活動データ
タイム
07:48
距離
14.1km
のぼり
1190m
くだり
1186m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る浅間山を毎日見ているとだんだん登りたくなってくる。 どうしようかなあなんて思っていたけど結局行くかと重い腰を上げる。 浅間山荘の駐車場までは積雪が無かった。 まだまとまった雪が降ってないんだね。 流石に浅間山荘から先には積雪がある。 登りで滝を見て先へと進む。 天気は良くないがこれから快方に向かう事を期待しよう。 私は比較的早い出発だったみたいで最初は3名しか登山者と会わなかった。 そのうち1名はソロの女性だ。 凄いね。 硫化水素臭い谷を抜けると火山館に到着。 火山館は山小屋じゃないから宿泊、飲食は出来ない。 しかし飲料水の補給はできるよ。 そしてトイレもある。 先へと進もう。 暫くは比較的平坦な森林の中を進む。 メジャーなルートだから説明するまでもないけどねっ。 さてそろそろ森林限界を抜ける。 だんだんと風が強くなってきた。 これも想定内だ。 冬は単独峰の浅間山の北風はとても強い。 今日はどうかと言うと午後はかなり弱いと天気予報で確認してきたんだ。 だから飛ばされるほど強くない。 そして森林限界を抜けたら吹きさらしの急登になる。 吹きさらしという事は、着雪が見込めないという事だね。 つまりカリカリに固い。 なのでアイゼンは必須だ。 前爪付きのアイゼンでないとダメだと思う。 あとピッケルがあれば安心だ。 今日は使わなかったけど冬山だからね。 そしてこぶし大の石を落としてしまう。 見事に下まで凄い勢いで転がり落ちて行った。 幸い下に登山道は無く誰も危険な目に合わなかった。 しかし自然に落石が発生する場合だってある。 上から石が降ってきたら咄嗟に動ける状況じゃないからヘルメットがあれば安全。 避けたら滑落とかありそうで怖い。 美しい風景の中噴火口と第一外輪山の間に到着する。 依然雲に覆われ視界は悪い。 経験上午前中より午後の方が雲がとれる確率が上がる。 だから少し早い昼食を摂る。 だけど-10度で強風でバーナーの火が何度か消える。 退避壕の中より外の方が良かったかも。 手が冷たくて凍傷になりそうだ。 そしてなんか前掛山がすっと見えてくる。 風に流され雲が晴れた。 さ、いこか。 前掛山に行くなら今でしょ。 もうね感動しきりですよ。 すっきりとした晴天とは違う風に流される雲の合間から見える風景は別格の趣がある。 夢中でシャッターを切っているとバッテリーが寒さでやられる。 グワーッ 山頂でのバッテリー交換地獄過ぎる。 山頂からの下りも何度も止まりシャッターを切る。 な残り惜しくはあるが下りますか。 少し下ると午前中より気温が上がっており、あの凍り付く雰囲気が消えている。 氷点下であることは変わりないが緩い気温と風だ。 なんか下に降りてきてから昼食にすればとか思ってしまう。 まあいいけど。 後はひたすら下山して天狗温泉まで下山、ここの温泉はなかなかの泉質らしいが。 入浴したことは無い。 今日は旧碓氷峠を下って峠の湯だね。 夕食はトン汁定食810円でね。 次の日左手の中指先端の感覚が鈍い、軽度の凍傷だ。
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