目的は銀峯。そこからの庚申山での周回を目論む。 思った通り雪は少ない。庚申川沿いの道には路肩にうっすらある程度で、駐車場も同様。 なんとなくゆっくりスタートになってしまったが、12時前に庚申山到着を目指し歩きだす。気温はマイナス3度、冷え込みはそうでもなく風も無いのはありがたい。 歩き出してしばらくしても、林道の積雪は日陰の残雪くらいで、滑り止めは必要ない。 今回はこんな感じなのでワカンは持たず。多少の雪ならつぼ足覚悟で行ってみる。 一の鳥居手前で道は雪で覆われだしたがなおも進み、庚申七滝近くで小休憩ついでにチェーンスパイクを履く。 この先で沢の右岸尾根に乗るつもりだが、見上げると尾根筋の積雪はそうでもないようなので、しばらくはチェーンスパイクのほうが足捌きは良さそうだ。 尾根末端ではなく少し行った辺りから乗るのが正解らしい。たそがれさんの記事で予習はしたつもりだったが、少し尾根筋を進むとすぐ近くに一般道が並走、どう見てもそっち歩いたほうが良さそうなので乗り換える。ちょっと尾根に乗るのが早すぎた模様。 尾根上は勿論人間のトレースは無いが鹿は多少歩いているようでうっすらトレースを追って行くが、今のところ雪は踝程度だし時には地面が露出もしているのでチェーンスパイクで丁度いい感じ。 しばらく上がると岩斜面が立ち塞がる感じの場所に来たが、巻いた感じの鹿トレースも見当たらないので灌木掴みながらよじ登る。 1400mを過ぎた辺りでかなり息もきれだしての小休止。さすがに急斜面と雪も増え出したのでアイゼンに変え歩きを再開すると格段に歩きやすくなった。 勾配がキツくなりフロントポインティングも多用してのきわどいツヅラ折りも頻発。 やがて傾斜も緩むと窪地状の鹿に休憩地っぽい場所に。モフモフの膝高でツボ足を余儀なくされるが、場所により風が抜ける所ならば足首程度になり救われる。 しばらく緩い勾配の尾根が続き、やがて大岩地帯をすり抜け灌木をかき分けて少し登ると『この先立ち入り禁止』の看板の後ろから開けた岩場に飛び出た、天下の見晴らしだ。ここもザッと周囲を見渡してソソクサと下りにかかり、なだらかな尾根を進むと一般道との合流点。そのまま突っ切りまた登りに掛かる。ここからは銀峯直下の急登に。えっちらおっちらと蹴り込みながら、立ち休みの回数もかなり増える。広い尾根と言うより、ただの急斜面といった様相で、鹿トレースも右に左に錯綜していて惑わされる。 そしてやっとの思いで山頂に。 そこには写真で見た通りの山名板とケルンがあった。ここまでかなり時間が掛かってしまったのでノンビリもしてられないなと写真を撮って先を急ぐ事に。 二重稜線っぽい場所を通過し、やがて緩やかな笹の尾根は凄くいい感じで左手下方斜面には白樺だかダケカンバかの林がこれまたいい感じ。袈裟丸連峰をみながら徐々に傾斜の増す尾根を上がるが、この辺は風が抜ける場所らしく積雪は少ない。 開けた尾根から樹林帯へと変わるころには、傾斜はマックスになると同時に積雪も増えだし、完全ノートレースの膝高のツボ足となり、倒木を迂回しながらの急登はツボ足キックステップでゼーゼーいいながら疲労とタイムロスは相当なもの。山頂まで300m弱この調子がつづき、やっと平坦地に出たとたん一般道と合流。更にツボ足は続き、100m程でやっと庚申山到着。12時30分は過ぎていた。 後半につづく ※登り、下り尾根共に登山道ではありませんので、間違って進入しないように注意してください。軌跡は一部加工してあります、同じようには進めません。
駐車場でもこの程度の雪。 きたっち号でも難なく来られました。
駐車場でもこの程度の雪。 きたっち号でも難なく来られました。
歩き出しの林道もこんな程度
歩き出しの林道もこんな程度
まだ路面露出
まだ路面露出
日向は無雪
日向は無雪
この辺へ来てやっとの雪。 今日の足跡は無い。
この辺へ来てやっとの雪。 今日の足跡は無い。
一の鳥居 谷間の日陰はそれなり
一の鳥居 谷間の日陰はそれなり
沢を渡る
沢を渡る
ナゲさんはションボリ。 この辺の短区間の尾根筋は右から巻く。
ナゲさんはションボリ。 この辺の短区間の尾根筋は右から巻く。
尾根が痩せてきたぞ
尾根が痩せてきたぞ
幅30センチ無し 両側はキレ落ちている。
幅30センチ無し 両側はキレ落ちている。
斜度が増しだした
斜度が増しだした
ここでアイゼンにチェンジ。 なぜかザックがパンパンなので今日はコンパクトな10本持参。
ここでアイゼンにチェンジ。 なぜかザックがパンパンなので今日はコンパクトな10本持参。
平坦気味なモフモフ地帯はツボ足で。
平坦気味なモフモフ地帯はツボ足で。
雪が薄いとアイゼンの突っ掛けに注意。
雪が薄いとアイゼンの突っ掛けに注意。
あそこは天下の見晴らしか？
あそこは天下の見晴らしか？
袈裟丸方面
袈裟丸方面
鹿トレースに習い大岩地帯を右から巻く。
鹿トレースに習い大岩地帯を右から巻く。
手前が銀峯と奥に庚申山。
手前が銀峯と奥に庚申山。
