【1泊2日】八ヶ岳キレット縦走〜阿弥陀岳へ

2024.01.05(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 53
休憩時間
1 時間 19
距離
13.7 km
のぼり / くだり
2312 / 787 m
1 7
2 55
17
2
2
23
36
27
15
2 17
13
DAY 2
合計時間
8 時間 5
休憩時間
45
距離
11.5 km
のぼり / くだり
761 / 1925 m

活動詳細

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2024年最初の登山 本格的な雪稜縦走ルートに挑戦! 観音平はゲートが閉じているのでタクシーで乗り付け、登山口まではベタ足で1時間。ここでチェーンスパイクを履いて、登山スタートです。 編笠山の急登にスタミナを容赦なく削られます。2時間ほど登り基調が続きます。閉鎖されているため、登山者は私ひとり。途中、カモシカに何匹も遭遇しました。基本、夏道と同じ。しかし、雪が多いせいか、押手川付近の分岐点で道に迷いました。 編笠山直下は雪で嵩が上がり、私は顔面に何度となくハイマツアタックを喰らいました。やっとのことで山頂へ。眺望素晴らしく、これから登る山々を眼前に見据えて、気持ちが奮い立ちます。 しばし休憩の後、雪深い下山道から青年小屋へ。小山での間には大きな岩が飛び石であります。足の踏み場にかなり苦労しますが、慎重に進んでいきます。 青年小屋では、2人の登山者とお会いしました。人に会うだけでなんだか安心します。しかし、私のゴールは赤岳展望荘。ここでチェーンスパイクからアイゼンへ、トレッキングポールから⛏️へ、準備万端で権現岳に挑みます。 黙々と登りをこなしますが、登山者が少ないルートのためトーレスは浅く、降雪の影響でペースは上がりません。確信部のギボシの直登を終えて、山頂へ。ラスボスの赤岳の全貌は見えませんが、大天狗の岩場が見えます。 さあ、確信部へ突入 60段以上あるハシゴを慎重に下ります。そして強風の洗礼が始まります。ここから山荘まで谷側からの風に常に晒されます。特に日没後の風は凄まじく、何度も耐風姿勢を取り風をやり過ごします。 本来のルートはキレット小屋を経由して赤岳へ登りますが、踏み跡がなかったため、ルートを間違えてしまいました。要注意です。 ここからが本番。キレット小屋から赤岳山頂までの2時間はタフでした。赤岳山頂直下、岩場の急登が真の確信部ですが、ここで日が暮れました。八ヶ岳の強風に晒されながら、ヘッデンを頼りに岩を攀じ登ります。暗いと視界が狭くなり、道の判断がより困難に。慎重に進むことを第一に、焦らずに歩きます。 赤岳登頂に向け、文三郎尾根を歩いていたはずなのに、気が付けば阿弥陀岳の分岐まで歩いてしまった私。巻道を選びすぎました。ここからまた登り返して赤岳山頂へ向かうときは暗闇。風と雪と会話をしながら、焦らずに登ります。 山頂を通り、赤岳展望荘に着いたのは19:00前でした。山小屋の方や家族、友人に心配をかけた登山になってしまったこと、大いに反省です。本当に申し訳ございませんでした。激しい風が吹く雪道の12時間を超える山行となり、私自身は登山計画以外は準備万端で挑んだために、疲労感を感じつつも、安全に乗り越えることが出来た事はとてもいい経験になりました。 翌日は晴天 朝食後にゆっくり出発。朝焼けの赤岳山頂から阿弥陀岳へ。ノーマルルートは私だけ、他にバリエーションルートで登っている猛者がおりました。夏はクライミング的要素が強いですが、雪山だとピッケルとアイゼンをフル活用。基礎技術を問われる山行です。雪が深く、斜度がキツいため、所々ラッセル状態で進みます。やっと着いた山頂、独り占めです! この景色に疲労は吹っ飛びます。 阿弥陀岳を下山にまた大きなトラブルが。直下に行者小屋へ下る夏道のルートがあります。しかし、ノートレース。雪の道をGPSを頼りにルートをラッセル気味に開拓して進んで行ったその先に、、 🐻⚠️熊⚠️🐻 雪山でまさかの 熊との遭遇 距離にして30メートル、体長は1.5メートルほどでしょうか。のっそのっそと歩く姿、ケツの大きさ、顔、正真正銘の熊そのものです。幸にして視界が悪く風が出てきたので、音は聞こえないはず。様子を見てその場にじっとしている事5分強、熊が谷の方へと立ち去りました。その隙に、背中を見せないようにゆっくりと戻ります。そこから中岳を登り、行者小屋へ下りました。およそ1.5時間のタイムロス。しかし、命には変えられません。バスの時間に合わせて、美濃戸口バス停まで猛チャージ。15:15のバスに間に合い、事なきを得ました。 20時間を超えるドラマチックな雪山登山、とてもいい経験になりましたとさ 【今日の装備】 ◯編笠岳まではチェーンスパイク、トレッキングポール ◯権現岳、赤岳、阿弥陀岳へは10本爪アイゼン、ピッケルを使用 ○ザック 山と道、THREE ○シューズ スボルディバ トランゴ アルプ エボ GTX 純粋な雪山靴ではありませんが、動き易さを重視してこちらを使用。ソックス2枚履きで寒さをカバー。積雪が深く、かなりズボズボで、足の甲あたりは濡れました。しかし、寒くはなく12時間以上行動しても大丈夫でした。しかし、ここまでの雪量ならネパールの方がベターだっと思います。 ○ウェア ・ジャケット: 山と道、All-weather Alpha Jacket 八ヶ岳の猛風でも全然平気。実際、日没後の赤岳山頂付近で、氷点下10℃、風速15メートル前後の中で1時間以上行動しましたが、寒さは一切感じませんでした。 最強です、コイツ◎ ・ベースレイヤー: 山と道、DF Mesh Merino ファイントラックの速乾性Tシャツ ・ボトムス: 山と道、Winter Hike Pants 山と道、Light Alpha Tights 山と道のこの組合せ、最強。

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