祖母山

この日は2つのミスが重なった。 1つ目は登山口を間違えたこと。 北谷登山口は明確なナビポイントが無かったため、ナビやスマホで何度か検索して大体この辺だろうという感覚で出発したところ、違う登山口に到着してしまった。北谷登山口まで1時間のロス。事前によく確認しておくべきだった。 2つ目は林道工事による通行止め。 事前に高千穂町役場HPで確認したところでは、祖母山林道工事による通行規制は12月28日で終わっているはずだったが、実際行ってみるとまだ通行止めされていた。一の鳥居前には10台くらい駐められるスペースに4台くらい駐まっていた。工事関係者はいなかったのでたぶん登山者の車だろう。ここから林道を2．2㎞歩くことになる。林道往復で1時間のロス。高千穂町役場に電話して確認しておくべきだった。 林道を歩いて北谷登山口に到着すると、東屋トイレ棟が工事中で便槽が外されておりトイレが使えない。さらに登山届けのポストは有るが用紙が無くなったままだった。これも想定外だった。 気を取り直して登る。きっちり0.53㎞刻みの合目標柱をカウントしながら淡々と途中で鹿の群れに交じりながら樹林帯を歩く。8合目辺りから登山道に雪が着き始め、9合目から岩が氷結してスリップしやすくなっている箇所がある。登りは注意して問題なく登ったが、下りは軽アイゼンを装着してリスク回避。8合目で軽アイゼンを外してまた淡々と来た道を下る。樹林帯や藪が多いためあまり眺望も無く、また季節的に花も無いため単調な登山となった。この日は天候は良かったが仕事始めの日だからかすれ違う登山者は少なかった。