念。 。。。したのですが東口なるものがございましてですね?(突然の営業トーク) ここは雪もないな。。。これは。。。? Get Up!Stand Up!行くしかねぇ! ココロオドらせ、体に鞭をうち山頂を目指すことに。 なかなかの傾斜でしたが、五社山で鍛えた過去の経験が幸いし何とか山頂へ。 ビューが良い! 流石に山形県民に愛される山、景観最高でした。 ここで食べるタイミングがなかったチリトマトヌードルを、ぬるま湯と化した熱湯だったものをスタンレーボトルから注ぎ、当然出来上がるはずもなく、バリバリと食べました。 クッカーはありましたけどね? 使う余力はありませんでしたね? そこからは南口を降ります。 身体が万全であれば絶対に楽しい傾斜感! 鎖場になっている箇所もあり、バリエーションに富んだ道です。 日を改めて北口含めまた登りに来たいです。 という訳で何とかギリギリ日が落ちる前に、リタイアしたものの今回のトレイルは完遂! 再び命の危機を感じる思いもしましたが冬山登山に関して非常に学びのあるものでした! 今度はしっかり準備して、東西黒森山と五座登頂の鷹取山にも登ってリベンジかましたりたいと思います! 。。。ごちゃごちゃ言ってないでスノーシュー買おうね?うん。