活動データ
タイム
03:55
距離
12.9km
のぼり
867m
くだり
863m
活動詳細
すべて見るこれやこの…行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関。昔、蟬丸さんが詠んだこの交通の要衝を跨ぐ「逢坂山」と「音羽山」をダブルで。 逢坂の関は、滋賀の湖南方面から京都へ出るときに必ず使う通り路。時空を遡れば、この辺りは「都」に入る入り口であり、「都」から旅立つ門出に当る場所。多くの人たちの出逢いと別れにまつわる気持ちが、この空間を往き来してたのかと思うと、情緒深い場所なのだと初めて感じた。 逢坂の関の北側には逢坂山、南側には音羽山が鎮座して、その山あいをいにしえの往来があり、紀貫之や清少納言、蟬丸といった、日本一級の多くの歌人たちが、これらの地の名前を歌に詠んだ。 うむ。アーティスティックでクリエイティブな力を少しでも授かれたら…という、いつもとは少し違う気持ちで山道を歩いた。 兼ねてから、多くのYAMAP先輩たちの日記を見て音羽山から琵琶湖を望んでみたいと考えてきたのでとても満足。こういう琵琶湖が見えるとは!と感激ひと潮の一日だった。
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