塔の峰と奥は夕日岳か。
塔の峰と奥は夕日岳か。
下より雪が少ない。
下より雪が少ない。
エネルギー補給しないと持たない。 黄色い物①
エネルギー補給しないと持たない。 黄色い物①
かなりの急登はキックステップで。
かなりの急登はキックステップで。
見下ろして。 かなりヤバイ感じですツヅラ折りのトラバース。
見下ろして。 かなりヤバイ感じですツヅラ折りのトラバース。
もうちょい。
もうちょい。
RRさんのケルンも健在。
RRさんのケルンも健在。
少し先に二重稜線ぽい場所。
少し先に二重稜線ぽい場所。
風の通り道なのか積雪は少ない
風の通り道なのか積雪は少ない
徐々に斜度が増していくようだ
徐々に斜度が増していくようだ
振り返えって銀峯
振り返えって銀峯
銀山平方面
銀山平方面
常緑樹の陰で雪が出てきた
常緑樹の陰で雪が出てきた
更に雪は深く
更に雪は深く
振り返り、急登のツボ足は超ハード
振り返り、急登のツボ足は超ハード
到着。予定より1時間以上オーバーか
到着。予定より1時間以上オーバーか
バーナー出している時間もないので、ボトルのお湯でカップ麺。ちょっとぬるめたが仕方なし。 黄色い物②
バーナー出している時間もないので、ボトルのお湯でカップ麺。ちょっとぬるめたが仕方なし。 黄色い物②
多少風があり長時間の休憩は禁物 マイナス8度くらいか
多少風があり長時間の休憩は禁物 マイナス8度くらいか
膝高のツボ足 トレースは消えかかっている。 今日一番深い所かな
膝高のツボ足 トレースは消えかかっている。 今日一番深い所かな
谷地形はかなり雪は残っている
谷地形はかなり雪は残っている
庚申山荘
庚申山荘
舟石新道にはいって(この時すでにコースを外れていた) 溶け気味かな
舟石新道にはいって(この時すでにコースを外れていた) 溶け気味かな
コースをロストに気ずき急斜面を直登。 実際のコースは50mほど上らしい。
コースをロストに気ずき急斜面を直登。 実際のコースは50mほど上らしい。
岩の痩せ尾根に雪がかぶりヤバい感じで慎重に行く。
岩の痩せ尾根に雪がかぶりヤバい感じで慎重に行く。
ブリキマーカー発見。コースに復帰出来た。やれやれ。
ブリキマーカー発見。コースに復帰出来た。やれやれ。
下降気味な鹿トレースに誘導されそうになる。 コースはほぼ同標高を維持。
下降気味な鹿トレースに誘導されそうになる。 コースはほぼ同標高を維持。
下降予定の尾根が見えてきた。
下降予定の尾根が見えてきた。
あのピークも左右どちらかに鹿の巻き道があるハズ
あのピークも左右どちらかに鹿の巻き道があるハズ
鹿トレースを追う
鹿トレースを追う
明瞭な鹿トレース
明瞭な鹿トレース
もうそろそろアイゼンでは歩きにくい
もうそろそろアイゼンでは歩きにくい
やっぱ居るね
やっぱ居るね
駐車場でもこの程度の雪。 きたっち号でも難なく来られました。
歩き出しの林道もこんな程度
まだ路面露出
日向は無雪
この辺へ来てやっとの雪。 今日の足跡は無い。
一の鳥居 谷間の日陰はそれなり
沢を渡る
ナゲさんはションボリ。 この辺の短区間の尾根筋は右から巻く。
尾根が痩せてきたぞ
幅30センチ無し 両側はキレ落ちている。
斜度が増しだした
ここでアイゼンにチェンジ。 なぜかザックがパンパンなので今日はコンパクトな10本持参。
平坦気味なモフモフ地帯はツボ足で。
雪が薄いとアイゼンの突っ掛けに注意。
あそこは天下の見晴らしか？
袈裟丸方面
鹿トレースに習い大岩地帯を右から巻く。
手前が銀峯と奥に庚申山。
塔の峰と奥は夕日岳か。
下より雪が少ない。
エネルギー補給しないと持たない。 黄色い物①
かなりの急登はキックステップで。
見下ろして。 かなりヤバイ感じですツヅラ折りのトラバース。
もうちょい。
RRさんのケルンも健在。
少し先に二重稜線ぽい場所。
風の通り道なのか積雪は少ない
徐々に斜度が増していくようだ
振り返えって銀峯
銀山平方面
常緑樹の陰で雪が出てきた
更に雪は深く
振り返り、急登のツボ足は超ハード
到着。予定より1時間以上オーバーか
バーナー出している時間もないので、ボトルのお湯でカップ麺。ちょっとぬるめたが仕方なし。 黄色い物②
多少風があり長時間の休憩は禁物 マイナス8度くらいか
膝高のツボ足 トレースは消えかかっている。 今日一番深い所かな
谷地形はかなり雪は残っている
庚申山荘
舟石新道にはいって(この時すでにコースを外れていた) 溶け気味かな
コースをロストに気ずき急斜面を直登。 実際のコースは50mほど上らしい。
岩の痩せ尾根に雪がかぶりヤバい感じで慎重に行く。
ブリキマーカー発見。コースに復帰出来た。やれやれ。
下降気味な鹿トレースに誘導されそうになる。 コースはほぼ同標高を維持。
下降予定の尾根が見えてきた。
あのピークも左右どちらかに鹿の巻き道があるハズ
鹿トレースを追う
明瞭な鹿トレース
もうそろそろアイゼンでは歩きにくい
やっぱ居るね