木曽駒ケ岳 ホワイトアウト

2019.01.02(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 33
休憩時間
22
距離
3.7 km
のぼり / くだり
473 / 477 m

活動詳細

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あけましておめでとうございます。 年明け早々雪山に突っ込んできました。 冬山のスキルが低いので意識してマメに山に向かわないと上手になりませんので 正月だからと家でゴロゴロテレビを見ててはダメなのです。 といっても北アルプスは天気悪いし八ヶ岳方面は雪が少ないし鈴鹿の雪も恐らく溶けて道が汚い・・・と、行く山がありません。 途方にくれながらもダラダラとネットの天気予報を見てると、雪が少ない木曽駒ヶ岳に朝方にかけて雪が少し降りそうな気配。翌日も晴れ予報、これは決まりだ!ということで木曽駒ヶ岳に向かいました。 早朝から車を走らせてると雪がちらちら。菅の台の駐車場に到着するとうっすらではあるけど一面真っ白。これは期待できそう、と思ったが山の上はガスってないかい? 案の定ロープウェイ行きのバスに同乗する登山者の監視員みたいな人の説明では、千畳敷カール内は雪60センチほどですがホワイトアウトです、稜線も恐らく何も見えない状態かもしれませんとの事。 まぁ、ダメだったらカールを登ってそのまま下りて来てソースカツ丼食べて終了でもいいしとお気楽に上まで上がる事に。 上に行っても真っ白。とはいえ見えない感じでもないので冬山の厳しさを体験しに行くかとカールに向かった。 真っ白の中、ストイックに直登に挑む。 前夜に降った雪のおかげでフカフカ雪のしんどい感じ、こういうの好き。 苦戦するまわりを尻目にガシガシ登って乗越到着、ここから稜線歩き。 しかしこれまでとは別次元の強風、そして真っ白な世界。 木曽駒ヶ岳に向かうつもりが方向がわからない。実は千畳敷カールから木曽駒ヶ岳に登った事がないという自分、致命傷である。 数人いた先行者のトレース探すも消えててわからない。 どうしようか悩んでたら後ろから2人組のおじさま方が来られた。 木曽駒に向かうというので恥を承知で後ろをついていく事にした。 体験した事のない風、体感温度が一気に下がる。 昨年行った八ヶ岳の方が気温は低いのに、今回の方がはるかに寒く、いや冷たく感じる。 バラクラバとゴーグル着用の本気仕様で凍てつく真っ白な世界を歩く。 死と隣り合わせの世界、生きてるのを感じる。大袈裟か。 ほどなくして山頂到着。 木曽駒山頂までは大した距離でもないのだけど濃厚な時間を過ごす事ができました。 帰りも真っ白、先行者について行くが、そっち間違いじゃない?と思ってたらそちらが正解だったりして、やっぱりホワイトアウトって怖い。 そんな感じの今年最初の山行でした。 下山後は初体験のソースカツ丼。 ひれソースカツ丼を頼んですげーと大はしゃぎしてたら隣の兄さんがスペシャルなんたらというのを頼んでて、正気のさたじゃない物が運ばれてきた時はびっくりしました。アレ、変態が食べるやつじゃないのか?笑

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